仕事ができない根本的な理由を考えてみよう
ここまで、仕事ができない人の特徴について詳しく紹介してきました。
自分に当てはまるものはあったでしょうか。
人によっては、複数当てはまるという方もいるでしょう。
この特徴に当てはまったからといって、気を落とすことはありません。
なぜなら、完璧な人間はいません。
誰もがどれか1つは最低でも当てはまるはずです。
また、「仕事ができない」「つらい」と考えていてその根本的な解決をするにはまず自分が「どう仕事ができないのか」を把握する必要です。
やみくもに「仕事ができる人」を目指して動いても、根本的なところにアプローチする改善策でなければ意味がありません。
では、自分がどう仕事ができない人間なのかを把握したところで、どうしてそうなってしまうのか、その理を考えてみましょう。
知識が不足している
まず、第一に知識が不足しているということが挙げられます。
仕事において、周りの人たちと比べて経験や知識が不足しているということはありませんか?
仕事の内容や、仕事を進めるための周辺知識が他の人に比べて足りていないということが原因で、仕事をこなすことができないというパターンが非常に多くなっています。
始めたばかりだったり、今の部署に配属されたばかりだったりすると知識が周りよりも乏しいのは当然です。
大切なのは、自分が周りよりも知識が不足しているのかどうかを見極め、不足しているのであればそれをしっかり自分自身で認めることです。
今一度、周りの人と比べて自分の知識レベルや仕事についての習熟度はどれくらいなのかを冷静に見てみましょう。
人とのコミュニケーションが苦手
仕事ができない、つらいと考えている人は、人とコミュニケーションをとることが苦手だという人も多いのではないでしょうか。
1人でこなせる仕事もありますが、基本的に多くの仕事がチームで行っています。
その中で、うまくコミュニケーションを取れずにいると浮いた存在になってしまい様々な弊害が生まれます。
具体的には、仕事で分からないことを相談する相手がいなかったり、愚痴を言う相手がいなかったりします。
それ以外にも最悪の場合、仕事上大事なことを自分だけ伝えられていないなんてこともなくはないのです。
チームで仕事をすることが多い日本の企業で働く場合は、どうしてもある程度のコミュニケーション能力は必要となります。
あなたのコミュニケーションの能力はどうでしょうか。
周りとうまくコミュニケーションを取れていますか?
案件が重なると焦ってしまう
仕事をしていると、様々な案件を同時並行で進めていくということはよくある話です。
1つの仕事が波に乗っているときでも、急に上司から突発的な緊急案件が回ってくることもあります。
大切なのは、そこで頭をしっかりと切換えそれぞれの仕事に対して適切に処理していく必要があります。
ただ、普段からあまりマルチタスクが得意ではない方は、案件が重なると焦ってしまう普段の能力が発揮できないということがあります。
1つ1つの案件をゆっくりこなせば十分にこなすことができるのに、重なってタスクをこなすと仕事の質が大きく下がってしまうという方は、このタイプに当てはまる可能性が非常に高いです。
頭の整理や切り替えをすること・状況に合わせてリスケジュールを行うことが苦手な方に多く見られる傾向です。
時間の管理が苦手
仕事ができない人の多くは、時間の管理が苦手という人も多くいます。
例えばですが「一生懸命仕事をしていたら、気がつけば午前中が終わっていた」なんて経験はありませんか?
こういった経験がよくある方は、時間の管理に弱い部分がある可能性が高いです。
仕事ができる人というのは、大体の自分のその日のタスクの時間配分を頭に入れています。
その時間内に終わらない場合、ほかの同僚にヘルプを求めるかリスケジュールをするかでこなしていくことになります。
ですが、この時間の管理が苦手な人の場合、各タスクにおいてかかる時間を特に意識せず「終わった時間に仕事を終わらせる」という働き方をしています。
時間というのは意識していないとどんどん早く過ぎていってしまうものです。
デスクの上に時計は置いていますか?
もしくは、時間がすぐにわかる環境にありますか?
今一度、自分の働き方を考えてみましょう。