信用取引で含み損が増えてしまった

(写真=PIXTA)

Dさん(40代女性/自営業)は、20代の頃から株式の運用をしていました。これまでの経験があるので、コロナ禍の下落で利益を生む方法を考えた結果、信用取引を始めることにしたようです。

信用取引の基本である「下げ相場で株式を空売りして、株価が下がりきったところで買い戻せば利益が出る」と考えたのですが……。結果、株価の乱高下に振り回されて空売りや信用買いを繰り返したせいで、100万円のマイナスとなりました。

リスクの高い信用取引に下げ相場から飛び込むのは、かなり危険な行為となります。取引を始める際には冷静に判断する必要があるでしょう。

預金だけでなく運用も大切!でもリスクも考えよう

(写真=PIXTA)

日本の預金は利息がほとんどつきません。だからこそ運用して資産を増やそうと考えるのですが、始めるタイミング、売り時や買い時を見極める力が必要となります。コロナ相場のような乱高下するタイミングでは、経験者でさえも株式のリスクを改めて実感する人が多いです。そのため、初心者は特に注意しましょう。

文・山村望愛

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