12月の誕生石ブルージルコンの宝石としての価値は?ジルコニアとの違いも

ブルージルコンの宝石としての価値|①虹色の輝き

ブルージルコンの宝石としての価値1つ目は、ダイヤモンドと同じ「ファイア」と呼ばれる虹色の輝きがある点です。白色光線が石の内部で屈折や反射を繰り返した結果、石が虹色に輝いてみえる現象です。「ディスパージョン」とも呼ばれます。宝石の美しさ、特にダイヤモンドの美しさを構成する3つの効果のうちの一つです。

ファセット・カットを施すとファイアと綺麗な金剛光沢を放つジルコンは、宝石としての価値も十分高いといえるでしょう。愛好家の多い宝石です。ブルーダイヤモンドにも似た優しく淡い色合いのブルージルコンは「スターライト」とも呼ばれます。

ジルコンのカラーによる別名

青系のジルコン スターライト
赤系のジルコン ジャシンス
黄色系のジルコン ジャーゴン

ダイヤモンドのような輝きを持ち比較的リーズナブルなブルージルコンは、ジルコンの中でも人気が高い宝石です。特にカンボジア産出のブルー系のジルコンは品質が高いといわれています。輝きを比較される宝石の王様・ダイヤモンドについて詳しく知りたい方はこちらもご覧ください。

ブルージルコンの宝石としての価値|②最古の鉱物

12月の誕生石ブルージルコンの石言葉は?特徴や宝石としての価値も
(画像=『BELCY』より引用)

宝石としてのブルージルコンの価値2つ目は、地球最古の鉱物である点です。オーストラリアの西部で発見されたジルコンは約44億年前の鉱物であると判明しました。ジュエリーとしての歴史はまだ浅いブルージルコンですが、古くから存在していたことが分かります。

現在でもジルコンは、フィッショントラック法という放射年代の測定方法に用いられています。フィッショントラック法とは、地質学や考古学の分野で岩石などの形成された年代を調べるための方法です。

ジルコンが色々なカラーを持っているのも、様々な地球の色を吸収してきたからかもしれません。そう考えるとより興味や愛着が湧きますよね。ブルージルコンは地球の歴史を知る宝石としても、高い価値があるといえるでしょう。

ブルージルコンとジルコニアの違い|天然石と人造石

ブルージルコンとジルコニアの大きな違いは天然石と人造石という点です。名前が似ているため同じ石と勘違いする方も多いでしょう。ブルージルコンは色みを生み出すために加熱処理を加えはしますが、前述した通り火成岩から採掘される天然の鉱石です。非加熱処理の天然カラーのブルージルコンは更に希少価値が高いでしょう。

一方ジルコニアは人工的に作られた人造石です。模造ダイヤと呼ばれることもあります。更に加工し安定化させた合成石をキュービック・ジルコニアと呼びます。1カラット100円~と低価格なものも多く「cz」と表記されます。現在でもダイヤモンドなどの代用品として多く使用されています。

18世紀頃に採掘されはじめたジルコンも、採掘当初は劣化したダイヤモンドと認識されていました。そのためジルコンも昔はダイヤモンドの代用品とされていた歴史があります。こちらもジルコニアと混同されやすい所以でしょう。現在ではブルージルコンは1つの宝石として、とても人気の高い石です。

ブルージルコンは希望の宝石!

ブルージルコンはダイヤモンドと同等の輝きを持つ魅力的な天然石です。他の宝石にはない不思議な特徴も持っています。ダイヤの代用品とされた不遇の歴史がありますが、古くから人々に寄り添い愛されてきた石です。

そんなブルージルコンの輝きは癒しをもたらし未来を照らす希望の光です。時には悪い気から身を守り、時には知恵や富をもたらしてくれます。夢や願いを叶えたい人には最適なパワーストーンといえるでしょう。ブルージルコンの優しい青に守られて、あなたも明るい未来と幸運をつかみとりましょう!

提供・BELCY

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