初心者でも比較的簡単に調整できる「針の糸通しのポーズ」。

「気持ちいい」という感想を持つ方も多いヨガポーズです。

今回は、針の糸通しのポーズのやり方や効果、バリエーションなどをご紹介します。

針の糸通しのポーズとは?

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

肩まわりを気持ちよく伸ばせることで知られている「針の糸通しのポーズ」。

針の糸通しのポーズとは、サンスクリット語で「パリヴリッタバラーサナ」と言います。

「パリヴィッタ」には「ねじる」という意味があり、「バラーサナ」は「チャイルドポーズ」という意味を持ちます。

名前の通り、チャイルドポーズにねじりを加えると、このポーズが出来上がります。

他にも「猫のねじりのポーズ」や「キャットツイスト」などの別名もあります。

比較的、初心者にも挑戦しやすいポーズです。

針の糸通しのポーズの効果

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

上半身を大きくねじる「針の糸通しのポーズ」。

ヨガで頻繁に登場する“ねじり”は、カラダに良い影響を与えてくれます。

「針の糸通しのポーズ」で得られる効果をご紹介します。

肩こり緩和

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

「針の糸通しのポーズ」は、肩まわりの筋肉をストレッチするのに適したポーズです。

特に普段の動作では伸ばしにくい肩甲骨まわりや、僧帽筋をストレッチし、肩まわり全体の血行を促進してくれます。

僧帽筋は肩甲骨を動かす大きな筋肉。

長時間のデスクワークなどにより、負荷がかかりやすく、こり固まることが多い筋肉です。

この僧帽筋を伸ばすことにより、肩こり緩和につながるのです。

腰痛緩和

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

体重を利用して、背骨全体をねじる「針の糸通しのポーズ」。

デスクワークでガチガチに固まりがちな、腰椎や胸椎まわりをゆるめてくれます。

腰まわりを伸ばし、筋肉の緊張を緩めてくれるので、腰痛の緩和にも効果が期待できます。

姿勢の改善

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用65.jpg)

上半身をねじることで筋肉の緊張を和らげ、背中全体をリラックスさせて、背骨を整えてくれます。

それにより、スマホやパソコンなどでこり固まりがちな肩や首を伸ばし、背中の柔軟性も高まります。

背骨の矯正効果により、姿勢の改善にもつながります。

血行促進

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

ヨガの“ねじり”にはたくさんの効果が期待できます。

ウエストをねじることで内臓が刺激されて活性化し、血行を促進。

それにより、冷え性改善や便秘改善の効果も期待できます。