一人っ子の割合はどれくらい?一人っ子の親がやってはいけない事

一人っ子の子育てで、気を付けなくてはいけないことがあります。
一人っ子でなくても、どう子育てをしたらいいかわからない親御さんもいらっしゃるかもしれませんね。
子供は一人だけ、と決めている人は、ぜひ子育ての参考にしてみてください。

一人っ子であることを可哀そうだと思う

一人っ子の子育てで注意をしなくてはいけないのは、子供を可哀そうだと思ってしまうことです。
兄弟姉妹がいなくて可哀そう。
一人でいる時間が長くて可哀そう。
確かにそうかもしれません。
でも、必要以上に親が子供を可哀そうだと思う必要はありません。

子供は、生まれた時からその環境にいるので、親が思うほど自分を可哀そうだとは考えてはいません。
親は一人っ子の子供を可哀そうだと思うあまりに、必要以上に甘やかしてしまうことがあります。
兄弟姉妹がいなくて可哀そうだから、わがままを言っても聞いてあげよう。
一人でいる時間が長くて可哀そうだから、欲しがる玩具は買い与えてあげよう。
その子育ては間違っています。
一人っ子であっても、我慢をさせることは大切です。

必要以上に厳しくしつける

一人っ子の子育てで注意をしなくてはいけないのは、必要以上に厳しくしつけてしまうことです。
上に書いたことの反対の子育てですね。
一人っ子だからといって甘やかしてはいけないと、なんでも我慢をさせるのも良くありません。
兄弟姉妹がいないので、一人っ子は悲しいと思う感情や辛いと思う感情を、自分の中にしか押し込めることができません。

本来、その場合は親が一人っ子の辛い感情をうけとめてあげて欲しいところです。
ですが、親が厳しすぎると、一人っ子の子供は親に甘えることができなくなります。
一人っ子の子供には、必要以上に厳しくしつける必要はありません。
しつけをどこまで厳しくしたらいいかわからない時には、自分の親や、ママ友など、子育て経験のある人に相談をしてみるのもいいですよ。

期待してしまう

一人っ子の子育てで注意をしなくてはいけないのは、プレッシャーをかけすぎないことです。
他の兄弟姉妹がいない分、一人っ子には色々な習い事をさせることができますよね。
ですが、本当にその習い事は、一人っ子である子供のやりたい習い事でしょうか。
親がやらせたいと思ってやらせているだけではないでしょうか。

一人っ子の子供は、周りの期待に応えたいと思う性格を持っています。
親がこうなってほしい、という思いを背負ってしまうのです。
学業を上げるための塾や、健康のためにと始めるスイミングなどもあると思いますが、趣味の域であるバレエや絵画、ピアノなどは、本当に子供がやりたいと思っていることなのかどうかを考えてあげることも大切です。

思い込んでしまう

一人っ子の子育てで注意をしなくてはいけないのは、この子はこういう子だと思い込んでしまわないことです。
この子は人見知りだから、友達と仲良くなれないのは仕方がない。
この子はおとなしい子だから、と思い込むことはやめましょう。

一人っ子に限らず、子供には色々な可能性があります。
親が思い込んで子育てしていまうと、せっかくの可能性をつぶしてしまうこともあります。
また、親が「この子はこうに違いない」と思っていることを、一人っ子はすぐに察知します。
そして、期待に応えたいという思いから、親が思う子になろうとするところもあるので注意をしましょう。

先回りして物を与えない

一人っ子の子育てで注意をしなくてはいけないのは、先回りして物を与えないということです。
一人っ子だと、親はその子のことだけを考えていればいいですよね。
そのために、一人っ子の子供が欲しいと思う前に、なんでも与えてしまうことがあるようです。

玩具や、お菓子、洋服など、何でも先回りして与えてしまっていませんか?
子供のうちには、我慢をするということを覚えることも大切です。
我慢をしたものを手にいれるために、努力することを覚えさせましょう。