マンネリから夫婦喧嘩…仲直りできない夫婦が多い!?
夫婦喧嘩をしても、なあなあになっておしまい…。そんな仲になってはいないでしょうか?長年、夫婦をやっていると、付き合いたての新鮮な恋愛感情も少しずつ形を変えていってしまうことってありますよね。
もちろん、交際歴が長いカップルでも、こういうことってあるものです。いつまでもラブラブでいたいと思っていた人でも、2人のたゆまぬ歩み寄りなしには、マンネリを防ぐのはなかなか難しいもので…。
些細なことでの喧嘩も、塵も積もればお互いの関係性に影響しますし、ちょっとずつのズレであったとしても、それがかさんでいけば、気づいた頃には、仲直りすることができないほどの大きなズレになってしまいます。
心の溝は深くなる一方で、夫婦仲も悪化の一途…。惰性で夫婦としてやっていくことはできても、気持ちよく過ごせるはずがありません。事あるごとに、「またか…」という感情がこみ上げてくることでしょう。
実は、その都度しっかり仲直りをできないまま、「結婚した以上我慢も必要だし…話し合うのもめんどうだから、もういいや」と、開き直りを繰り返してしまい、自らマンネリを招いてしまっている夫婦は多いものです。
ちょっとしたこと、少しの我慢…そういった経験が増えることで、仲直りはおろか、冷めていく原因にもなってしまいます。このまま…仲直りできないまま、お互いがハッピーな気持ちでいられない関係で良いのでしょうか?
仲直りできない…危険な夫婦喧嘩ってどんなもの?
喧嘩するほど仲がいいなんて言えるのは、お互いが素直に向き合えているからです。それに、怒るのって体力使いますし、一緒に暮らす相手ともなると、細かいことなんてどうでもよくなってくることもあることでしょう。
しかし、仲直りできないほどとなれば、夫婦仲も危険な証拠。もしかしたら、すでに冷めている関係なのかもしれません…。これからのあなたの人生をも狂わせてしまう、よくない喧嘩の内容を少しご紹介しますね。
仲直りできない危険な夫婦喧嘩①見て見ぬふりで放置
一番陥りがちなのが、夫婦喧嘩になるのも、仲直りするのもめんどうだからと、見て見ぬふりをして、溜め込んでいってしまう冷戦状態です。
冷戦とはいえど、家庭内では必要以上に接さないようになってしまっていたり、思うことがあっても言わなかったり…あるいは、喧嘩を繰り返した結果、まるで家庭内別居状態の毎日になってしまうと、仲直りどころではない関係になってしまいます。
お互いを否定するような暴言が多い喧嘩をしてしまった場合、「言い合ったところで、またどうせ不快になるだけだ…」と、話し合うのではなく無視や干渉しない、❝一線を置いた関係❞になる気持ちもわからなくはないのですが。
そのままいても、お互いに引き下がることができず、ずーっと平行線のまま…どんどん気持ちが離れていく一方になって、取り返しのつかないことになってしまいます。
仲直りできない危険な夫婦喧嘩②どちらかの意見のみで終わる
喧嘩になると、いつも夫婦のどちらかの意見ばかりが採用されている状況になっていないでしょうか?
もちろん、本当にお互いがそれで納得できていて、それでよしとなっているのであれば良いのですが、仲直りもできない状況で、どちから一方ばかりが我慢をし続けている・折れてばかりいるというのは、夫婦関係悪化の原因のひとつです。「優しい人だから許してくれる」、そんなぬるい考えから、上下関係のようになってしまいます。
あまりにどちらかの我が強く、押し切られるような夫婦仲では、いくら優しい伴侶であっても、一方にばかり我慢が蓄積していき、気持ちが冷める原因になってしまうのは当然のこと。
相手に自分の思うままを期待するのは、良いことではありません。しかし、だからと言って「この人には言っても聞く耳持たないから、もう私が我慢してればいいのよ…」と投げやり・諦めに似た感情になっていれば、夫婦関係が苦行に感じられることでしょう。
仲直りできない危険な夫婦喧嘩③お互いに歩み寄る気ゼロ
勝ち負けのようにしか見えておらず、「ここで謝ったら負け!」、「歩み寄る姿を見せたら、相手が図に乗るから引き下がらない!」…こんな負けん気で、相手を打ち負かそうとしている喧嘩は、要注意です。
お子さんがいらっしゃるご家庭では、特にこういった夫婦関係は、子どもにも悪影響を及ぼす可能性があります。夫婦の仲を、子どもってしっかり見ているものです。同じようなことを、子どもがお友達にしてしまうかもしれません。
仲直りできない危険な夫婦喧嘩④子どもを巻き込んだ喧嘩
厳しい言葉の飛び交う夫婦喧嘩を、お子さんの前でしていないでしょうか?はたまた、子どもの目の前での喧嘩は避けられたものの、子どもにお父さんの悪口や文句・愚痴を思わず話してしまっていませんか?
ちょっとした意見の行き違いで、イラッとしてしまうこともあることでしょうし、喧嘩をした後に、ちゃんと仲直りができない状況では、そのイライラを解消できずに引きずってしまうこともあるでしょう。
しかし、子どもの前での口論や、お互いを悪く言うような発言を聞かせてしまうのは、子どもの心を傷付けてしまうことがあります。百歩譲って、子どもの目の前で喧嘩してしまったとしても、仲直りするところまで見せているのであれば、仲直りのしかたまで見て学ぶことができますし、喧嘩をしても笑い合っている両親の姿に安心もできるのですが…。仲直りできないままでは、子どもも不安にもなって、暗い家庭になってしまうかも…。