私がこのフレーズに出会ったのは、エリザベス女王逝去のニュースでした。英王室の過去についての解説です。その話を聞きながら、王室とは言え、それを構成するのも一人一人の人間たち。波乱万丈あってもおかしくないなと納得したのでした。ちなみに日本語の「波乱万丈」は「波瀾万丈」とも表記します。「波瀾」は「波=小さい波、瀾=大きい波」、「万丈」の「丈」は長さの単位でおよそ3メートル。つまり、「万丈」はその1万倍ということから「きわめて高い」様子を表します。波がとても高いように、物事の移り変わりの起伏が激しいという状況から生まれた表現です。


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