【妊娠初期のイライラの原因④】人間関係・環境によるもの
妊娠初期にイライラする原因には、周囲の人間関係や環境による場合もあります。
妊娠したことを夫と妻のお互いの両親に伝えると、良かれと思っていろいろとお世話を焼いてくれたり教えてくれたりします。
しかし、夫婦水入らずで生活していた場合には、そういったお節介がストレスになる場合もあります。
また、仕事をしている場合、つわりで体調が悪い中、妊娠したことを周りに伝えるタイミングがわからなくてイライラたり、妊娠したことを伝えた途端に余計に気を使われてしまいプレッシャーを感じることもあります。
妊娠したことが自分たち夫婦だけの問題ではないことに気が付いて、イライラすることも多いようです。
【妊娠初期のイライラの原因⑤】旦那の無理解
妊娠初期にイライラする原因には、旦那さんの無理解もあります。
妻は身体の中で実際に子供を育てているので、日々の変化を感じることができます。
また、実際につわりなどで苦しい思いをしているのも妻の方だけです。
しかし、中には自分の子供が妻のお腹に宿っていると言うことを自覚できなかったり、つわりなどの苦しみを理解していたわろうとしない旦那さんも多くいるのも事実です。
つわりで苦しい思いをしているのに、妊娠前と同じ家事レベルを要求するなど、旦那さんの無理解がストレスになりイライラの原因となることも良くあります。
妊娠初期のイライラによるストレスは胎児に影響も!!
妊娠初期にイライラしてしまうことは、ある程度は仕方がないことなのですが、あまりひどいイライラが長く続くとおなかの胎児に影響してしまう可能性があります。
妊娠していない時でも誰でもイライラする経験はあると思います。
リラックスしている時と比べると、イライラしている時というのは全身の筋肉が緊張しているものですよね。
そうすると当然血管が収縮して血行が悪くなります。
たまにイライラするのならば、お腹の胎児に影響は与えないでしょうが、イライラした状態が続くと、全身の血管が収縮して血行が悪い状態が続くことから、胎児へ悪い影響を与えてしまうのだと考えられます。
それではもっと具体的に、お母さんのイライラがどのように胎児に影響するのかを見ていきましょう。
【妊娠初期のイライラの胎児への影響①】喘息・アレルギー
妊娠初期のイライラがお腹の胎児に及ぼす影響には、赤ちゃんが将来、喘息やアレルギーを患う可能性が高くなる、ということです。
実際にハーバード大学の研究によって、喘息やアレルギーの原因には、妊娠中のお母さんのストレスも関係しているということがわかっています。
イライラしてストレスが溜まると、コルチコステロンというホルモンが分泌されます。
妊娠中ではこのコルチコステロンが赤ちゃんにも一緒に増えてしまうことがわかっていて、このホルモンの影響によって、赤ちゃんにアレルギーや喘息が増えることがわかっています。