命式と大運の見方とは?
見方
1、まず、天干と地支がどのような関係性になっているのか。
2、命式の日干を中心にその他の干支の強弱を比べる。
3、変通星の月、年、時間の意味を調べる。
4、十二運の意味を調べ、変通星とどのような関係性になっているのか。
5、干支、通変星、十二運の象意を具体的につなげて、起こるであろう事柄を予測していきます。
6 、次に、月と年の変通星の並びの関係に対して時間の変通星がどの様に関わっているかを判断します。
7、最後に四柱本体と、大運の関係を見ます。四柱本体に対して、大運がどの様に関わりや流年の関わりを見ます。
つまり、1984年生まれの女性の大運は、命式により、次のように表れました。「33歳11ヶ月~43歳11ヵ月 己巳 傷官 建禄」の場合(一部を抜粋してご紹介します。)
33歳11ヶ月~43歳11ヵ月 己巳 傷官 建禄
己巳(つちのとみ、きし)・・干支の組み合わせの6番目で、前は戌辰、次は庚午と言います。陰陽五行説では、十干の巳は、陰の土、十二支の巳は、陰の火で、相生(火生土)になります。
傷官・・傷官には、正財と偏財を強める働きを持ち、傷官の才能が社会的な価値に結びつきます。傷官が、大運に入るだけで、才能で財を得る機会が増えるという事を表します。
建禄・・建禄は、慎重で用心深いながらも、力強く前進する行動力があります。そのため、現実的でリスクの少ない選択肢を選び、責任のある行動で結果を出します。経験と知恵を重んじ、それを得るための努力を惜しみません。
つまり、正官が、強いときはその正官を抑える機能もあり、逆に歓迎されます。さらに、命式で、比肩や劫財が強いときは、財星につなげる役目もあります。つまり、傷官は、人生の波を操る重要な機能を持っていると言えるでしょう。
次に、上記の表をもとに、四柱本体と関係性を分析します。四柱本体に対して、大運が何年ごとに変わり、分岐点がいつなのか分かります。そうすることで、1984年生まれの女性の性格や仕事運、人生の傾向が判明します。
導かれる運勢
女性は、真面目で合理的、実利重視な性格です。また控えめで安定した精神を持っています。情が厚く誠実なので周囲からは信頼されます。臨機応変さや融通性に欠ける一面があるので、視野を広く持つよう心掛けるとよいでしょう。
また、成功運が非常に強く、リーダーになる素質があります。特に管理能力、指導力、政治力に強みがあります。大きな野心と上昇志向を持っており、現状に満足せず常に努力し続けます。小さな組織よりも大きな組織の方がより能力を発揮できるでしょう。
時には、波乱万丈の人生になる傾向があります。生き方はあまり器用な方ではなく、一つのことに集中すると他のことが目に入らなくなります。八方美人ではなく、他者にどう思われようとこれが自分の人生だと割り切れるところが最大の強みです。
四柱推命を正しく読み取るには?
干支の強弱
2番でお話しした、日干とその他の干支の強弱の見方もお話しします。まず日干は、自分自身を表すので、日干が命式において強いのか弱いのかを判断します。また、命式のなかで、最も強い干支と五行の影響の強弱を見ます。
(ただし、命式によっては判断が難しいことので、ご注意下さい。)これまでの出来事や事象を照らし合わせて、検討を重ねています。
特殊星
特殊星は、四柱推命おいて運命を見るときに使います。特殊星は、別名「神殺」と呼ばれ、神は吉の特殊星、殺は凶の特殊星のことを指します。命式の中のある干支の組み合わせは運命において大きなシグナルとなります。それらの組み合わせのことを特殊星と言います。
四柱推命は用神や格局を看ることが重要ですが、特殊星にはそれらを看る際に補佐する役割があります。特殊星を看ることで運命を効率的に理解することができます。四柱推命の歴史において、多くの特殊星が記録されています。
非常に重大な事象を正確に言い当てているものもありますが、一方で完全に信用できるというものでもありません。例えば、特殊星だけを見て重要視しすぎたり、不安ばかりに目がいくと、本来の運命の波に乗ることができません。
特殊星は一生に対して全体的に影響を及ぼすので、年柱の特殊星は0~20歳、月柱は20~40歳、日柱は40~60歳、時柱は60歳以降に注意を払うだけで良いと思います。そのため、1984年生まれの女性の命式に出てきた、日徳、天乙貴人、飛刃の意味は次の表のようになります。
特殊星
日徳・・日徳という特殊星を持っている人は、性格が穏やかで礼儀正しく芯の強い人だと言われています。日柱が「甲寅」「丙辰」「戊辰」「庚辰」「壬戌」のいずれかであれば成立します。さらに、日支と歳運の支が沖するときは健康に気をつけるべき年です。
天乙貴人・・天乙貴人は、四柱推命において大きな吉神の一つである特殊星です。貴人の中では最も良い星で、一切の災厄から守られ、健康的に過ごせます。また、日柱に天乙貴人がある方が一番良く、次に時柱にあるのが良いです。
飛刃・・飛刃は、日干から見て羊刃となる支の真向かいにある支が該当します。そのため、力は羊刃の半分程度だと考えられ、吉凶も羊刃に準じます。つまり、飛刃を持っている女性はお産が重い傾向があり、男性は、無鉄砲、ギャンブル好きなどの破天荒な傾向があります。
つまり、聡明で知恵がある人物であれば、社会的に成功していくと言われています。もし、干合、支合していれば、運が早く開け、人から信頼を得て、生涯刑罰にあうことはないです。
まとめ
今回は、四柱推命の命式を解説し、命式の見方をご紹介しましたが、分析出来ましたでしょうか?難しい言葉が並び、どのように行って良いのか分からないと思います。そのような時は、天干、地支、通変星、十二運、蔵干 、特殊星を一つ一つ調べながら、行う事をおすすめします。
そして、天干と地支がどのような関係性で、その他の干支に影響するのか強弱を調べて下さい。変通星との関係性から干支、通変星、十二運の象意が見えてくるでしょう。
四柱推命は電話占いでも鑑定することができるので、ぜひこちらのページもチェックしてみてください。
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