移住者から見た田舎暮らしの実態(プラス面)

田舎暮らしって本当のところどうなの!?移住者の生の声をもとに実態を調査
(画像=『移住支援.com』より引用)

都市部からの移住者にとって戸惑う点も多い田舎暮らしですが、田舎だからこそ感じられるメリットもたくさんあります。田舎暮らしが自分に適しているか否かを見極めるためにも、田舎で生活するプラス面について検討してみましょう。
都市部から田舎へ移住した場合、以下のような実態を目の当たりにします。

・自然に囲まれる中でストレスが減った

・自給生活により無駄遣いが激減

・情報や物に振り回されなくなった

・騒音トラブルがなくなった

・都会よりも自由度の高い生活を送れる

田舎エリアには、都市部にない独特の環境があります。大自然が多いことから、精神的にも経済的にも快適な暮らしを実現することができます。
また、物や人が少ない田舎に移住することで、自分軸で自由に生きられる点もポイントです。騒音トラブルといった生活関連のデメリットとも無縁なので、都市部での生活に疲れている方にとって最適な移住先です。
それでは、各項目について詳しくチェックしていきましょう。

自然に囲まれる中でストレスが減った

自然環境の良さは、田舎暮らしが持つ大きな魅力のひとつです。田舎エリアには、手つかずの大自然がたくさん残っています。雄大な自然景観を見ながら日常生活を送れるため、都市部のような狭苦しさや窮屈さとは無縁の暮らしを実現できます。

また、緑に囲まれながら暮らすことで、精神的な健康効果を期待できる点もポイントです。森林浴には、副交感神経を高める作用があります。副交感神経が優位になることによってリラックス効果が高まるとされており、ストレスを効率的に発散させることができます。ビルに囲まれた都市部で暮らす場合、自然の癒し効果を味わうことは困難です。

「都会の生活に身も心も疲れ果ててしまった」「田舎に移住してストレスフリーな生活を送りたい」という方は、心身共に高い健康効果を期待できる田舎への移住を検討してみてはいかがでしょう?

自給生活により無駄遣いが激減

自給生活による支出の低減は、田舎暮らしに伴うプラスの実態です。自然豊かな田舎エリアへの移住を機に、自給自足生活を始める層が多くなっています。野菜や果物などを自分で育てられるので、その分の食費を節約できるというメリットがあります。

また、都市部のように物が多くない田舎エリアは、DIYに最適な移住先です。テーブル、本棚、ラックなどを自分で作成することにより、材料費以外の無駄な出費を抑えることができます。シンプルな田舎暮らしを楽しみながら無駄遣いを省けるため、無理なく節約したい方は田舎への移住を視野に入れてみましょう。

情報や物に振り回されなくなった

田舎移住の実態に、自分軸で暮らせる点が挙げられます。
都市部は、さまざまな情報や物で溢れています。目にするものや耳に入るものが多すぎることから、自分が本当にやりたいことや必要なものを見失いがちです。しかし、シンプルなライフスタイルが特徴的な田舎暮らしでは、余計な情報や物を自然にシャットダウンすることができます。

「自分が好きだからこうしたい」「自分はこれが正しいと思うからこうする」と自分の軸に沿って物事を決められるので、何かに左右されながら生きることをやめたい方におすすめです。

騒音トラブルがなくなった

田舎暮らしの良い点が、騒音トラブルと無縁の生活を送れるところです。
土地代が安い田舎エリアには、各家庭の敷地が広いという特徴があります。庭や畑などが住宅を取り囲むように設置されているケースも多く、隣の家と一定の距離を保つことができます。住宅同士が接近し過ぎていないことから、騒音トラブルが起こりにくい移住先です。

都市部で暮らす場合、隣近所との距離が近い住宅が大多数です。テレビや掃除機の音、音楽、犬の鳴き声などが響きやすく、常に騒音トラブルに巻き込まれるリスクを覚悟しなければなりません。「騒音トラブルに悩まされてストレスが溜まっている」「もっと騒音を気にしなくていい場所で暮らしたい」という方は、騒音トラブルが起こりにくい田舎への移住を検討してみましょう。

ただし、田舎暮らしをする場合も、集合住宅の場合は音が響きやすくなっています。騒音トラブルを防ぐ際は、古民家や一軒家などを選ぶのがポイントです。

都会よりも自由度の高い生活を送れる

田舎暮らしは、自由な生き方を実現したい方におすすめのライフスタイルです。
都市部のような忙しなさや慌ただしさがない田舎エリアでは、ゆとりある生活を送ることができます。何かに急かさせるような雰囲気を感じることもないので、自分らしくのびのびと暮らせる点がポイントです。

また、人口が多い都市部では、肩書や経歴で優劣が決められてしまう傾向にあります。失敗できないというプレッシャーや劣等感などを感じやすく、息苦しい生き方になりがちです。
一方で他人のスペックにあまり敏感でない田舎エリアの場合、肩書や経歴で他人を図ることはありません。等身大の自分でいられる環境なので、都市部よりも自由な暮らしを実現できます。