【妊娠初期のイライラの母体への影響②】妊娠高血圧症候群
妊娠初期にイライラし過ぎると、妊娠高血圧症候群のリスクが上がると言われています。
ストレスでイライラすることと、妊娠高血圧症候群の因果関係ははっきりとは解明されていませんが、イライラすると自然に血圧が上がることも関係しているのかもしれません。
【妊娠初期のイライラの母体への影響③】つわりの悪化
妊娠初期にイライラし過ぎると、つわりによる胃腸のムカつきやおう吐などが悪化すると言われています。
妊娠初期には黄体ホルモンが大量に分泌される関係で、胃腸の働きが鈍ってしまうので、胃のムカつきや吐き気などの胃腸症状がつわりとして出やすいものです。
その上、ストレスが溜まってイライラすると、つわりによる胃腸症状や頭痛がさらに悪化してしまうことがあります。
つわりは精神的なものも大きく関係しているとも言われています。
また、イライラすると、妊娠していない時でも胃腸の具合が悪くなったりするものですよね。
そういったことが重なると、つわりの症状も酷くなってしまうようです。
妊娠初期のイライラは早めに解消しましょう!!
ストレスによるイライラがお腹の赤ちゃんやお母さんの身体に悪影響を及ぼすと言っても、ストレスのかかり具合や、どれだけのストレスに耐えられるのか、というのは人によって大きく違いますよね。
あまりストレスを掛け過ぎることを心配し過ぎてしまうと、そのことが却ってストレスになってイライラしてしまうこともありますし、生まれてからの赤ちゃんに、喘息やアレルギーがあったとしても、その原因というのは厳密には解明されていなことも多いものです。
あまり気にし過ぎないことも大切なのですが、ただやっぱりお母さんはイライラし過ぎずに、おおらかな気分で過ごした方がいいのは、言うまでもありません。
ということで、妊娠初期のイライラの解消法についてここからお伝えします。
【妊娠初期のイライラの解消法①】周囲へ理解を求める
まず、妊娠してイライラしてしまう時には、周囲へ妊娠しているのでイライラしがちになる、ということへの理解を求めるようにしましょう。
妊娠初期だと職場などに妊娠を伝えにくいこともあるかと思いますが、周囲の人も理由もわからずに当り散らされるのと、イライラしてしまう理由がわかった上で受け止めるのとでは全く印象が違ってきます。
全員でなくても良いので、職場の上司や信頼できるお局さんには妊娠しているために、精子転機に不安定になりやすいのだということを伝えて、配慮してもらえるようにお願いすることも、周囲との軋轢を減らすためには大切になります。
【妊娠初期のイライラの解消法②】旦那を育てる
リラックス解消法とは違うかもしれませんが、長い目で見た時のストレス源を失くすという意味で、とても大変なことであるのはわかりますが、旦那育てを頑張りましょう!!
妊娠によってママモードに一気に入れる女性と違って、妊娠の実感がない旦那さんは正直なところ、奥さんの妊娠に戸惑っているのが本音です。
旦那さんの多くは、最終月経の初日が妊娠0日で、妊娠2カ月は妊娠4週から始まる、ということさえ知らないものです。
妊娠2カ月と聞いて、60日くらい前に仲良し日がなかったことから奥さんの浮気を疑う旦那さんも多いほど!!
旦那さんというのは、どんなに高い学歴を持っている人でも、奥さんと違って、本当に妊娠や出産、子育てに関しては無知だと言っていいのです。
だから妊娠中の奥さんに無神経な言葉を平気で旦那さんはこともできるのです。
そんな旦那さんの存在が大きなストレスになることもありますが、妊娠、出産に関する番組を一緒に見たり、本を読んだり、ウェブサイトで一緒に勉強するなどして、妊娠や出産、子育てに関して地道に旦那さんを育てましょう。
旦那育てもストレスが溜まりますが、育てなければ出産してからがさらに大変になります。