田舎暮らしの実態が分かるオススメの本5選

田舎暮らしって本当のところどうなの!?移住者の生の声をもとに実態を調査
(画像=『移住支援.com』より引用)

田舎暮らしの実態をより詳しく知りたい方は、書籍を参考にするのがおすすめです。
田舎移住に関する書籍には、多種多様な情報やリアルな実体験が記載されています。他のツールとはひと味違った情報を得られるので、多方面から田舎暮らしについて検討することができます。以下は、田舎暮らしの実態を学ぶのに最適な5つの書籍です。

・『誰も教えてくれない田舎暮らしの教科書』

・『田舎暮らし毒本』

・『生きる場所を、もう一度選ぶ 移住した23人の選択』

・『週末は田舎暮らし ゼロからはじめた「二地域居住」奮闘記』

・『週末移住からはじめよう:田舎に小さな家をもつ2拠点ライフ』

さまざまな立場や経歴を持つ人の田舎暮らしについて書かれており、自分に投影しながら読み進めることができます。各書籍の詳細をチェックし、自分にピッタリなものを手に取ってみましょう。

『誰も教えてくれない田舎暮らしの教科書』

『誰も教えてくれない田舎暮らしの教科書』は、清泉亮氏の著書です。自身も移住歴20年という経歴を持ち、東北地方から沖縄まで幅広いエリアでの移住生活を経験しています。都市部からの田舎定住者が少ないという実態に触れており、田舎暮らしに関するさまざまなデメリットを赤裸々に語っています。

「田舎への移住後も生き残るにはどんな選択をすべきか?」をテーマに、移住先の選び方、物件の探し方、地域住民との交流、コスト面における選択方法をイラスト付きで解説しているのがポイントです。実際に自分自身が移住者になったような気持ちで読み進められることから、田舎暮らしの成功率を高めることができる一冊です。

尚、各章のタイトルは、「田舎暮らしを決めるその前に」「理想の田舎に出会う秘訣」「後悔しない物件探しの秘訣」「知らないとヤバいお金の話」「複雑な人間関係がうまくいく秘訣」「都会の人には別荘地移住がお勧め」「田舎暮らしを快適にする7つの鉄則」となっています。

『田舎暮らし毒本』

『田舎暮らし毒本』は、田舎暮らしの現実や実態を隅々まで知りたい方におすすめです。著者の樋口明雄氏も都市部から田舎への移住者であり、田舎暮らし20年の実体験で感じたことを包み隠さず書き記しています。
各章は「移住前の段階」「ログハウス」「薪ストーブの話」「狩猟問題」「電気柵問題」「水問題」「他にも問題が山積み」「移住者と地元民」となっており、田舎暮らしで挙げられがちな問題点はもちろん、意外な落とし穴についても学べる一冊となっています。
「田舎暮らしの悪いところもきちんと知ってから移住するか決めたい」「田舎への憧れが強いからデメリットについても学んで冷静に考えたい」という方に最適です。

『生きる場所を、もう一度選ぶ 移住した23人の選択』

『生きる場所を、もう一度選ぶ 移住した23人の選択』は、田舎暮らし=仕事がないという問題点に向き合った一冊です。働くことを稼ぐための手段ではなく人生を楽しむための要素として取り扱っており、実際に田舎で楽しみながら仕事をしている23人の移住者たちのインタビューが掲載されています。

大きく4つの章に分類されており、各章のタイトルは「土地と人に、惚れました」「やりたいことが、ある」「住めば都、でした」「ここだから、やれる」です。シェフ、レストラン経営者、牧場オーナー、アートディレクター、ゲストハウス経営者、イラストレーターをはじめとする多種多様な仕事をしている移住者たちが、どのように田舎で働きながら人生を謳歌しているのかを読み解くことができます。

田舎移住後の仕事に関する不安を抱えている方は、『生きる場所を、もう一度選ぶ 移住した23人の選択』で選択肢の視野を広げてみてはいかがでしょう?尚、著者は小林奈穂子氏となっています。

『週末は田舎暮らし ゼロからはじめた「二地域居住」奮闘記』

『週末は田舎暮らし ゼロからはじめた「二地域居住」奮闘記』は、都市部と田舎の2か所で生きるライフスタイルについて書かれた一冊です。著者の馬場未織氏が都市部での子育てに違和感を持ったことを機に、平日は都市部、週末は田舎での生活をスタートさせました。

東京で生まれ育った著者が感じた都市部と田舎の違い、自然の中での子育て、より良い生き方、地元住民との関わり方などについて全8章に分けて記載しています。各章は、「田舎がない。田舎がほしい」「理想の土地を探して」「運命の土地との出会い」「週末は農家暮らし」「南房総-東京往復生活」「迷ったり、変わったり、確かめたり」「里山生活を内側から発信する」「二つの地域に住むということ」となっています。

2か所で暮らす移住スタイルの実態が気になる方は、『週末は田舎暮らし ゼロからはじめた「二地域居住」奮闘記』をチェックしてみましょう。

『週末移住からはじめよう:田舎に小さな家をもつ2拠点ライフ』

『週末移住からはじめよう:田舎に小さな家をもつ2拠点ライフ』の著者は、モリッシュ カントリー代表・友枝康二郎氏です。八ヶ岳に魅せられ、29歳の時に八ヶ岳のふもとにある長野県原村にログハウスを建てた経歴を持ちます。平日は東京で仕事、週末は長野県原村で田舎暮らしを続け、53歳で長野県原村への完全移住を果たしました。

そんな著者が「田舎暮らしに興味はあるけど仕事は簡単に辞められない」「ハードルが高くて田舎への移住になかなか踏み切れない」という移住検討者のために、6章に分けて都市部と田舎を往復する移住スタイルについて解説しています。各章の題名は、「八ヶ岳に一目ぼれ、いきおいで土地を買う」「家は小さく建てて、大きく育てるもの」「都会と田舎、どちらも楽しむ暮らし方」「はまるとやめられない!セルフビルドの愉しみ」「そして、僕も完全移住へ」「八ヶ岳で夢を実現した人たち」です。

田舎にセカンドハウスを持つ移住スタイルに関してはもちろん、子育て、住宅、仕事、自身が行っている移住応援ネットワークについても説明しています。段階的に田舎へ移住する方法が学べるので、週末だけの移住生活から始めたい方はぜひ手に取ってみてはいかがでしょう?

まとめ

田舎暮らしって本当のところどうなの!?移住者の生の声をもとに実態を調査
(画像=『移住支援.com』より引用)

田舎暮らしには、イメージと現実のギャップが大きいという特徴が見られます。そのため、移住を決行する前に田舎暮らしの実態について知っておくことが大切です。
都市部から田舎へ移住した場合のマイナス面とプラス面は、実際に自分が田舎暮らしに向いているかを考えるための判断材料として役立てることができます。
また、田舎暮らしを行う上で、経済面における実態を確認することも忘れてはいけません。1か月の生活費についても細かくチェックし、より具体的な移住計画を立てましょう。
今回ご紹介した書籍なども参考にして、移住者が田舎でどのような生活を送っているのか理解を深めてくださいね。


提供・移住支援.com

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