【妊娠初期の眠気対策③】夜、熟睡する工夫を!

夜、熟睡できなくて昼間に強い眠気を感じてしまう時には、夜に熟睡できるように工夫することも大切です。

妊娠すると、黄体ホルモンの分泌による体温上昇だけではなく、自律神経が乱れたり、妊娠したことによる精神的なストレスや体調不良で、夜どうしても熟睡できなくなる人がいます。

ホルモンバランスの変化など、自分の努力ではどうしようもないこともありますが、夜熟睡できるような工夫も大切になります。

朝起きたらカーテンを開けて、朝日を浴びると体内時計がリセットされて目が覚めます。

朝からしっかりと起きていれば夜には眠くなるので、朝日を浴びることも大切です。

また、ぬるめのお風呂にゆっくりと入ったり、お腹周りに負担を掛けないストレッチをしてリラックスるすることも効果的です。

眠気を誘うリラックスアロマを焚くのも良いですね!!

【妊娠初期の眠気対策④】目薬や目のマッサージ

仕事や家事でどうしても手を離せない時には、重くなって下がってきてしまう目のまぶたをシャキッとさせるために、清涼感のある目薬を差したり、目のマッサージをすることも、一時的な眠気解消には効果があります。

どうしても妊娠初期で眠い時には、身体を休めるのが一番お腹の赤ちゃんのためにはいいのですが、どうしても手が離せない仕事や家事の最中だと、なんとしてでも目を開かなくてはいけませんよね。

そんな時には、一時的ですが、清涼感のある目薬や目の周りを軽く抑えてマッサージすることで、一時的にですが眠気を抑える効果があります。

マッサージのやり方は、眉毛の上や目のくぼみの境目を押したり揉んだりすると効果がありますよ!!

【妊娠初期の眠気対策⑤】肩や腕のストレッチ

ひどく眠い時には、脳に十分な酸素が回っていないことも考えられます。

妊娠すると、血管が広がって血圧が下がるので、脳への血流が弱くなってしまい、眠気や頭痛の原因となることもあります。

そこで、肩や腕のストレッチをすることで、肩周りや首回りの血流を良くすることが大切になります。

どうしても肩や首が凝ってしまうと、脳への血流が悪くなってしまいます。

そこへ妊娠したことによる血圧低下が加わると、ますます脳へ酸素が送られなくなってしまい、眠いのがひどくなっていきます。

少しでも脳への血流を増やすために、肩を回したり、腕を上や横に伸ばしたりするストレッチをして、肩や首回りの筋肉をほぐすようにしましょう!!

尚、妊娠中でもストレッチ程度の軽い運動は行っても大丈夫ですが、お腹に力がかかるものはやめておきましょう。

眠いからと言って妊娠中はカフェインは控えて!!

妊娠中にひどく眠いと感じる時の対策についていろいろと調べていると、コーヒーを勧めているサイトもあります。

眠くても仕事を乗り切るのは濃いめのコーヒーが一番効く!!という人も多いことでしょう。

妊婦さんの中にもついついコーヒーをがぶ飲みして妊娠初期の眠気に立ち向かおうという人も多いものです。

しかし、できる事ならば眠気覚ましとしてコーヒーのカフェインに頼るのは避けた方が無難です。

というのは妊娠中にお母さんが摂取したカフェインというのは、お腹の赤ちゃんに影響しやすく、流産や早産、低体重児、発達障害の原因となることがわかっているからです。

とは言っても、1日に普通の濃さのコーヒーや紅茶を毎日1杯程度飲むのならこのような影響はまず起こりません。

しかし、眠気覚ましにカフェインの力を借りようとすると、コーヒーの量や濃さが増えていったり、コーヒーよりもカフェインがたくさん入っているエナジードリンクや栄養剤、目覚ましガムや目覚ましドリンクに頼るようになってしまいます。

そしてカフェインを摂りすぎてしまうことになります。

カフェイン摂取が過剰になりすぎると、頭痛や不眠といった別の症状も出てきてしまいます。

眠気覚ましで飲んでいるのに、却って不眠になったり頭痛を引き起こしては意味がありませんよね。

妊娠中のコーヒーや紅茶はあくまでも嗜好品としてたしなむ程度にして、眠気対策はカフェインではなくこの記事でもご紹介した他の手段で行うようにしましょう!!