【妊娠初期に不眠で眠れない原因⑥】つわり

妊娠初期の不眠の原因にはつわりもあります。

つわりといえば吐き気や胃のムカつきだけだと思っている人もいるようですが、つわりの症状は人によって様々な形で出るものです。

吐き気や嘔吐、胃のムカつきと言った胃腸症状だけではなくて、いつも食べていないといられなくなる食べつわりや、激しい眠気に襲われてしまう眠りつわりといったものもあります。

その中には、症状が不眠として出るつわりもあります。

また、昼間眠りつわりによる激しい眠気に襲われて昼寝を長時間してしまい、夜眠れなくなってしまったり、何度も夜中に起きるようになってしまい、昼夜が逆転してしまう人もいます。

つわりの症状は、多くの人は妊娠4ヶ月くらいでおさまってくるものなので、その間はあまり体に無理をかけないようにしながら、生活すれば大丈夫でしょう。

【妊娠初期に不眠で眠れない原因⑦】疲れ

妊娠初期の不眠の原因には、心身ともに疲れ過ぎてしまっていることもあります。

とにかく妊娠中は、体の中のホルモンバランスが前とは大きく変化していることから、心身ともにバランスが取りにくくなっていて、妊娠前と同じような生活をしていたら疲れやすくなってしまうものです。

その上、お腹の中では赤ちゃんも日々育っているので、そのためのエネルギーも余計に必要になります。

また、流産への不安や、仕事で配慮をしてもらうことへの申し訳なさや環境の変化などで、妊娠する前には考えられないようなちょっとした事でも、不安やストレスを感じやすくなっているので、気疲れもしやすいものです。

そのために、妊娠前と同じ時間睡眠を取ったとしても、疲れが取れずに熟睡できていないような気がしてしまうこともあります。

ゆっくりと時間をとって疲れを休めるような余裕を持てるように周りの人にも協力してもらいましょう。

妊娠初期に不眠で眠れないのは流産の原因になるの?!

妊娠初期の不眠に悩む妊婦さんの中には、夜眠れないことや、何度も夜中に起きることが、流産の危険性を増すのではないかということで、さらに不安に感じているとも言えるでしょう。

妊娠初期に不眠で眠れなかったり、何度も夜中に起きるようなことが続くと、流産の原因になるのでしょうか。

直接、不眠や何度も夜中に起きる日が続いて、寝不足になったからと言って、そのことが直接流産の原因になるわけではありません。

しかし、何度も夜中に起きる日が続いたりして、寝不足で彼が溜まっている体で、昼間に無理に家事や仕事を続けてしまうと、切迫流産の危険性が高まってしまうことがあります。

切迫流産というのは、妊娠を継続していると母体が持たないと身体が判断した場合に、お腹の赤ちゃんを外へ排出しようと子宮が収縮を始めてしまうことです。

切迫流産を避けたいのなら、仕事や家事も、ある程度は頑張ることも大切ですが、体が辛すぎるときには、適度に体を休ませながら進めることも大切です。

妊娠初期に不眠で眠れない時はどんな対策が?!

ここまで、妊娠初期に不眠で眠れなかったり、何度も夜中に起きる原因について見てきました。

不眠で眠れない日が続いて、寝不足が続いてしまうと、妊娠していない普通の時でも、体がしんどくてダウン寸前になることもありますね。

ましてや、お腹の中で赤ちゃんを育てている妊娠中のお母さんにとっては、寝不足が続いて、体力が余計に消耗されてしまうのは、切迫流産の可能性も高めてしまう、とても危険なことでもあります。

妊娠初期に不眠で眠れない日が続くときには、いったいどんな対策をすればいいのでしょうか。

ここから、妊娠初期に眠れない時の対策について見ていきたいと思います。