妊娠2か月目。妊娠2ヶ月目というと妊娠が分かるか分からないかという時期。あれ?生理が遅れてる?と思って妊娠検査薬を試してみると妊娠していた…というのがだいたい妊娠2ヶ月目です。妊娠2ヶ月の症状と、胎児の状態など知っておくべきことをすべてまとめちゃいました。

【妊娠2ヶ月】妊娠判明

「妊娠2ヶ月」というと、妊娠したことが判明する時期。
だいたいこの頃に生理が遅れて妊娠に気づく...というパターンが多いのではないでしょうか。

妊娠2か月目はまだまだ妊娠初期。
妊娠に気づかない人もたくさんいます。

でも、お腹の中では確実に赤ちゃんが育っていっています。
妊娠2か月目の胎児はどのような状態なのか、そして妊娠初期の母体の症状はどんな感じなのかをまとめています。

妊娠2ヶ月。
ここから出産まで約9か月の旅が始まります。
赤ちゃんの顔が見られる瞬間を心待ちにして、楽しい妊娠期間中にしましょう。

【妊娠2ヶ月】妊娠はどう数える?

妊娠2ヶ月というと、生理が数日遅れて妊娠を疑う...そんな時期です。

生理が数日遅れた時点でもう妊娠2ヶ月!?
どうして?

と思う女性も少なくないでしょう。
そこで、妊娠期間の数え方を解説します。

妊娠期間を知るために、まずドクターは「最終月経が始まった日」を質問すると思います。
これは出産予定日と妊娠期間を知るための大切な質問。
実は最終月経がはじまった日が妊娠0日となるのです。
生理2日目は妊娠1日目です。

本当に不思議なのですが、最終月経がはじまった日は受精や着床をしているわけではなく、ましてや排卵も起こっていない状態。
それなのに妊娠を数え始めるのです。
だから生理期間中が妊娠1週目と数えます。

排卵日は生理がはじまってからだいたい2週間後。
そして受精卵が子宮の内膜に着床するのが排卵日から5日後くらい。
「妊娠」というコンセプトで考えると着床してから「妊娠」となるわけですが、出産予定日を計算するため、最終月経がはじまった日を妊娠0日と考えるのです。

【妊娠2ヶ月】妊娠2ヶ月の体温

基礎体温をつけている人は自分の体温が低温期と、高温期がある事が分かると思います。
これはホルモンの影響で体温が上下するから。

正常に排卵が起こっている人は、生理が始まる日、または起こる前から体温が下がり、排卵日に最も体温が下がります。
排卵日を境に体温は上昇し、次の生理まで高温期が続きます。

妊娠2ヶ月はちょうど生理が遅れている期間。
生理が遅れて、体温が下がらなければ妊娠を疑うと良いでしょう。
妊娠2ヶ月の間は黄体ホルモンの関係で体温が上がっている状態。
妊娠15週頃まで高温期は続き、胎盤が出来上がると、その後はだんだんと体温が下がって普通に落ち着きます。

ただ、体温の上下の差も0.5〜1度以下なので、婦人体温計で毎日正確に計らないと分からない程度です。

【妊娠2ヶ月】妊娠検査薬で陽性なら病院へ

受精卵が着床するとhCGというホルモンが分泌されるようになり、尿や血液中のhCG濃度が上がっていきます。
このため、妊娠すると妊娠検査薬で妊娠の陽性判断ができるのです。
妊娠検査薬は検査キットに尿をかけて妊娠しているかどうかを確認する方法なのですが、生理予定が1週間程遅れたら妊娠検査薬を使って確認しましょう。
あまり早すぎると、妊娠していても陽性反応が出ない時がありますからフライングするよりも1週間待つくらいが◎

妊娠検査薬で陽性反応が出たら、早めに産婦人科を受診しましょう。
産婦人科での検査は問診、血液検査、尿検査、内診となります。
内診は膣の中から子宮の状態を確認する検査方法ですから、はじめての人は緊張するかもしれません。
慣れない人は診察時、パンツスタイルよりはワンピースやロングスカートの方が、診察時に少しだけ隠せるので気が楽かも。

妊娠は病気ではないので自費診療。母子手帳交付の際に助成券がもらえますが、初診は自費、5000円から1万円ほどかかります。