人気観光スポット「飛騨大鍾乳洞」
標高約900mの山地にある鍾乳洞で、入口から800mほど歩道が整備されており鍾乳洞内の見学ができます。観光ができる鍾乳洞としても国内で最も標高の高い場所にある鍾乳洞で、飛騨旅に訪れる多くの観光客が立ち寄るスポットです。
日本の滝100選「平湯大滝」
落差64mを誇る名瀑で、日本の滝100選にも認定されています。春の新緑や秋の紅葉、厳冬期には凍った滝など、季節によって様々な風景が楽しめます。
宿泊は「奥飛騨温泉郷」で
奥飛騨温泉郷は、乗鞍岳や穂高連峰など3,000m級の山々に囲まれた場所に、平湯温泉、福地温泉、新平湯温泉、栃尾温泉、中尾温泉、新穂高温泉の6つの温泉地がひしめく温泉郷で、飛騨旅の宿泊地に最適です。風情ある温泉地でゆっくりと露天風呂に浸かりながら飛騨の雄大な風景を堪能できます。
冬は雪に覆われ白銀の世界となる地域ですが、訪れる季節によって違った風景が楽しめるのも奥飛騨温泉郷の魅力です。
2日目の見どころ
奥飛騨温泉郷からも近い「新穂高ロープウェイ」
先に紹介した奥飛騨温泉郷の一番奥に位置する新穂高温泉(標高:1,117m)から、標高2,156mの西穂高口を2つのロープウェイで結んでいます。第2ロープウェイは、日本で唯一の2階建てロープウェイとなっています。
多くの登山者がここから3,000m級のアルプスの山々を目指して登って行きます。観光客にも人気のロープウェイで、特に紅葉のシーズンには多くの観光客で賑わいます。
宇宙科学最先端の町「飛騨神岡」
江戸時代から炭鉱の町であった神岡。2000年に炭坑は閉山となりましたが、坑道を利用して東京大学宇宙線研究所(スーパーカミオカンデ)が作られ、宇宙科学最先端の町として注目を浴びました。町内にある「道の駅・宙(スカイ)ドーム神岡」では、スーパーカミオカンデで実際に使われている光電子増倍管の実物を見学することができます。
また神岡は、1564年に武田信玄の命により江馬時盛によって築城された東町城(通称:神岡城)があった城下町でもあります。現在の天守は1970年に再建されたもので、資料館となっています。
アニメーションでも描かれた「飛騨古川の町並み」
1589年に金森可重によって増島城が築城された城下町「古川」には、当時の城下町の作りを礎とした街並みが今も残っており、白壁の土蔵が立ち並ぶ情緒ある風景は多くの観光客にも親しまれています。近年は、アニメーション映画『君の名は。』の舞台として描かれた町として脚光を浴びました。
町中には日本三大裸祭りとして知られる「飛騨古川祭り」について紹介している「飛騨古川まつり会館」や、飛騨の匠の伝統技術を紹介している「飛騨の匠文化館」、歴史ある古刹など見どころも多く、ゆっくり散策しながらノスタルジックな町の雰囲気を楽しめます。