【妊娠初期の出血の原因⑩】胞状奇胎【鮮血?】
妊娠初期に出血する原因には、胞状奇胎もあります。
胞状奇胎というのは、卵子の染色体異常で、正常に受精出来なかったことで起こります。
受精して子宮に着床すると、受精卵は、やがて胎児になる胎芽細胞と、胎盤や卵膜へ変化する絨毛細胞に分かれるのですが、胞状奇胎というのは、絨毛細胞だけが異常に増殖をして、やがて子宮の中を覆い尽くしてしまうものです。
増殖した絨毛細胞がブドウのように見えることから、「ぶどうっ子」と呼ばれることもあります。
胞状奇胎が起きると、不正出血や、重いつわりの症状が現れますが、現在では妊娠初期からエコーの診断により、早期に異常が発見できるので、自覚症状が出ることはあまりありません。
【妊娠初期の出血】胞状奇胎への対処法【鮮血?】
胞状奇胎への対処法としては、手術で取り除くことが第一です。
1回の手術では子宮の中の内容物が取りきれないこともあるので、再手術を行うこともあります。
再手術を行っても再発しやすいので、数ヵ月は経過を観察する必要があります。
まれに胞状奇胎が子宮の筋肉の層にまで侵入してしまう侵入奇胎になってしまうことがあります。
侵入奇胎は薬を投与することによる化学療法をする必要がありますが、それでも状態が改善しなければ、子宮を全摘出する場合もあります。
妊娠初期に腹痛なしの出血!腹痛なしは安全なの?!
妊娠初期に出血を起こす場合には、腹痛がある場合と、腹痛なしの場合があります。
腹痛とは言っても、軽くシクシクチクチクする程度の腹痛から、居ても立ってもいられないほど激しい腹痛に見舞われることもあります。
腹痛なしの場合には、腹痛なしは問題はないのでしょうか。
腹痛なしの妊娠初期の出血というのは、どういったものがあるのでしょうか?!
腹痛なしの出血には診察による刺激や、膣炎やびらん、ポリープといったものになります。
腹痛なしの血が起こる場合には、悪性の子宮頸管ポリープでなければ、腹痛なしの出血が起こる症状には早急に対処しなければならないというものはではありません。
しかし、腹痛なしだからといって、自己判断で腹痛なしだから病院へ行かなくてもいいというものではありません。
この記事の中でも、腹痛がありますとお伝えした症状であっても、腹痛なしだったり、余りにも軽い腹痛で、腹痛なしと勘違いしてしまうこともあります。
腹痛なしの場合でも、何らかの出血が合ったら、腹痛なしだから大丈夫だとは思わずに、必ず一度は病院で診察してもらいましょう。
妊娠初期の出血はよくあること!まずはお医者さんの判断を!!
ここまで、妊娠初期の鮮血の出血がある場合についていろいろと見てきましたがいかがでしたか。
妊娠初期に出血があると、流産したのではないかと慌ててしまう人も多いかと思いますが、流産以外にも妊娠初期に出血する原因はいろいろあることがお分かりいただけたかと思います。
妊娠初期の出血には、色や塊の有無、腹痛ありか腹痛なしかなど、様々な状態があります。
自己判断をすることはとても危険なので、妊娠初期に出血が合った場合には、色や塊の有無、腹痛ありか腹痛なしかなどといったことをメモにして、必ず受診するようにしましょう。
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