シャンプーで髪の毛が絡まるのを防ぐ手順は?
日頃のシャンプーが髪の毛の絡みの原因になっている場合もあります。そうならないためにもシャンプーの手順や考え方をチェックしておきましょう。
ただ「なんとなく」行っていたシャンプーを、髪の毛が絡まらないように行うため対処法を知っておきましょう。
その1:シャンプーは頭皮のマッサージ
髪の毛全体をゴシゴシと摩擦をしてしまうとどうしても絡まりやすくなります。特に髪質が柔らかい、髪が細い、痛んでいるという方の場合、絡まりやすくなってしまい痛くないようなほどき方をするのも一苦労。一度絡んでしまった髪の毛は、痛くないように優しいほどき方をしてあげるしか対処法がありません。
シャンプーをするときは頭皮を優しくマッサージしてあげるように洗いましょう。また爪を立てたり、髪同士をゴシゴシこすり合わせるのではなく、頭皮を指でマッサージしながら、泡で包み込んであげるようにします。
その2:髪の毛についたシャンプーはしっかり洗い流そう
髪の毛についたシャンプーはしっかりと洗い流すようにしましょう。シャンプーは髪の毛の汚れを落とすため界面活性剤が一般的に使用されています。シャンプー後にすすぎが十分でなければ髪に界面活性剤が残ってしまうんです。
刺激が少ないとはいえ、肌や髪に長時間触れてしまうとフケやかゆみの元となったり、髪の痛みの原因にもなりかかねません。
シャンプーはしっかりと洗い流すように心がけておきましょう。
その3:髪の内部に栄養を、トリートメント
シャンプーが終わったら、次は髪に栄養を補給してあげます。そのためにはトリートメントを使用します。トリートメントは髪の内部に浸透して、髪をサラサラにしたり、キューティクルを補修したりする働きがあります。
髪の毛は1日紫外線に晒されたり、摩擦によってダメージが蓄積されていきます。そのため髪の1日のダメージをトリートメントで労ってあげましょう。
トリートメントの種類によっては毎日でも大丈夫なものや、1週間に○回と回数が決められているものがあります。一般的に市販されているトリートメントならば、髪の毛が絡みやすい人なら毎日行っても問題ありません。浸透力が美容室などのものと比較すると弱いからです。
その4:髪の外側にコーティング リンス
髪の内部に浸透するのがトリートメントでしたが、リンスは髪の表面をコーティングしてくれるものです。なのでシャンプー、トリートメントの次に行うのはリンスです。トリートメントで浸透させた美髪成分をリンスでコーティングしてあげましょう。
リンスの仕方で実は頭皮の痒みが出てしまうようなケースもありますので注意。もしかゆみが出てしまった場合の対処法は、一度リンスのやり方を見直してみることです。
リンスは頭皮には必要のないものですので、リンスの成分が刺激となってかゆみなどを引き起こすことも。髪の痛みや髪の絡みを解決したいのであれば、髪の毛の中ほどから毛先までにリンスをすれば十分とも言えます。
その5:お風呂上がりにしっかりブロー
髪が濡れた状態を放置しておくのはよくありません。お風呂上がりに髪がよく絡まる!という方はしっかりブローをするようにクセ付けておきましょう。
髪が濡れた時間を短くしてあげることで、サラサラの髪をキープすることができるようになります。逆に濡れたままにしておくと髪の絡まりやダメージ、乾燥の原因に。お風呂上がりのブローはしっかりと行うようにしましょう。
またシャンプーで髪が絡まってしまった場合の対処法ですが、ブロー中無理に引っ張るようなほどき方はおすすめできません。濡れた髪は摩擦抵抗が強いんです。しっかりとブローが終わって髪が乾燥してから少しずつ絡んだ髪を整えてあげましょう。このほどき方が一番髪に負担がかかりません。
シャンプーの手順まとめ
髪の毛が絡まらないように、シャンプーの手順をしっかりと確認しておきましょう。
○シャンプーは優しく指でマッサージ
○しっかりシャンプーを落としてからトリートメント
○トリートメントの後にリンス
○しっかり洗い流してブロー
この手順で髪の絡まりを防止しましょう。シャンプーのやり方を改善するだけで、髪が絡まるトラブルを減らすことができる人も多いんです。
ヘアスタイルによっては髪の毛が絡まるトラブルが起きやすい
シャンプー以外にも、ヘアスタイルによっては髪の毛が絡まりやすい場合もあります。
あなたのヘアスタイルは大丈夫でしょうか?
どんなことをすると髪の毛が絡まりやすくなるのか原因を探ってみましょう。