キッチンの排水溝のお掃除は重曹と酢で簡単!
中性洗剤を使うと油汚れもピカピカになりますが、小さなお子さんやペットがいるご家庭では、もしも子供やペットの口に洗剤が入ったら、と不安になりますよね。そんな時には、人体や動物の身体に害を及ぼすことがない、重曹と酢、もしくは重曹とクエン酸の組み合わせで掃除をすることをおすすめします。
重曹と酢・クエン酸の組み合わせで、排水溝の掃除が出来てしまう仕組みというのは、重曹のアルカリ性の性質と、酢とクエン酸の酸性の性質を利用してキレイにしてしまえるからです。
汚れというのは性質が決まっています。油汚れは酸性、水垢汚れはアルカリ性です。酸性の汚れにはアルカリ性の物質を、アルカリ性の汚れには酸性の物質をぶつけてあげると、それぞれ中和してキレイに流れてしまうのです。
排水溝の汚れというのは、基本的に油か水がベースの汚れなので、重曹と酢かクエン酸の組み合わせで簡単に落ちてしまいます。
排水溝の汚れに対する重曹と酢・クエン酸の使い方は、まずはゴミ受けを外した排水溝に、重曹をたっぷりと排水トラップのふたが見えなくなるくらいたくさん振り掛けます。
重曹を振りかけた上から、酢かクエン酸を振りかけます。重曹の上に酢かクエン酸を振りかけると、反応が起きてシュワシュワと泡が出ますが、これは二酸化炭素なので体に害はありません。
シュワシュワし続けるくらい重曹に酢をかけたら、そのまま30分ほど放置して、その後重曹と酢を洗い流します。すると驚くほどピカピカになっているでしょう!
重曹と酢で取りきれない汚れの場合には、パイプユニッシュなどの強力な洗剤を使うとしっかりと取れますよ!
キッチンの排水溝のつまりは掃除で解消!
キッチンの排水溝の掃除をさぼり続けてしまうと、排水溝が詰まってしまって、排水溝に水が上手く流れてなくなってしまうことがあります。排水溝が詰まってしまうと、慌ててしまって、業者を呼んで高額な料金を支払ってしまう人もいますが、落ち着いて対処すれば、ちょっとした掃除だけでつまりを解消できることもあります。
排水溝のつまりの原因も、日々の暮らしの中で蓄積した汚れが原因です。暮らしの中で蓄積した汚れの中には、暮らしの知恵で解決できるものも沢山あります。排水溝が詰まってしまった場合には、業者を呼ぶ前にまずは自分でできる掃除からやってみることをおすすめします。
それではキッチンの排水溝が詰まってしまった場合に、どんなところを掃除すればいいのか、排水溝のつまりを解消するための掃除のポイントについてお伝えします。
キッチンの排水溝のつまりの原因は?!
キッチンの排水溝が詰まってしまうのには、必ず何らかの原因があります。掃除をするときには、いったい何が詰まってるのか、つまりの原因になっているものに対応したもので対処してあげることで、つまりを解消できることもあります。
ということでここから、キッチンの排水溝のつまりの原因となる物にはどんなものがあるのかについてみていきたいと思います。
【キッチンの排水溝のつまりの原因1】油
まず、キッチンの排水溝のつまりの原因となる物には、油があります。油は水に溶けない上に、温度が下がって冷えると固まることもあるので、排水溝に大量に流してしまうと、つまりの原因となってしまいます。
てんぷらなどの揚げ物を作った後の大量の油を、間違えて排水溝に流してしまうことも時にはあるようです。大量の油を排水溝に流してしまった時には、特に詰まりやすいので、その後でつまりが起きないかどうか、注意する必要があります。
また、こまめに掃除をしていないと、日々の調理で出るちょっとした油かすが排水溝の中にたまっていき、つまりの原因になることもあります。油を流した覚えはなくても、頻繁に揚げ物や炒め物をして、油を使った調理器具やお皿をキッチンで洗っている場合にも注意が必要です。
【キッチンの排水溝のつまりの原因2】食材のカス
キッチンの排水溝のつまりの原因になる物には、食材のカスもあります。本来は三角コーナーや排水溝のゴミ受けでキャッチするべきものが、何らかの原因でその下まで行ってしまい、排水管へ流れてしまったりすると、途中で引っ掛って、つまりの原因となってしまうこともあります。
またゴミ受けをきちんと掃除をしなかったことで、食材のカスがゴミ受けにたまっていき、排水溝へ汚水が流れるのを邪魔してしまい、つまりの原因となることもありますので、ゴミ受けはこまめに送受をするようにしましょう!