モラハラ夫の被害に遭いやすい女性の特徴は?

こんな言動には注意して!モラハラ夫の特徴と対処法教えます
(画像=『lovely』より引用)

では、モラハラ夫の被害に遭いやすい女性の特徴についても紹介します。もしあなたが夫の言動に対して、「これってモラハラ夫の特徴…?」と疑問を抱いているなら、ご自身もモラハラされやすい性格でないかどうか確認してみるのも良いでしょう。

モラハラ夫は、夫婦として過ごしているうちに、妻の性格をよく知り、自分がどう動けば自分の味方になってくれるか、自分が何をすれば妻は怖いと感じるのか、いうことを聞くのかなど、妻の操り方をよく知っています。

これからご紹介する「モラハラ夫の被害に遭いやすい人の特徴」に当てはまる女性が悪いわけではありません。モラハラ夫が巧妙なのです。

間違いなく、悪いのはモラハラ夫ですから、そこは自分を決して責めないでくださいね。ただ、いま夫からされている言動がモラハラなのかどうかを確認する判断材料として、今一度、ご自身の性格についても見つめてみましょう。

①情に流されやすい

モラハラされやすい女性の特徴として、情に流されやすいという特徴があります。これは、モラハラだけでなく、暴力などもそうですが、どんなにひどいことを夫がしても、最後に「ごめん、もうしない」とか「愛してるのは君だけ」なんて言われたらつい、情に流されて許してしまうのです。

その関係が長く続いてしまうと、本人たちも気が付かないところでヒートアップし、暴力であれば骨折などの大けがをするという例も少なくありませんよね。

モラハラは言葉だから、外傷がないためなかなか気づきにくいところはありますが、同じだけ心に傷を負っているのです。

②我慢強い

「結婚は忍耐」なんてよく言いますよね。確かに、夫婦になったからと言ってすべての意見が合致するわけでもないですし、お互い他人で育った環境も違う二人が一緒に暮らすわけですから、ある程度の忍耐や我慢は必要です。

でも、それで我慢しすぎて明らかなモラハラを見落としてしまっているケースも多々あります。他人から見たらどう見てもモラハラ夫なのに、妻側は「よくある夫婦喧嘩」ととらえ、我慢してしまうこともあるでしょう。

妻が我慢強ければ強いほど、モラハラ期間は長くなり、モラハラの内容もヒートアップしてしまうことでしょう。

③責任感が強い

モラハラされやすい女性の特徴として最後に、「責任感が強い」ということも挙げられます。「あんなに皆に祝福されて結婚したからには、すぐに離婚は出来ない」とか、「子どもには父親が必要だから、どんなに辛くても子どもが成人するまでは我慢する」などと考えてしまうのです。

ひとり親家庭の生活が厳しいのは事実ですが、父母そろった家庭がかならず幸せになれるとはいえないでしょう。伝統的な家族観の名残もあるかもしれませんが、責任感が強いと「家族」を保たないといけないと思ってしまうようです。

モラハラ夫の対処法は?どうすればいい?

では、実際に自分の夫がモラハラ夫だと分かった場合、どのように対策を取ればいいでしょうか。その対処法はどんなものがあるのか、ここから紹介していきます。

モラハラ夫とは離婚をしたほうがいいでしょうけれど、子どもが小さかったり新婚だったり、色々な理由から離婚をすぐには決意できないという人もいるでしょう。

離婚までいかなくても、モラハラ夫のモラハラ言動を少しでも制御させる対策を紹介させていただきます。

①スルースキルを身に着ける

モラハラ夫への対処法として、まずはスルースキルを身に着けるという対処法があります。

スルースキル、つまりは受け流すということです。モラハラ夫が言っていることに耳を貸さなければ、その言葉に傷ついたり理不尽な言い分に腹を立ててしまったりすることも抑えられるでしょう。

モラハラ夫が言っていることをさも聞いているかのように「そうですね。すみません」たまに「確かに…」などと言っておくといいでしょう。

これはあくまでもモラハラをやり過ごす対策であって、モラハラを根本的にやめさせるための対処法ではないため、「離婚する前の間」などと期間が決まっている人にはおすすめです。

②第三者に相談する

モラハラ夫への対処法として、実母や義理実家に相談するというのもあります。実母に相談すれば、「子どもを連れて一度かえっておいで」と一時的にでも避難させてくれることでしょう。そうすることでお互い冷静になることが出来るというメリットがあります。

また、義理実家が信頼できるご家族であれば、そちらに相談することも非常に効果的な対処法です。

前述のとおり、モラハラ夫は自分の立場が悪くなることを非常に恐れているという特徴がありますから、自分の家族に自分の一番見られたくないところを知られた上に、人として最低なことをしていると知られることを恐れます。

しかし、義理実家はモラハラ夫の方を持つことも多いので細心の注意が必要です。

③行政窓口や専門家に相談する

行政窓口や専門家に相談するというのもモラハラ夫への対処法として有効でしょう。公共の運営する相談所であれば公平に判断したりアドバイスをもらえるでしょうし、なにより相談した事実を秘密にしてもらえるのは大きいですよね。

八方ふさがりでどうしようもないという方は一度相談してみてはいかがでしょうか。