セルフカラーで黒髪から染めるときのポイント
ここからはセルフカラーで黒髪から染めるときのポイントを紹介します。
初めてセルフカラーにトライする人は必見です!
準備を万全にする
作業手順の確認や必要な道具をそろえるなどの準備は万全にしておきましょう!
カラー剤を塗った部分から髪はどんどん染まっていくため、カラーリング作業は手早く行う必要があります。
スムーズに作業を進めるためにも手順は頭に入れておいたほうが良いでしょう。
それから、作業中に大きく動くとカラー剤が床に垂れたり壁について色が取れなくなる恐れがあります。
カラー剤を落とすまでは部屋を自由に移動することも難しいため、途中で「必要なものがない!」と慌てないように、道具は事前にそろえておくのがおすすめです。
■ 事前に用意しておくもの
セルフカラーをする際に用意したほうが良いものは以下の通りです。
- セルフカラー剤
- ケープ
- 汚れてもいいタオル
- 鏡
- 時計
- ブロッキング用のヘアクリップまたはヘアゴム
- 肌への色移りを防ぐために塗る油性クリーム
- くし
- 新聞紙
- ティッシュまたはコットン
- 放置時に頭に巻く用のキッチンラップ
必要なものは使用するヘアカラー剤によっても異なります!
商品の取り扱い説明書も参考にしてみてくださいね。
髪のコンディションを整える
髪のコンディションを整えるのもセルフカラーを成功させるポイントです。
まず髪が汚れていると色が入りにくいため、染める前に洗髪をしましょう。
ただし、皮脂が少ない状態でカラー剤を使うと頭皮トラブルが起きる恐れもあるので、シャンプーは前日に行うのがベターです!
髪が濡れている場合も染まりにくいので、乾いた状態でカラー剤を塗るようにしてくださいね。
それから、カラー剤を塗るときに髪が絡まないよう、直前にくしで髪をとかしておくと良いですよ。
カラー剤は適量を髪に塗る
セルフカラーでは部位ごとにカラー剤の塗る量を調整するのもポイントになります。
こめかみやつむじといった色が染まりやすい部分は、カラー剤の量は少なめでOKです。
もみあげや襟足などの色が染まりにくい部分は、カラー剤の量を多めにしてみてくださいね。
アフターケアをしっかり行う
セルフカラー後の髪はカラー剤のダメージを負っているため、アフターケアは必ず行いましょう!
濡れた髪のまま放置したり十分なヘアケアをしないでいると、髪がボロボロになってしまうので気をつけてください。
セルフカラーの仕上げには、トリートメントやアウトバストリートメントなどを使うのがおすすめです。
セルフカラーでキレイに仕上げるには?ムラを防ぐコツ!
デメリットのところでも触れましたが、セルフカラーでは仕上がりがムラになることも珍しくありません…。
しかし、セルフカラーによる色ムラを自力で直すのは難しいので、できれば避けたい失敗ですね。
そこで、セルフカラーの仕上がりの色ムラを防ぐコツを紹介します!
「前にセルフカラーに挑戦して失敗した…」「不器用だから成功する自信がない…」という人は、ぜひ参考にしてみてください。
カラー剤は髪をブロッキングして手早く塗る
ヘアゴムやヘアクリップなどを使って髪をいくつかのブロックにまとめておくと、カラー剤が毛先から根本までスムーズに塗りやすいです!
髪をまとめるときは、前髪・顔周りの両サイド・後頭部の上下で分けると良いでしょう。
量が多い人は後頭部の髪を上中下の3段に分けるのがおすすめです。
■ 染まりにくい部分から塗っていく
カラー剤は染まりにくい部分から塗っていくとムラを防ぐことができます。
おすすめの順番は、
①後頭部の下ブロック
➁後頭部の上ブロック
③顔周りの両サイドブロック
④前髪と頭頂部のブロック
です。
さらに、毛先・中間・根元の順番で塗るとキレイに染まりますよ!
放置するとき
カラー剤を塗り終えたら頭全体にキッチンラップを巻き、髪に色が入るまでしばらく待ちます。
キッチンラップを巻くと自分の体温で頭が保温されて髪の染まりが良くなるのです!
待ち時間は使用するカラー剤によって異なるので説明書に従ってください。
ちなみに、細くて柔らかい髪は染まるスピードが早く、太くて硬い髪は染まるスピードが遅いです。
髪質に合わせて放置時間を調整するのもキレイに仕上げるポイントになります。
乳化する
カラー剤を洗い流す前に行う「乳化」も色ムラを防ぐのに欠かせない作業です。
乳化は、頭皮についたカラー剤を落としやすくして髪に色を定着させる効果が期待できます。
乳化のやり方は、カラー剤を洗い流す前にお湯で頭を少し濡らして、カラー剤が髪に馴染むよう2〜3分ほど優しく揉み込めばOKです!
自分ではなく家族や友達に染めてもらうのもアリ!
セルフカラーだと塗り残しができてしまうことも珍しくありません。
特に髪の量が多いとカラー剤をまんべんなく塗るのも難しいでしょう…。
1人で染めるのが難しい場合は、家族や友達に手伝ってもらうのもアリですよ!