2022年版!人口別に見る住みたい田舎ランキング【人口5万人以上〜20万人未満】

田舎暮らしで人気の場所はここ!人口別ランキングから見えてくる田舎暮らしの魅力
(画像=『移住したい』より引用)

生活のしやすさを考慮する方は、人口5万人以上〜20万人未満の自治体を視野に入れてみましょう。ある程度の人口数を誇る自治体は、土地開発や公共交通機関の充実度が高い傾向にあります。大都市からの移住者にとっても馴染みやすい移住先となっているので、田舎暮らしの失敗率を下げることに繋がります。
以下は、人口5万人以上〜20万人未満の自治体TOP3です。

第3位:大分県日田市
第2位:愛媛県今治市
第1位:愛媛県西条市

大分県から1市、愛媛県からは2市がランクインしています。温かい気候が魅力の九州・四国地方は、寒冷地帯を避けたいシニア世代やファミリー世帯から特に人気の移住先です。ここでは、各自治体で田舎暮らしをする場合のライフスタイルについてチェックしていきます。

第3位:大分県日田市

日田市は、大分県の北西部に位置する自治体です。福岡県と隣接しており、福岡市まで約1時間でアクセス可能となっています。九州一の都市へ気軽に行ける距離感なので、ある程度の利便性を確保しやすい移住先です。

また、県庁所在地の大分市までは1時間15分程度の所要時間となっており、通勤や通学の範囲を福岡市と大分市まで広げることができます。幅広い就職先と進学先から選べるので、自分のキャリアや進路を諦める必要もありません。

尚、「日田天領まつり」「天領日田おひなまつり」「日田祇園祭」といった祭りが開催されており、年間を通してさまざまな催し物に参加することができます。現地の文化や歴史を学べるのはもちろん、地域コミュニティに馴染むチャンスが多い点もポイントです。

第2位:愛媛県今治市

今治市は、愛媛県北東部に位置しています。
瀬戸内海に面しているほか、「近見山」「浅川」「大三島」といった多種多様な自然環境が魅力の自治体です。さまざまな自然を味わえることから、自分の理想とする田舎暮らしを叶えやすいという特徴があります。

また、今治市は、医療機関が豊富な移住先です。「愛媛県立今治病院」「今治市医師会市民病院」「聖マリア会木原病院」「済生会今治病院」をはじめとする病院が集まっており、田舎暮らしにありがちな医療機関不足とは無縁の生活を送ることができます。医療を受けやすい環境が揃っているので、持病がある方やシニア世代の移住者にとって暮らしやすい自治体です。

尚、今治市から県庁所在地の松山市へ移動する場合、所要時間は1時間強です。ちょうど良い距離感なので、「普段は田舎暮らしを楽しみたいけど、定期的に都市部にも出かけたい」「都市部にある程度アクセスしやすい方が長く快適に暮らせそう」という方に最適です。

第1位:愛媛県西条市

人口5万人以上〜20万人未満の自治体で人気NO1にランクインしたのは、愛媛県西条市です。
松山市から西条市までは、車で1時間ほどの所要時間となっています。四国旅客鉄道、石鎚登山ロープウェイ、フェリー、路線バス、高速バスといった多彩な公共交通機関もあり、都市部へアクセスしやすいというメリットがあります。

また、第一次産業、第二次産業、第三次産業のバランスが良く、農業、漁業、鉱業、製造業、商業などが盛んです。企業や工場の数も多いことから、就職先を見つけやすい移住先です。暮らしやすい環境が整っている西条市ですが、自然が多いという特徴も兼ね備えています。

「石鎚山」「瓶ヶ森」「加茂川」「黒瀬湖」などがあり、緑豊かな住環境で田舎暮らしを満喫できます。「禎瑞の芝桜」「ひょうたん池の桜」「石鎚スキー場」をはじめとする自然由来の観光名所も充実しているので、「移住先の自然を休みの日にも堪能したい」「レジャーやお出掛けを楽しめるエリアに移住したい」という方に最適です。

2022年版!人口別に見る住みたい田舎ランキング【人口20万人以上】

田舎暮らしで人気の場所はここ!人口別ランキングから見えてくる田舎暮らしの魅力
(画像=『移住したい』より引用)

利便性の高い地域で田舎暮らしをしたい方は、地方の県庁所在地を選ぶのがおすすめです。大都市よりものんびりとしたライフスタイルを実現できるのはもちろん、ある程度の自然環境の中に身を置けるというメリットがあります。
人口20万人以上を誇る自治体の中でも、特に以下の3つが高い人気を獲得しています。

第3位:大分県大分市
第2位:秋田県秋田市
第1位:静岡県静岡市

いずれの自治体も県庁所在地となっており、快適かつ便利な田舎暮らしを満喫できます。また、都市部への通勤や通学が視野に入れられることから、雇用機会や教育機関を妥協しなくていい点も特徴です。初めて田舎暮らしに挑戦する方は、各自治体の魅力について理解を深めましょう。

第3位:大分県大分市

大分市は、大分県の中部に位置する自治体です。
製造業が盛んに行われており、工業都市としての役割を果たしています。また、教育機関も豊富で、小中学校、高等学校、大学の数が多いという特徴があります。私立校や中高一貫校もあるため、子育て世帯にとって暮らしやすい移住先です。

大分市は、公共交通機関が発達している点もポイントです。JR九州の豊肥本線、日豊本線、久大本線のほか、路線バス、高速バス、フェリーなども通っています。「大分インターチェンジ」や「国道10号」をはじめとする道路も充実しているため、九州内のあらゆる方面へ気軽に移動することができます。

尚、大分市は、史跡や文化財が多い自治体です。「高瀬石仏」「亀塚古墳」「大分銀行赤レンガ館」といった名所が集まっていることから、文化的な雰囲気の中で田舎暮らしを楽しめます。

第2位:秋田県秋田市

秋田市は、秋田県の県庁所在地です。
日本海に面しているものの、東北地方の中では比較的積雪量が少ないという特徴が見られます。雪国で初めて暮らす層でも挑戦しやすい気候のため、移住検討者から高い人気を獲得している移住先です。

また、お祭りの多い自治体としても知られており、「竿灯まつり」「雄和華の里秋祭り」「土崎神明社祭の曳山行事」「ボートピア河辺ふれあいフェスタ秋の収穫祭」などが開催されています。伝統的な祭りから現代的なイベントまでバリエーション豊富な催し物に参加できるので、飽きとは無縁の充実した田舎暮らしを実現できます。

尚、秋田市は、アウトドア派の移住者におすすめの移住先です。オートキャンプ場、グラウンド・ゴルフ場、スキー場、ピクニックの森、テニスコートなどを併設した「太平山リゾート公園」があるため、普段は利便性の良い生活をしつつ、休日には自然の中で思う存分遊べる環境が整えられています。

第1位:静岡県静岡市

人口20万人以上を誇る自治体の人気NO1にランクインしたのは、静岡県静岡市です。
静岡県の県庁所在地であり、商業都市や観光都市としての印象が色濃い自治体です。金融業、建設業、製造業、サービス業といった幅広い分野の企業が集まっているものの、「富士山」「三保の松原」「赤石山脈」といった大自然が多いエリアとしても知られています。

雇用機会の豊富さと自然環境のバランスが良いことから、「自然の多い場所で田舎暮らしをしたいけど就職先があるか心配」「仕事先が確保できてリフレッシュにも適した環境ってないかな?」と考えている方に最適です。

また、静岡市では、お茶、いちご、レンコン、わさび、大豆、桃、ミカンをはじめとする第一次産業も盛んに行われています。現地生産の食材を日常的に購入できる移住先となっており、食費を抑えながら健康的な食生活を目指せるというメリットがあります。