「仕事ができない人」から「仕事ができる人」になるための7つの改善方法

仕事ができない…つらい人へ。仕事ができない人の特徴や改善方法とは
(画像=『Rolmy』より引用)

繰り返しになりますが紹介した「仕事ができない人の特徴」や「仕事ができない根本的な理由」に当てはまったからといって悪いわけではありません。

そこに当てはまる人全員が、仕事ができないダメな人というわけでは決してありません。

仕事ができないと悩んでいる人は、まず自分がどうして「仕事ができない」状況に陥っているのかを把握する必要があります。
その理由を知って初めて解決策がわかるのです。

ここからは、その解決策について解説していきたいと思います。
これから紹介する内容をしっかりと考え、「仕事ができない」「つらい」という状況から脱却しましょう。

終わった仕事は提出する前に時間を置いてもう一度見返す

仕事ができない…つらい人へ。仕事ができない人の特徴や改善方法とは
(画像=『Rolmy』より引用)

まず、一度自分が「これで終わった」と思った仕事を提出する前に、もう一度見返すことを癖づけましょう。
できれば少し時間を置いてから見返すのが理想的です。

すぐに見返しても「これであっているはず」という固定観念から間違えているところを見落としがちです。

1つの案件が完了したら、次の案件に取り掛かり、それが終わってから最初の案件を見返すという方法でしてみてください。
間に1つ別の案件をはさむことで冷静に自分の仕事の出来のチェックを行うことができるようになります。

期限から逆算して仕事の時間配分を考える

仕事ができない…つらい人へ。仕事ができない人の特徴や改善方法とは
(画像=『Rolmy』より引用)

仕事の時間配分について考えることが難しい人は、1日のスケジュールを紙に書き出してみましょう。
その際、逆算して仕事の時間配分を考えてみてください。

やらなければいけないことと、それぞれにかかる時間をまずリストアップします。
そうしたら次は、優先順位を加味しながら仕事が終わる18時までの時間にパズルのように逆算して当てはめていくのです。

大雑把で構いません。大切なのは、「この案件はこの時間までに終わらせる」という意識を持つことです。
その意識があるかないかで仕事の進み具合は大きく変わります。

可能であれば、時間は長めに見積もっておき、自分が頭を整理する時間や資料をもう一度見返してミスがないか確認する時間も設けましょう。

分からないことは理解できるまで聞く

仕事ができない…つらい人へ。仕事ができない人の特徴や改善方法とは
(画像=『Rolmy』より引用)

もし、自分の知識が不足していて周りのレベルについていけないと感じている人は、理解することから始めましょう。
新人の場合は特にそうです。

自分がどこまで理解して、どこからが分からないのかメモを取りながら分かるまで質問しましょう。
基本的な質問が許されるのは新人の特権でもあります。

分からないままに仕事を進めてしまうと、周りもあなたが理解していると思ってしまいますから、そのつもりで話をしてきます。

そうなるとチーム内の歯車が狂ってしまい、最悪の場合期限ぎりぎりになって最初からやり直しなんてことも少なくありません。

上司や周りの先輩からしたら「こうなるくらいなら最初から聞いてほしかった」というのが本音です。

分からないことを訊くことは、悪いことではありません。
決して恥ずかしいことでもありません。

自分がしっかりメモを取り自分の頭で考え、それでもどうしても分からないときには、理解できるまでしっかり教えてもらいましょう。

インバスケットを練習する

仕事ができない…つらい人へ。仕事ができない人の特徴や改善方法とは
(画像=『Rolmy』より引用)

「インバスケット」をご存知でしょうか。
これは、仕事の優先順位が分からないと悩んでいる人におすすめです。

インバスケットというのは、ある人物になりきり、送られてきたメールの対応や部下への指示をこなしてみるというものです。

インバスケットについては、様々なテキストが出ており、それを実践することでまず自分がどう動くべきかを即座に判断することができるようになります。

優先度・緊急度・誰がするべきかなどを学ぶことができるため、仕事の進め方について悩んで「つらい」と感じている人は、一度実践してみてください。
きちんとやれば、必ず実務に活かせるはずです。

設定によっては、とても実践に近い形で練習することができるのでぜひ一度挑戦してみてください。

自分がしている仕事を俯瞰する

仕事ができない…つらい人へ。仕事ができない人の特徴や改善方法とは
(画像=『Rolmy』より引用)

仕事の先回りができなくて仕事ができない・つらいと悩んでいる人は、一度自分がしている仕事を俯瞰してみてみましょう。
自分のことだけではなく、チームや組織全体でこなしている仕事の流れをつかむイメージです。

自分が仕事に着手する前に誰がどんな風に仕事をしていたのか、自分が仕事を終えてパスしたら、そのあとは誰がどんな風にすすめていくのかを想像してみるのです。
それを考えてみるだけで、まずは仕事の一連の流れがわかります。

仕事の一連の流れがわかれば、自分が次に仕事をパスする人にとって自分がどう働けばやり易いのかが見えてきます。

それが「仕事を先回りする」ということです。
仕事の先回りをすることができれば、指示待ち人間から脱却することができ「仕事ができない」人から「よく気が利く仕事ができる人」に変わることができます。

周りの人の手を借りることを恥じない

仕事ができない…つらい人へ。仕事ができない人の特徴や改善方法とは
(画像=『Rolmy』より引用)

人とのコミュニケーションが苦手な人は特に、周りの人に「間に合わないから手伝って」と言うことが非常に苦手です。

コミュニケーションが苦手な人にとって、人に頼るということは非常にハードルが高いことはわかります。
ですが、どうしても手が回らず仕事が間に合わない場合、人の手を借りるしか他ありません。

期限ギリギリになって上司から「できた?」と聞かれたときに「実は全然進んでいません」なんてことになると、そこで周りの人間がかなり急かされた状態であなたの仕事を手伝うことになります。

その方があなたへの印象は悪くなることでしょう。
そうなるくらいなら、最初から「手が回らず、期限までに終わらせることが難しそうだ」と早めに相談するべきです。

例えそれで周りが手伝ってくれなかったとしても、あなたはきちんと「期限にどうしても間に合わない」という報告をしているわけですから、1人で抱え込んで期限に間に合わなかったのとはわけが違います。

人とのコミュニケーションが苦手な人は「こんなことを人に頼んでいいのか…」と悩んでしまう傾向がありますが、チームで仕事をやっている以上は、人に仕事を頼んでもいいのです。

仕事ができる人を観察し真似をする

仕事ができない…つらい人へ。仕事ができない人の特徴や改善方法とは
(画像=『Rolmy』より引用)

簡単なのは頭で考えたり、文字で「こうしたらいい」ということばかりを読んだりすることではなく、実際に「仕事ができる人を観察すること」です。
今一度、あなたに一番近い存在の仕事ができる人の動きを見てみましょう。

常に先のことを考えていたり、周りとうまくコミュニケーションを取っていたりしませんか?
いきなり多くの人とうまくコミュニケーションをとるのはハードルが高いでしょう。

まずはその人だけでいいので、仲良くなることです。
そしてその人の仕事の仕方を真似してみましょう。

よく観察していると、仕事ができる人はさりげなく仕事がスムーズに進むように動いているものです。
ぜひ、実践してみてください。