【妊娠初期に不眠で眠れない時の対策①】無理をしない

妊娠初期に不眠で眠れない時の対策の1つ目には、無理をしすぎないということが大切です。

この次から、具体的な様々な対策を挙げていきますが、何をやっても眠れなかったり、いくら寝ても寝不足な感じが抜けなかったりすることは必ずあるかと思います。

そんな時には、無理をしすぎることなく、体を休めることを1番に考えましょう。

熟睡ができなくても、体が辛いときには横になって目をつぶって少しウトウトするだけでも全く違うものです。

特に、妊娠4ヶ月までは少しでも体に無理をかけすぎてしまうと、流産の危険性がとても高い時期になります。

寝不足でつらいときには、周りの人にも協力をしてもらって、少しでも休める時間と場所を確保できるようにしましょう。

【妊娠初期に不眠で眠れない時の対策②】足湯や入浴

妊娠初期に不眠で眠れない時の対策の2つ目には、足湯や入浴で身体の芯をしっかりと温める、というものがあります。

夜、眠るためには、自律神経の副交感神経を交感神経よりも優位にする必要があります。

夜、眠る時間の1時間前までにぬるめのお風呂にゆっくりと浸かって、身体を芯まで温めることによって、副交感神経が刺激されて、程よい眠りに就くことができるのです。

また、基礎体温の高温期が続くことで、なかなか眠れなくて困っている人は、お風呂でしっかりと身体を芯まで温めて、お風呂から上がった後に身体が冷める温度差を作ることで、眠りに就くこともできます。

お風呂で温まることで、妊娠すると血行が悪くなりがちな腰回りを温めることができますが、普段シャワーでお風呂に入らない人は、足湯をするだけでもお風呂に入るのに近い効果を得ることができるので、ぜひやってみてください。

【妊娠初期に不眠で眠れない時の対策③】ウォーキング等の運動

妊娠初期に不眠で眠れない時の対策の3つ目には、ウォーキングやストレッチ、マタニティヨガなど、妊娠中でも無理なくできる運動をすることによって、夜眠れるようにする、というものもあります。

妊娠するとつわりなどで体が思うように動かせないことで、ついつい運動不足になりがちです。

しかし運動不足に陥ると、体中の血行が悪くなったり、気分転換がうまくいかなくなったりして、睡眠不足の原因にもなってしまいます。

あまり激しい運動すると、特に妊娠初期には流産の原因になってしまいますが、ウォーキングやお腹周りに負担をかけないストレッチ、マタニティヨガなどをすることで、全身の血行を促進することができる上に、程よい気分転換にもなります。

また程よい疲労感を感じることで、身体を動かさなかったときと比べると、眠りに就きやすくなるので、無理をしない程度の適度な運動をすることをお勧めします。

【妊娠初期に不眠で眠れない時の対策④】睡眠時間を確保

妊娠初期に不眠で眠れない時の対策の4つ目には、睡眠時間を眠れるときにはとにかく確保する、ということも大切になってきます。

夜、布団に入ってもなかなか眠れないと、昼間に強烈な眠気に襲われてしまうこともあります。

そういう時に、我慢して眠らないで無理をし過ぎてしまうと、身体から全く疲れが取れなくなってしまい、切迫流産の危険性も高まってしまいます。

妊娠初期に眠れない、という状態は妊娠5カ月に入れば改善されることが多いものです。

昼間でも夜でも、眠れそうなときには睡眠時間を少しでも確保して、赤ちゃんを育てるための体力を温存するようにしましょう。