糖質と脂質における正しいダイエット
偏った食事のバランスを整えることがダイエットにおいて必要です。
筆者の例でいうと、脂質制限で痩せた経験があります。
というのも、ご飯を食べないことが多いため、もともと糖質摂取が多いタイプではなかったからです。
仮にそういうタイプの人が糖質制限をしたところで、制限できる限界があり、無理なダイエットや効率の悪い痩せづらいダイエットになる可能性が高いです。
自分自身を振り返ってバランスを見ても、脂質の摂取割合が多い食事内容になってました。
栄養素は、炭水化物・脂質・たんぱく質といった三大栄養素から成り立っています。
このバランスは、
- 炭水化物(50~60%)
- 脂質(20〜30%)
- たんぱく質(19〜22%)
が理想的と言われています。
これを各栄養素の英語頭文字をとってPFCバランスと呼んでいます。
みなさんは食品を購入するときに、裏面の成分表示を見たことありますか?
三大栄養素が、それぞれ何g入っているか記載してあります。
私たち管理栄養士は、そのg数から割合と何kcalに相当するだろうかと考えていくのです。
基本情報として、
- 炭水化物:1gあたり4kcal
- たんぱく質:1gあたり4kcal
- 脂質:1gあたり9kcal
具体例として食パンの1枚あたりの成分表示例で説明します。
- エネルギー:246kcal
- たんぱく質:7.4g
- 脂質:3.9g
- 炭水化物:45.4g
と記載があるとします。
これを換算すると…
- たんぱく質:7.4g×4kcal=29.6kcal(12%)
- 脂質:3.9g×9kcal=35.1kcal(14%)
- 炭水化物:45.4g×4kcal=181.6kcal(74%)
がそれぞれのカロリーとその割合になります。
この比率が、はじめに伝えたPFCバランスに近いかどうかを確認していくことでバランスを確認していくのが計算方法です。
ダイエットはバランスが大切
最後のPFCバランスは少し難しい計算ですが、栄養バランスを考える上でとても重要な考え方です。
筆者も商品を選ぶときは、このバランスを考慮して選ぶことが多いです。
糖質制限か、脂質制限か。その答えは自分の中にあります。
正しい知識を知ることで、正しいダイエットを行うことができます。
ぜひ、今回の知識も一つの参考にしてみてください。
提供・yoganess
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