オロナインはOK!硬結ニキビは切開?皮膚科での治療とニキビ跡を残さないために気を付けたいNGケア
皮膚科では硬結ニキビは切開?
硬結ニキビになりかけた硬い黄色ニキビは、触らなければ時間とともに落ち着いてくるものです。ですが、治りにくい体質の人もいるかと思うので、そのような場合は、ピーリング作用のある塗り薬やステロイド注射などを使った皮膚科での治療がおすすめです。切開治療になると思っている人も多いようですが、突然切開するようなことはないのでご安心を。硬結ニキビになってしまってからは、治療にかなりの時間がかかってしまうそう。本来的にはニキビがしこりのようになる前から予防的な意味もこめて皮膚科に行くのがベスト。「このくらいのニキビ」と思わず、早めに医師に相談しましょう。
ニキビケアにオイルはNG!?オロナインパックも逆効果になる可能性が!
ニキビケアにオイルを使うという人も少なくないようですが、油分で毛穴が詰まってしまう可能性が高いです。オイルの種類によっては、炎症を抑える効果のあるものもありますが、植物性のオイルなどは特に、菌のエサになってしまう可能性もあります。もしオイルを使うのなら、精製されたオイルをスキンケアの最後に「一滴だけ」が許容範囲です。ちなみに、同様の理由でオロナインをニキビがある部位にたっぷり塗る「オロナインパック」もあまりおすすめできません。ニキビケアにオロナインを使う場合には、最小限の量を優しく摩擦しないように塗るようにしてくださいね。
頻繁なピーリングもNG
ニキビを早く治したいあまりに、セルフで頻繁にピーリングを行うのは絶対にやめましょう。市販の安いピーリングの大半は肌への刺激が強いものばかりです。一時的に肌がツルツルするだけで、肌は大きなダメージを受けてしまいます。どうしてもピーリングがしたい場合には1~2週間に1回くらいの頻度に抑えましょう。
オロナインでのケアが合わない場合もある?
オロナインに含まれているクロルヘキシジンは、消毒液と同じ成分なので、逆に炎症を悪化させる可能性があります。ひどい場合は市販薬やオロナインに頼るより、なるべく早く病院にかかったほうがニキビ跡を残さないためにもおすすめです。
オロナインはニキビ跡にも効く?
オロナインはニキビ跡の予防・治療に効果があるとの口コミもあります。メーカーからはニキビ跡に効果があるとは言及されていませんが、保湿クリームとしても使えるので、洗顔した後に顔全体に塗ることでニキビやニキビ跡の予防効果が期待できます。
最後に
痛みやかゆみを伴って、多くの女性を悩ませる硬結ニキビ。オロナインを使ったり、どんなにがんばってもよくならない場合には皮膚科を受診してみるようにしましょう。これ以上ニキビが悪化しないようになるべく早くケアを始めることが最大のポイント。あきらめずに毎日しっかりと、コツコツケアを続けてみてくださいね。
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