⑥集中力を高める

脳が栄養不足に陥っていると、集中力が低下しイライラしてしまいます。脳はブドウ糖をエネルギーとしているため、ご飯などの炭水化物をとることで脳の栄養不足を防止し、集中力を高める効果もあります。

たんぱく質も大切ですが、そればかりでなく、朝は適量の糖質を摂って、体や脳に必要なエネルギーを確保することも大切なんですよ。栄養のある朝食を食べて、脳の栄養不足も防止しましょう!

さて、栄養のある朝食をとることが、ダイエットに重要な理由をお伝えしました。とはいっても、「朝ごはんになにを食べたらいいの?」「朝は時間がないし、ちゃんと食べられるか不安」「朝から料理するのちょっとめんどくさい…」という方もいらっしゃるとおもいます。

ここからは、『最強の朝食向き食材3選』『栄養のある朝ごはんを続けるポイント』をご紹介します!

朝食で摂るべき食材3選

ここでは、私がほぼ毎朝必ず摂ってる食材3つをご紹介しますね。

①大豆製品

まずは、大豆製品です。豆腐、納豆、豆乳、きなこなどですね。

大豆製品は良質なタンパク質で、朝の眠った体を目覚めさせ、全身の細胞に栄養を届けるのに重要な働きをしてくれます。肉に匹敵するほどの豊富なタンパク質を含む大豆は「畑の肉」といわれるほど。

一方で脂質の高いお肉などに比べると、消化の負担もかかりません。さらにビタミン、ミネラルなど栄養も豊富で、お手軽にすぐ食べられる点も便利ですよね。

「痩せるための朝食」を保健師が教えます!朝摂るべき食材3選って?
(画像=『女子SPA!』より引用)

②卵

朝食で摂るべき食材2つ目は、卵です。卵は、良質なタンパク質で、ビタミンCと食物繊維以外の栄養素を全て含んでいます。

まさにスーパーフード!なんですよ。また、卵に含まれるビタミン群は活性酸素の発生を抑えたり、除去する働きがあるといわれています。

活性酸素は体を老化させる働きもあるため、積極的に摂りたいですね。 特に、ゆで卵などは腹持ちもいいので、まさにダイエットにはもってこい!

しっかり硬めに茹でてあれば冷蔵庫で3〜4日日持ちするといわれているので、茹でて常備しておくと、忙しい朝でもすぐに食べられて便利です。

③ヨーグルト

朝食で摂るべき食材3つ目はヨーグルトです。たんぱく質、カルシウムなど栄養豊富な上、発酵食品であることもオススメポイントです。

発酵食品を摂ることで、腸内環境が整い便秘解消にも効果が期待できます。また、腸内環境の良い人は太りにくいこともわかってきているんです。乳酸菌などの善玉菌は加齢とともに体内から減少してしまうので、食べ物から補う必要があります。

ただし、甘味料は摂りすぎると腸内環境悪化の原因になったり、脂肪燃焼しにくい体をつくるため、ヨーグルトはプレーンタイプを選ぶとベストです。

また、ヨーグルトの乳酸菌は胃酸に弱いといわれているため、空っぽの胃に一番最初に食べるのではなく、できれば食間や食後に食べるようにしてみてくださいね。

「痩せるための朝食」を保健師が教えます!朝摂るべき食材3選って?
(画像=『女子SPA!』より引用)

【大豆製品、卵、ヨーグルト】には、たんぱく質はもちろん、先ほどお伝えしたハッピーホルモン・セロトニンの材料となる栄養素がたっぷり含まれています。

私の朝食には欠かせない最強食材、お分りいただけましたでしょうか?