【キッチンの排水溝のつまりの原因3】食器など

暮らしの中でのキッチンの排水溝のつまりの原因には、意外なことに食器類もかなり多いものです。食器類と言っても、排水溝に流れないような大きなサイズのお皿やお茶碗が詰まる訳ではありません。

小さなスプーンやフォーク、箸置きなどの細かくて、排水管の中へ流れてしまうような食器が、つまりの原因となることがあります。

排水パイプというのは、シンク下を見るとわかるように、S字になっています。これも排水トラップの仕組みの一部分で、異臭を上がりにくくして、常にS字の部分に水を張って壁を作っておくことで、ネズミや害虫が家の中に上がって来られないようにしています。

排水管の中へ落ちてしまった食器は、このS字の部分でたまります。そして後から落ちてきた食べかすなどをせき止めてしまうことがあります。食器は重曹やパイプユニッシュなどでは溶けないので、他の汚れと違って対応が厄介になります。場合によっては業者を呼ばなくては解決できないこともあるので注意が必要です。

キッチンの排水溝のつまり?!まず掃除するべきは?

暮らしの中で突然キッチンの排水溝が詰まって水が流れなくなると、慌てて業者を呼んでしまう人もいますが、まずは次に挙げるポイントをしっかりと掃除をしてみましょう。詰まっているものは、油か食材のカスか食器しかないはずですが、基本的に油と食材のカスであれば、重曹やパイプユニッシュで溶かして流してしまうことができるはずです。次にやるべきことをやって、それでも解決できない時に、最後の手段として業者を考えるようにしましょう!

【キッチンの排水溝のつまりの掃除1】排水溝ネットの交換

キッチンの排水溝が詰まったら、まずは排水溝ネットを取り換えてみましょう。排水溝のゴミ受けにネットをしている人も多いでしょうが、ネットの目はかなり細かいので、油や食材のカスがすぐにネットの詰まってしまい、ネットの目詰まりが原因で水が流れなくなってしまいます。特に目の細かい不織布タイプのネットなどは、すぐに目が詰まってしまうので注意が必要です。

揚げ物をした後などは、パン粉や小麦粉を流すことが多いと思いますが、そういった細かい粒子状のものは特にネットに詰まりやすく、ネットが原因で水があふれる原因になってしまいます。

そんな時でもネットにゴミが溜まっていなくても、ネットを交換すれば簡単につまりは解消します。

業者を呼んでみたら、単なるネットの目のつまりだったのに、出張料5000円支払った、という笑えない話も現実にあります。そんなことにならないように、ネットを使っている人はまずはネットを交換してみましょう。

【キッチンの排水溝のつまりの掃除2】ゴミ受けの掃除

特に三角コーナーを利用せずに、暮らしの中でゴミ受けにゴミを溜めている人に多いのですが、排水溝のゴミ受けのゴミがいっぱいになりすぎて、水が流れなくなってしまうこともあるので注意が必要です。

三角コーナーを使わないと、シンクが広く使えるので、調理中の生ごみや残飯を一時的にゴミ受けに溜める人もいますよね。こまめにゴミを捨てて入れればいいのですが、ゴミをそのままに放置してしまうと、つまりの原因となるので注意しましょう!

【キッチンの排水溝のつまりの掃除3】トラップの掃除

油のカスなどが排水トラップに詰まっていることが、水が流れなくなってしまった原因のこともあります。つまりを起こすほどの排水トラップの汚れというのは、相当頑固なものになっていますが、基本的に油や食べかすの汚れが原因なので、掃除をすればつまりは解消できるはずです。まずは中性洗剤で洗ってみて、それでもだめなら、重曹やパイプユニッシュでつまりが取れないかチャレンジしてみましょう!