貯金1,000万円をひとつの目標にしている人も少なくないでしょう。しかし、1,000万円は大金なので何の対策もなしに貯めるのは難しく、コツコツと貯めるには「無駄な出費をやめること」がポイントになります。

では、具体的に何をやめればいいのでしょうか。元銀行員でFPでもある勝目麻希さんに解説してもらいました。

見栄を張ること

SNSに投稿するために高級レストランで食事をしたり、高級ホテルに宿泊したりしている人もいるかもしれません。しかし、見栄を張ることほどコスパの悪い出費はありません。収入に見合わないお金の使い方をしていれば、当然お金は貯まらないからです。

とくに、見栄を張ることが習慣化されているなら要注意です。ご褒美として年に数回の贅沢をすることは許容範囲ですが、毎月のように見栄を張った出費をしている自覚があるのならば、すぐにやめましょう。

安いという理由で購入を決めること

セールで安く売られている商品に飛びついて購入したけれど、実際には一度も使わなかったという経験もあるでしょう。「安物買いの銭失い」という格言があるように、安さを理由に購入を決めるのは良くありません。

安いから購入を決めるのではなく、「本当に必要なのか?」「長く使えるか?」とよく考えてから購入することをおすすめします。

スマホで大手キャリアを使うこと

スマホの大手キャリアから格安SIMに乗り換えると、月々の支払いを5,000円~1万円ほど抑えることができます。昔から使っているから、手続きが面倒だからといった理由はあるでしょうが、節約したいなら格安SIMに乗り換えた方がいいでしょう。