「食べて痩せるダイエット専門家」の松田リエです。私自身が12キロ痩せた経験と、保健師の知識をもとに、著書『ずぼら瞬食ダイエット』やWeb、個別レッスンなどでダイエット法を発信しています。
昔と今の松田リエさん
ですが、実は過去の私のような朝食では、かえって太りやすくなる。食欲のコントロールがうまくいかない。冷えがひどくなる。代謝が低下する。などの体の不調につながる可能性もあるので、健康と美をキープしたい私たちは、気をつけていく必要があるんです。
ということで、「痩せるために朝食が大切な6つの理由」「痩せる!最強朝食で摂るべき食材3選」「無理せず朝食を続けるために大切なこと」をお伝えしますね。
朝食を簡単にすませていた過去
当時の私が、朝ごはんで意識していたことは、手軽さ(器に入れるだけ)、量(少なかったらOK)、好きな味(甘いかどうか)、この3点でした。
「仕事で疲れているし、朝はギリギリまで寝ていたいから、簡単に食べられるものがいい」「今はダイエット中だから、朝も軽く、少なくしようっと」こんな考えで、パクッと食べられる菓子パンで済ませたり、ダイエット中だからと、量が少なく感じるシリアルを選んだりしていました。
写真はイメージです(以下同じ)
その一方で、「活動前の朝なら、甘いもの食べても大丈夫だよね〜♪」なんて自己流のルールを作って、甘い味付けのものを選ぶことも多かったんです。
そして、飲み会でハメを外してしまった翌日は、「昨日は暴飲暴食して胃も重たいし、朝ごはん食べるのやめとこう。フルーツジュースならヘルシーだよね」こんな考えで朝食を食べない時もありました。
今は、こういった食事が健康的に痩せる、食べて痩せるには、不十分な内容だと分かるようになりましたが、当時は本当に無頓着(むとんちゃく)でした…。
選ぶ食事を変えていけば大丈夫
こんな過去の私のような朝食の摂り方を続けていると、痩せにくい体になるばかりか、仕事のパフォーマンスが上がらなかったり、暴食しやすくなったり、イライラする、疲れやすいなど、心身ともに不調が出やすくなることもあるんです。
当時の私も、体の疲れやストレスをいつも溜めていて「なんだか最近体調良くないなあ。疲れが溜まってるのかな…」と、理由のわからない不調を多く抱えていました。それが、朝食をはじめとする「食事で栄養をしっかり取れていないこと」が原因だなんて、思いもしなかったんです。
朝ごはんの役割、大切さを学んで、「栄養のある朝食をとることが、痩せ体質づくりの第一歩である」と腑に落ちることができたとき、「うわあ、長年朝食をないがしろにしていたなんて、なんてもったいないことをしていたんだ…!」と、結構凹みました。
もし、今、あなたが、過去の私と同じような食生活をしていたとしても、大丈夫!明日からでも選ぶ食事を変えていけば、あなたのこれからの体は確実に変化していきます。
ここからは、「なぜ朝食が痩せるために重要なのか?」「朝食はどんな基準で選べばいいのか?」をお伝えしていきますね。