昼食が大事な理由1、太りにくい

先ほどもお伝えしたように、昼食の時間帯というのは、3食の食事の中で最も太りにくいと言われています。

これは、午後からの活動によって、エネルギーを消費できるということもそうなんですが、実は、ある物質が関係しているんです。

それは『Bマルワン』という遺伝子です。Bマルワンは、血中のブドウ糖を増やす…つまり脂肪を蓄積する作用を持っています。

そして、Bマルワンは、朝起きた時は比較的高め、そこから7〜8時間後の昼〜15時くらいが最も低くなり、夜にかけてまた高くなっていきます。

つまり、Bマルワンが低くなる、昼食〜3時のおやつの時間帯が、最も太りにくい時間帯というわけです。

「やせるための昼食」を保健師が教えます。パンや麺でササッとすませてない?
(画像=『女子SPA!』より引用)

しかし、「昼食は太りにくいから何を食べてもOK」というわけはありません。いくらお昼は太りにくいとはいえ、栄養バランスのとれた食事ができていなければ、食べて痩せるということはできないからです。

そのため、太りにくい時間帯だからこそ、栄養のあるもので、しっかりカロリー・エネルギーをとっていく、ということが大切なんです。

昼食が大事な理由2、ドカ食いしやすい

あなたは、過去の私のように、つい朝食を抜いてしまったり・軽めに済ませてしまい、その反動で、昼食にドカ食いしてしまった…なんて経験は、ありませんか?

私が主宰している、ベルラスダイエットの受講生さんでも、“夜に食べすぎてしまい朝食を食べられない。昼や夜に食べすぎてしまうという”、負のループにハマっている方を、たくさんみてきました。

「やせるための昼食」を保健師が教えます。パンや麺でササッとすませてない?
(画像=『女子SPA!』より引用)

また、先ほどお伝えしたように、「昼は食べても太りにくい」というイメージも強いので、ついつい「お昼ならいっか」と、昼食にドカ食いしてしまう方って、多いですよね。

さらに、これまた昔の私のように、昼って忙しくてつい、簡単にささっと食べられる、うどん・パスタ・ラーメン・カレー・丼ものなどの、太りやすいメニューを選んでしまう…というケースも多いかもしれません。

このように、昼食は、ドカ食いしやすく・太りやすい食事になりやすいので、注意が必要!というわけです。