実は、Iさんとは先日、出版関係のイベントでご一緒しました。知人の編集者さんや著者さんも参加されていたのでご紹介すると、Iさんはそれぞれの作品に具体的に言及しながら巧みにお話をされていました。せっかく知り合っても名刺交換だけだとすぐに忘れてしまうかもしれませんが、自分の作品について話をしてくれたとなると、うれしい記憶とともに印象に残りますよね。

Iさんに感心するとともに、「あれ? Iさんって、こんな方だったっけ?」とも……。もともとIさんはとても遠慮深くて、アプローチできる機会があっても、「いえ、私はいいです……」と身を引いてしまうタイプの方だったはずなのですが、持ち込みのプロセスを通して、すっかりたくましく進化されました。

そんなIさんをはじめ、デビューサポート企画の参加者の方々のがんばりを見ながら、私にも変化がありました。出版関係のイベントなどに、以前よりも積極的に出かけるようになってきたのです。「どこかに出かけるより、引きこもって読んだり書いたりしていたい」という人間なのですが、デビューサポート企画につながる出逢いがありそうな場に足を運ぶようになっています。

というのも、「もっと私に出版業界でえげつないほどの権力があれば企画を通してあげられるのに!!」という気持ちが強くなってきたからです。実際には、権力があったところで通るものでもないですし(お抱えの出版社とかなら別ですが)、そんな形で通ったところで作品として評価されるものでもないでしょう。「いや、そもそも、どんな権力?」という感じですが(笑)

それでも、多少とも紹介先があったり心当たりがあったりすれば、この企画に役立つこともあるでしょう。そう思って、出版業界の西太后を目指しつつ(?)引きこもりを脱しています。

参加者の方々に何かの形で還元できることを願いながら……Iさんの企画は、また進捗があったところでお伝えしますね!


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