正解は、3番の約468万円です。

総務省の「携帯電話の料金等に関する利用者の意識調査(2021年5月31日)」によると、一般の携帯電話利用者(調査対象6,000人)が月々携帯会社に支払う料金の推計平均額は5,824.8円でした。

つまり毎月5,824.8円を67年間(804ヵ月)支払い続けると総額468万3,139円(5,824.8円×804ヵ月)になる計算です。

株式会社NTTドコモ・モバイル社会研究所の調査データ「モバイル利用トレンド2022-2023」によると、子どものスマホ利用率は中学生で9割前後、小学6年生でも6割を超えています。またシニア層では、70代の約7割がスマホを所有しています。

そう考えると生涯におけるスマホ利用期間は、今後も長期化する可能性があり、スマホ料金の生涯総額も上がることが予想できるでしょう。

キャリアと格安SIMでこんなに違う!

ここからは、キャリアと格安SIMでスマホ料金がどれだけ違うか見てみましょう。

ソニー生命が2019年に実施した「スマートフォンに関する意識・実態調査2019」によると、三大キャリア(※)を利用している人の月額利用料金の平均は7,516円、格安SIM(MVNO)の場合は平均2,830円でした。

※「docomo」「au」「SoftBank」

この金額を上記のように67年間(804ヵ月)支払うと仮定すると、総額では次のようになります。

・三大キャリア:約604万円(7,516円×804ヵ月)
・格安SIM:約228万円(2,830円×804ヵ月)

両者の差は、なんと約376万円です。これだけ支出額に差があれば将来の資産額にも影響しそうですね。