【髪の毛が絡まる原因】逆毛を立てるヘアスタイル
ヘアスタイルでトップにボリュームをもたせたり、お団子ヘアにする際、コームで逆毛を立てる場合があります。この逆毛を立てたままお風呂へ直行、そしてシャンプーをすると高確率で髪の毛が絡まります。
逆毛でも絡まりにくくする対処法は、お風呂に入る前の準備にコツがあります。逆毛を立てたらまずお風呂へ行く前にしっかりとコームで髪をといてあげましょう。
この段階でも髪の毛が多少絡んでいると思いますが、ほどき方は少しずつ一気に櫛を入れないことです。最初に髪を整えてからお風呂へ入ることで逆毛による髪の毛の絡みは防ぐことができますよ。
髪の毛が絡みやすいヘアスタイル:お団子ヘア
髪の毛が絡みやすいヘアスタイルとして、お団子ヘアが挙げられます。これはお団子部分にボリュームを持たせるために逆毛をたててまとめるからです。ボリュームを落として毛先を巻いただけならば絡むことは少なくなります。
でもやっぱりボリュームを出してかわいいお団子ヘアを作っていきたいですからね。ブリーチやカラー、パーマをしている方はさらに絡みやすくなってしまいますので注意してください。
髪の毛の絡みを防ぐにはとにかくお風呂前にどれだけ髪をサラッとした状態にできるかがポイントです。しっかりと絡みをほどいてコーミングしてください。髪がしっとり落ち着いてからお風呂へ行くことでかなり髪の毛の絡みを防ぐことができます。
髪の毛が絡みやすいヘアスタイル:ルーズなゆるふわヘア
ふんわりとしたルーズな髪はオシャレ女子にとって欠かせないヘアスタイルでもあります。でもこのヘアスタイルの場合、トップにボリュームを出すために一部逆毛を立てたり、三つ編み部分を少し引出すようにしてルーズさを出したりと、髪の毛が絡む要因が多いんです。
こちらも髪の毛をしっかり梳いてから、お風呂に行くようにしましょう。その後の髪の毛の絡み方が全然変わってきます。
髪の毛が絡みやすいヘアスタイル:細かい編み込み
細かな編み込みを使ったヘアスタイルも髪の毛の絡みが増えてきてしまいます。もちろんその時は大丈夫なんですが、問題なのは家に帰ってから。
編み込みを解いていくと、編み込みのクセが髪の毛にはついています。その状態でお風呂に入ったりすると普段よりも絡みやすくなってしまうんです。元々毛が細かったり、ダメージで髪が絡みやすい方は、ある程度お風呂の前にクセを取ってあげるようにしてください。
【髪の毛が絡まる原因】パーマやカラー
パーマやカラーも髪の毛が絡まる原因となります。高温のアイロンやカラー剤は、髪へのダメージが大きくそれだけ髪が痛みます。
すると当然髪の毛が絡まるケースも増えてしまうんです。とはいえ、パーマやカラーは多くの女性がオシャレで行っていることでしょう。髪の毛が絡まらないような対処法は、日々のケアを怠らないことと、髪へのダメージになる紫外線を避けることです。
【髪の毛が絡まる原因】縮毛矯正は髪ダメージが大きい
強いクセっ毛の方にとっては夢のストレートヘアが手に入る縮毛矯正。しかしこの縮毛矯正も髪へのダメージがなかなか大きく、髪が絡まる原因の1つになることも。縮毛矯正をすると髪がサラサラになり、髪は絡まりにくくなるように思えますが、実は元々の自毛にダメージを与えてしまっているため、シャンプーやヘアスタイルによって絡みやすくなってしまう場合もあるんです。
縮毛矯正をする前にはクセっ毛によって、縮毛矯正をした後には縮毛矯正のダメージによって、それぞれ髪の毛が絡みやすい状態を作ってしまうのでなんとも皮肉なものです。けれども縮毛矯正が原因で絡んでしまった髪は、無理せず少しずつほどいてあげるしか対処法がありません。
縮毛矯正で髪のダメージが大きくなる理由
一般的な縮毛矯正はストレートパーマと比べると髪へのダメージが大きい、と言われています。縮毛矯正の仕組みを見て、髪のダメージの理由を探ってみましょう。
縮毛矯正は薬剤と高温のアイロンで行う
縮毛矯正が髪に負担がかかる理由は、薬剤と高温のアイロンなどを使って行うからです。
まず薬剤で髪の毛を構成するケラチンという物質を壊します。これを行うことで髪を柔らかくするんですね。その柔らかくした状態で、さらに熱処理をしてクセを伸ばしていきます。縮毛矯正とストレートパーマではこの工程に違いがあって、熱処理をすることで頑固なクセもしっかり伸ばすことができます。
縮毛矯正の方が髪へのダメージが大きいのはこのためです。
そして熱処理をして伸ばした髪を、そのままの状態にキープするように薬剤で"固定"します。こうしてサラサラのストレートヘアが手に入るわけですが、どんな美容師であれ、どんな薬剤を使っても髪へのダメージは残ります。
縮毛矯正はキューティクルが傷つきやすい
縮毛矯正では髪の組織を一度薬剤で破壊してしまうために、髪の表面のキューティクルもそれなりにダメージが残ります。そのため見た目にはサラサラロングヘアになったとしても、元々ストレートの人より縮毛矯正をしてストレートになった人の方がキューティクルが傷ついている場合が。
髪の毛が絡まりやすいのいはもちろん縮毛矯正をした方になってしまいます。縮毛矯正の髪へのダメージはこうした理由からだったんです。