四柱推命とは一人ひとり命式が異なります。生まれてきた時に、運命を式で表すことで、今後の人生が見えてきます。あなたのお子さまの運命が、トラブル続きでは嫌ですよね?今回は、四柱推命を解説して、命式の見方と無料の命式表もご紹介します。

四柱推命とは?

四柱推命の基本概念

命式を解説する四柱推命とは?命式の見方&無料の命式表もご紹介!
(画像=『BELCY』より引用)

四柱推命は、古代中国の陰陽五行説を元に、生まれてきた人の命運を調べる方法です。世の中のありとあらゆる物事が、陰と陽に分かれる陰陽説と、木、火、土、金、水の5つのエネルギーで構成された五行説が組み合わさった物です。

そのため四柱推命は、生まれた年、月、日、時間からその人の宿命を導き出し、命式を計算します。生まれ持った命式を見れば、その人の運命、性格、大運、結婚運など機転全てが分かります。また、二人の命式を照らし合わせれば、好きな人との恋愛相性も占うことができます。

無料の命式表を調べる

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(画像=『BELCY』より引用)

四柱推命の知識のなく、命式表の計算に自信がない人には、無料の命式表をおすすめします。性格や運命を把握し、とても便利なサイトです。

こちらは名前を入れなくても、生年月日と性別だけで占えるサイトです。大運の日や性格、これからの人生の機転も分かりますよ!!

命式を解説しよう!

1984年9月生まれ女性の命

日柱 月柱 年柱
天干
地支
十二運 冠帯
蔵干
通変星 正官 正財 正官
特殊星 日徳 天乙貴人 飛刃
空亡 空亡
三合・方合
立運 3年11ヵ月 逆運
空亡 子丑
日干の強弱 身弱
格局 正財格
扶抑用神 比肩 劫財
調候用神 偏官 正官

四柱推命は生まれた年、月、日、時、の四つ干支を柱とし、その人の生まれ持った可能性を占います。それぞれ年柱、月柱、日柱、時柱といいますが、日本では、出生時間が不明の場合、時柱を除外し、三柱だけで占う事も多いです。では、それぞれの項目を解説します。

天干・地支ってどういう意味?

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(画像=『BELCY』より引用)

まず、命式を解説するには、天干と地支の意味を知りましょう。天干は、十支の(甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸)を表し、地支は、十二支相関図の(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥)を表します。

命式は、天干と地支の組み合わせで、その人の行動を読み解きます。また、天干と地支の組み合わせは、全部で60通りあります。例えば、天干が(丙癸)の組み合わせの場合は、癸の雨雲に太刀打ちできずに、一方的に剋され才能が発揮できない事を意味します。

自分が納得いかなくても、上司や目上には服従しなければならず、抑圧傾向がみられます。また、表面的には、小奇麗な正官を演じていますが、心の中は、もっと自由に自分を表現して、注目を浴びたいと考えている人が多いようです。

十二運の強弱も比べよう!

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(画像=『BELCY』より引用)

十二運とは、五行説の十干が、十二支によってその強さを変化させる指標です。長生、沐浴、冠帯、臨官(建禄)、帝旺、衰、病、死、墓、絶、胎、養、の12から構成され、人間の一生になぞらえています。それぞれの見方は、次のように行います。まず、地支の年柱部分をご覧下さい。午前中に生まれた人の場合です。

地支の年柱部分

酉・・十二運は、胎。母親の胎内で人が神秘的な形成を迎えている様子を表します。自分では成す術がないことも。

辰・・十二運は、養。母親の体内で養われ大きく成長する姿を表します。

亥・・十二運は、長生。この世に産声を上げて誕生するがなお保育を必要としています。

子・・十二運は、沐浴。生まれた人が社会に適用するための初歩的な訓練を行うことを表します。時に取り乱すことも。

丑・・十二運は、冠帯。成人して威儀を正し何とか自立したり、妙に背伸びしたいと思う心が強い事を表します。

寅・・十二運は、建禄。漸く実力もついて働き盛りの時。自立心も負けん気も旺盛。独立独歩の気風。

卯・・十二運は、帝旺。才能発揮の頂点。自尊心もあるが未練たらたら。孤独感と他の者の追撃におびえている。人生では50代の分別盛り。政治分野では60代。

辰・・十二運は、衰。初老期に入り敢えて無理を犯さない用心深さ。識見は円熟の境地でもどこか活動を抑えている感じ。

巳・・十二運は、病。だんだん体力も衰えてくる。死は未だ先でも明らかに死病が現れる。

牛・・十二運は、死。文字通り死の時。故人の遺徳を称え顕彰する姿。

未・・十二運は、墓。もう墓の中に入り人としての評価も決まっている。動くことはない。

申・・十二運は、絶。故人の霊が体から分かれ宙にあると考えられる状態。最弱。以上の12の地支との関係が発生します。これは、言葉の原義とも言えます。

午後に生まれた場合は、子年から亥年の干支の順番に、病、衰、帝旺、建禄、冠帯、沐浴、長生、養、胎、絶、墓、死が当てはまります。

蔵干の季節も見よう!

命式を解説する四柱推命とは?命式の見方&無料の命式表もご紹介!
(画像=『BELCY』より引用)

四柱推命では、地支の働きが一番強く表れます。その地支の中には、干(天干)の気を蔵しており、支はこの蔵干としての働きがあるのです。干は天の気、支は地の気ですが、地の気である支の中にも天の気を蔵しているという考えに基づいたのが蔵干です。

言葉が難しくて、理解できない人も多いので、簡単にご説明します。まず、人間が住んでいる地球には、地の気があります。また、同時に地球は、太陽からの天の気の影響を受けて、季節折々の変化を地球にもたらします。

つまり、地の気は天の気と関係して、四季に応じて盛んになる気を蔵干と言うのです。そして、蔵干を知るには、四時休旺という言葉を知って頂くと、理解がしやすいです。

四時休旺

四時休旺とは、「四時」という四季を、万物の盛衰に表したものです。例えば、木は春になると盛んになり、火は夏になると盛んになります。また、金は秋に、水は冬に、土は四季の変わり目に関係するのです。

つまり、各月は、その季節に旺する気(盛んになる気)を持つ干が蔵干となります。この蔵干、十二運、天干・地支を比べれば、あなたの運命がほぼ分かります。

もっと詳しく調べるには?

生まれた星(通変星)の意味を知ろう!

命式を解説する四柱推命とは?命式の見方&無料の命式表もご紹介!
(画像=『BELCY』より引用)

通変は、天干と蔵干がどういう意味を持つのか表す用語です。ほとんどの四柱推命は、この位置にどの通変星があり、どういう性質を持っているのか、非常に重要視します。しかしながら、この星のみでその人の人生や運勢の流れを決める事はありません。

単純に一つの通変星で語りきれない暗示や、複数の星のように読み込んで行かなければならない命もたくさんあります。比肩、劫財、食神、傷官、偏財、正財、偏官、正官、偏印、印綬の10種類に分けられます。今回は、月柱が正官、年柱が偏印なので、次のような意味合いになります。

・正官

命式を解説する四柱推命とは?命式の見方&無料の命式表もご紹介!
(画像=『BELCY』より引用)

正官の人は、自分自身を律する機能を持った人のことを表します。決められた行動や仕事に邁進し、自らの才能を世の中の人々に役立てます。リーダーシップを発揮して、周りをコントロールしていく事もあります。

ただし、正官があまりに多いと、不必要な規律に拘束されたり、努力が実らず、功績が出ません。偏官が試練を克服するパワーの星ならば、正官は自分を律して行く星です。

正しい官のイメージ通り、正義感と道徳心を持っていると言えるでしょう。また、実直に物事を遂行して行く性質もあり、それによって信用を得られ、出世が出来ます。

・偏印

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(画像=『BELCY』より引用)

偏印は、タレントの星とも言われ、隠された才能の意味があります。才能開花する事ができるかどうかで、大きく人生が左右されます。例えば、芸術家や、先端の流行やデザイン能力などの才能が、ずば抜けて高い人です。

感性が磨かれることで、星のエネルギーパワーが強くなります。もし、この星を持つ人は、興味のある事を探し、それに邁進していく方が、より豊かな人生を送れます。