妊娠初期の体調変化の中には出血が起こる人もいます。妊娠初期の出血にもいろいろなものがありますが、鮮血の場合には流産の危険もあり注意が必要だと言います。妊娠初期に出血が起こりやすい理由や、鮮血がどうして流産になるのか、といったことをお伝えします。
妊娠初期の鮮血の出血!どうしたらいい?!
妊娠すると、体には様々な体調の変化が起こるものです。その多くが、妊娠が成立したことによるホルモンバランスの変化が原因のモノで、特に心配することではありません。
しかし、妊娠初期に出血が見られた場合には、よく注意した方がいいでしょう。
妊娠初期の出血というのは、特に心配がいらないものもあるのですが、流産や切迫流産の兆候として見られることもよくあります。
特に、鮮血の出血が合った場合や、大量の出血や塊を伴う出血があった場合には、注意が必要です。
この記事では、妊娠初期の出血、特に鮮血の出血の危険性についてお伝えしたいと思います。
妊娠初期の出血は状態に注意!!
妊娠初期には、様々な理由で出血が見られることがあります。
このときに、よく観察して欲しいことは、出血の状態になります。
出血したら、必ず病院で受診をして欲しいのですが、その時には、出血の状態をお医者さんに正確に伝えることが、危険な出血なのか心配の要らない出血なのか、お医者さんが判断する時の判断材料となります。
妊娠初期に出血が見られた場合には、次のことをメモにして病院へ行くようにしましょう。
・出血の色(真っ赤な鮮血、ピンクがかっている、茶色)
・出血の量(少量、大量)
・出血の状態(さらさら、おりものに混ざっている、塊の有無)
・いつから出血しているか
・妊娠週数
・痛みはあるか、どのような痛みか(チクチク、鈍痛など)
特に大切なのは、出血の量と色、塊や痛みの有無になります。これは正確にお医者さんに伝えられるように準備をしていきましょう。
妊娠初期の鮮血の出血は危険信号!!
妊娠初期に出血がある原因にはいろいろとあります。
その中でも、特に注意しなければならない出血の原因は、流産と子宮外妊娠になります。
その症状については、この記事の後の項目で詳しくみていきますが、流産も子宮外妊娠も、真っ赤な鮮血の大量出血が起こることが特徴となります。
塊を伴う大量出血であることも多いものです。
鮮血が出るというのは、出血が始まって間もないということを意味しています。
お腹の中に何らかの傷ができる要因があるということを意味しているので、早急な対処が必要になります。
妊娠初期の鮮血の出血に自己判断は危険!すぐに受診を!!
妊娠初期に、少量でも鮮血の出血があったり、大量の出血があった場合には、自己判断で様子を見るというのはとても危険になります。
特に、子宮外妊娠の場合には、大量出血を起こした場合には卵管の破裂が起きてしまっている可能性も高くなります。
特に、激しい腹痛を感じる時には、危険な状態になっている可能性があります。
大量出血を起こして出血性ショックを起こす可能性も高いので、診療時間外であっても、早急に受診することをお勧めします。
激しい腹痛を伴う大量の出血の場合には、救急車を呼んだほうがいいかもしれません。