4、朝食を大事にする
1日3食の中でも、朝食はダイエットにとって非常に重要だということが分かっています。
朝食も体内時計をリセットさせる強い刺激になります。つまり朝食を抜くと、体内時計がズレるので太りやすくなります。
朝食は体内時計をリセットさせる以外にも脳の栄養として重要になります。朝食を食べない学生と朝食を毎日食べている学生とでは、しっかり朝食を食べている学生の方が試験の成績がいいことが分かっています。
また朝食の後は食事誘発性熱産生、つまり食事後の消費エネルギーが大きくなることが分かっています。そのため朝食をしっかり食べていると太りにくく、朝食を抜くと太りやすいということも分かっています。
おすすめは、タンパク質の多い朝食にすること。夜食を控えることにも繋がりますし、1日の摂取カロリーを抑えるヒントになります。サラダとトーストだけでは、タンパク質は十分に摂れません。サーモンや卵料理、お肉を足すなど、朝食を豪華にしてみましょう。
5、魚の脂質を摂取する
ここまでタイミングについて話してきましたが、食べるものによっても体内時計の動き方は変わってきます。
体内時計のリセット効果が高い栄養素として、魚油が挙げられます。魚油は中性脂肪を下げたりする効果もあり健康にいい油と言われていますが、体内時計のリセット効果も高いので脂質を摂取するなら魚油がオススメです。
魚油はツナ缶やサバなどに多く含まれています。毎日の食事で魚を意識して食べるようにしてみましょう。
6、朝は高GI、夜は低GI食品を
糖質の吸収のされやすさを表す指標としてGIというものがあります。GIが高いと糖質が吸収されやすく、GIが低いと吸収されにくいです。
朝にはGIが高い食品、夜にはGIが低い食品がオススメです。朝は脳に素早く栄養素を届けたいので高GI食品が、夜は寝ている間何も食べないのでゆっくりと体に栄養素を届けられる低GI食品がオススメです。
GIが高い食品としてはごはんやうどん、パスタなどが、GIが低い食品としては玄米や糖質が少ない肉類、野菜などが挙げられます。時間帯とその時間に食べるものも意識してみましょう。
ダイエット=ごはんは食べたらダメ!と思っている方も多いですが、朝の時間帯なら時間栄養学で考えれば問題ありません。1日に必要なエネルギー源になるので、ぜひ食べてください。朝ならパスタも食べていいと思えば、ダイエットも苦痛にならず続けることができますね!
時間栄養学で努力なしで痩せる!
今回は時間栄養学の観点から痩せられる方法を紹介してきました。時間栄養学ダイエットは食べるタイミングを考えるだけなので、苦しい運動や食事制限をしなくてもいいというメリットがあります。
食べるタイミングとしては1日3食を意識して朝食をしっかり食べて夜食は避ける、という基本的なことが大切です。当たり前のようでもできていないという方は多いと思うので、この機会に一度自分の食生活を見直してみましょう。
提供・common(カラダとココロをキレイにするフィットネス&ライフスタイルマガジン)
【こちらの記事もおすすめ】
>思わず共感する40代独身女性あるある
>100均グッズで宅飲みをワンランクアップ
>生活費月100万円超「ご近所セレブ」の実態
>旅行のお土産、いくらが適切?
>あぁ、癒やされる。飼いやすいペット5選