同じものを食べていても痩せる人と太る人がいます。それは食べているタイミングが違うからかもしれません。食べるタイミングを調べる学問として時間栄養学があります。今回は、栄養学とスポーツ科学を専門とする筆者が、時間栄養学の観点から痩せる方法を紹介します。
ダイエットに役立つ「時間栄養学」とは?
時間栄養学は、食べるタイミングを調べる学問です。私たちの体の中には体内時計があります。この体内時計は体に1つしかないのではなく、脳や筋肉、肝臓など組織ごとに時計を持っています。
体の中にはたくさんの体内時計がありますが、それぞれの 時計の針がずれてしまうと太りやすい ことが分かっています。実は、同じものを食べていても 食べるタイミングによっては時計の針がずれてしまう ことがあるのです。
こうした理由から、食事の際は食べる量やものも重要になってきますが、食べるタイミングも大切になってきます。
時間栄養学ダイエットは簡単に痩せられる!
時間栄養学を活かしたダイエット方法、時間栄養学ダイエットは他のダイエットと比べて誰でも取り組みやすいというメリットがあります。ストレスも我慢も、ほとんどありません。
例えば糖質制限ダイエットは、糖質の量をカットするので、必然的に食べられないものが出てきます。食事の量もコントロールしないといけないので空腹に耐えなければならない場面があったりもします。
運動によるダイエットの場合は、運動の時間を作らなければならなかったり体力的にきつかったりして続かないということが考えられます。
しかし 時間栄養学ダイエットは、食べるタイミングを考えるだけ なので他のダイエットと比べても負担が少なく取り組みやすいダイエットなのです。