【妊娠初期の出血】切迫流産への対処法【鮮血?】

切迫流産への対処法ですが、切迫流産を治療するための治療法というのはありません。

切迫流産を流産にしないようにするためには、とにかく安静にすることが大切です。

切迫流産と診断されて、安静にした人と、普通の日常生活を送り続けた人を比べると、安静を保った人の流産率は日常生活を送り続けた人の約4分の1だという研究結果もあります。

切迫流産から回復する可能性を高めたいのであれば、安静を保つことをお勧めします。

【妊娠初期の出血の原因⑧】流産【鮮血?】

妊娠初期に出血を起こす原因には、流産もあります。

流産というのは、とても悲しいことですが、何らかの理由で妊娠を継続することができずに、お腹の赤ちゃんの命が失われてしまうことです。

流産の多くは、妊娠12週前に起こることがほとんどです。

妊娠すると、胎盤が形成される前でも、赤ちゃんは子宮内膜に絨毛の根を張ってお母さんから栄養をもらえるようにしますが、流産をすると、赤ちゃんが根を張った部分の子宮内膜が剥がれ落ちます。

そのために、通常の生理よりも激しい大量の塊を含む出血が起こり、腹痛を伴うこともよくあります。

妊娠初期に腹痛とともに、大量の出血や、塊を含む大量の出血があった場合には、流産を疑いましょう。

【妊娠初期の出血】流産への対処法【鮮血?】

流産をしてしまった場合、剥がれ落ちた子宮内膜などの塊が、大量に出血してもすべて出血で出切らずに、中に残ってしまうことがあります。

そのまま放置しておくと、塊が残ったままになり、子宮の中で炎症を起こしてしまうこともあります。

自然に残った塊を排出されるのを待つこともできますが、万が一、残った塊が炎症を起こしてしまうと、次の妊娠に差し支えることもあるので、子宮の中に残った塊を除去するための子宮内容除去手術を行うことが一般的です。

【妊娠初期の出血の原因⑨】子宮外妊娠【鮮血?】

妊娠初期に出血をする原因には、子宮外妊娠もあります。

卵子と精子が出会って受精するのは、子宮ではなく、卵管になります。

受精すると、受精卵が卵管から子宮へ移動して、子宮内膜上着床するのが普通の妊娠の成立です。

それが何らかの原因によって、受精卵が子宮までたどり着くことができずに、子宮以外の場所に着床してしまうことを子宮外妊娠といいます。

子宮外妊娠であっても、妊娠が成立した日時に大量に分泌されるホルモンが分泌されるようになるので、妊娠検査薬を使うと、妊娠成立の陽性反応が出てしまいます。

子宮外妊娠でも、ある程度の大きさまで受精卵は成長することができるのですが、徐々に不正出血や下腹部痛などの症状が現れてきます。

週数が進むにつれて、不正出血の量は大量になっていき、下腹部痛のひどくなっていきます。

妊娠7週から8週くらいになると、卵管破裂を引き起こすこともあります。

卵管破裂が起きてしまうと、大量の出血を起こし、出血性ショックに陥ってしまうこともあります。

不正出血が続く時には、できるだけ早く産婦人科を受診することが大切です。

【妊娠初期の出血】子宮外妊娠への対処法【鮮血?】

子宮外妊娠での対処法は、現在では日本では原則として手術によって受精卵を除去することになります。

欧米では、薬を使う治療法も一般的になりつつありますが、現在の日本では薬は保険適用外になるために、手術での治療となります。

手術の方法は、子宮外妊娠が起きている場所や症状によって変わってきます。

医師の判断によるので、よくわからないことがあったら、よく質問して理解してから手術に臨むようにしましょう。