スマホ料金を下げるには?
スマホの種類によって異なりますが、いまやスマホ料金は、住宅・老後・教育に次ぐ人生で4番目に大きな支出といえそうです。通話やメールはもちろん、SNSや情報検索、動画、ゲームなど利便性の高さや利用時間を考慮すると「月々数千円の支出はあまり高くない」と考える人もいるかもしれません。
それでもやはりスマホ料金は、毎月出ていく固定費であることに変わりありません。前述したように資産形成に影響するのであれば、少しでも支払額を削減したいものです。家族で3~4台分支払っている世帯では、スマホ料金を節約することで教育費や老後資金も無理なく準備できるようになるかもしれません。
次のような方法で、節約を心がけてみましょう。
・現在契約している有料オプションの解約
・データ通信料を減らす(プランの見直し)
・キャリア各社の割安プラン(オンライン専用プラン)への乗り換え
・格安SIMへの乗り換え
さまざまな工夫でスマホ料金を節約しよう
今回は、月々支払い続けるスマホ料金の平均額や生涯で支払う総額などについて紹介しました。MNP(番号持ち運び制度)手数料の無料化や違約金の撤廃などにより、スマホ契約の乗り換えがしやすくなっています。
いまや人生の大部分の期間をスマホとともに過ごす時代だからこそ、自分に合った契約プランを選択し、スマホ料金の節約を心がけましょう。
文・續恵美子(日本FP協会認定CFP(R))
生命保険会社にて15年勤務した後、ファイナンシャルプランナーとしての独立を目指して退職。その後、縁があり南フランスに移住。夢と仕事とお金の良好な関係を保つことの厳しさを自ら体験。生きるうえで大切な夢とお金のことを伝えることをミッションとして、マネー記事の執筆や家計相談などで活動中。
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