妊娠初期の眠気で流産の危険はない!!

妊娠初期にはつわりがひどかったり、頭痛がしたり、眠いと感じることが多くて、初めて妊娠した妊婦さんたちには、この体調の変化がいつからいつまで続くのか不安になることもありますよね。

特に妊婦さんたちのにとっては初めての妊娠では、一番怖いのが流産ですが、妊娠初期に激しくだるいと感じたり眠いと感じることで流産の危険はあるのでしょうか?!

妊娠初期にだるいと感じたり眠いと感じたりすることは、妊娠を継続させるために、程よく身体が緩んでいる証拠です。

流産の心配は全くないと考えていいでしょう。

流産の心配を考えなくてはいけないのは、出血した時や、下腹部に強い痛みや感じた時です。

特に流産するときには出血を伴うことが多いので、出血や下腹部の異常を感じたらすぐに病院で相談しましょう。

妊娠初期の眠気対策とは?

妊娠初期にだるいとか眠いと感じることは、自然な体調の変化ですが、あまりひどい眠気が続いてしまうと、仕事や日常生活に支障をきたしてしまいますよね。

いつからいつまで続くの分からない眠気にはどうやって対処したらいいのか、ここからは妊娠初期に眠いと感じる時の対処法についてみていきたいと思います。

【妊娠初期の眠気対策①】とにかく寝る、休む

妊娠初期にだるいと感じたり眠いと感じる時には、とにかく寝て休むことが大切です。

妊娠を継続させるために妊娠初期に出される黄体ホルモンにはお腹の赤ちゃんを守るために、普通であれば元気に活動していなくてはいけない、内臓の筋肉や免疫系の働きを弱める働きがあります。

ということは、妊娠初期のお母さんの身体というのは、頭痛がしたり、いつもよりも胃腸の働きが弱くなっていたり、風邪を引きやすくなった状態です。

この状態で普段通りに活動を続けようということには、どうしても無理があります。

特に妊娠初期にはちょっと無理をし過ぎると流産の可能性も高いので、休めるものならできるなら身体を休めて、眠りたいだけ眠った方が、母体のためにもお腹の赤ちゃんのためにも良いでしょう。

仕事などでなかなか休めない時でも、家事を手抜きしたりすることで、身体を休める時間を出来るだけ作ることが大切です。

【妊娠初期の眠気対策②】ミントガムをかむ

妊娠初期にだるいと感じたり、眠いと感じる時には身体を休めることが一番大切です。

しかし、中にはどうしても眠気を我慢しなくてはいけないこともありますよね。

そんな時には、ミントガムなど、清涼感のあるガムを噛むことで一時的にでも頭をスッキリとさせることができます。

ガムを噛むとこめかみが動くので、脳へ刺激が伝わります。

すると強く感じていた眠気が醒めることもありますし、集中力もアップすると言われています。

甘いものが好きな人は、ついついチョコレートやキャンディを口に入れたくなりますが、妊娠している妊婦さんにはミントガムの方がお勧めです。

ミントガムには清涼感があって、噛んでいると口の中がさっぱりとして、吐き気を伴うつわりや胃のムカつきなどを一時的に軽減させる効果もあると言われています。

仕事中にどうしてもいつからいつまで続くかわからないような、妊娠初期の強い眠気と戦わなくてはいけないようなときには、ミントガムを常備してみてはいかがでしょうか?!

ただし、妊娠中のガムを選ぶ時にはカフェインレスのモノを選びましょう。眠気覚まし用のカフェインがたくさん入っているガムは頭痛などの原因もなるので控えましょう。