仕事で振り回され限界を迎えた時に現れるサイン
人に振り回されるのに慣れていると、つい「これくらい平気」と限界を無視して仕事をしてしまうことも珍しくありません。
しかし自分の限界を見誤れば、大きな健康被害に繋がることもあるため要注意!
これから紹介する「限界なときに現れるサイン」を参考に、自分のストレス度をチェックしてみてください。
体調不良が続く
何だかずっと胃が痛い、肩こりや頭痛が慢性化している…など、ストレスによって現れる症状はさまざま。
しかし「ストレスを感じている間は体調不良が続く」というのはどの症状にも当てはまる共通点であり、長引く体の違和感があるなら一度ゆっくり自分の気持ちと向き合う必要があります。
また、大きな病気の可能性もあるため決して自己判断せず、きちんと病院を受診し医師の判断を仰ぐことも大切ですよ。
体重の増減が激しい
仕事で振り回されることが続いている人は、一度体重を計ってみましょう。
ストレスは人間の食欲に変化をもたらし、何を食べても満足できず食べ過ぎたり、反対に何も食べたくなくなり食事が疎かになったりする人もいます。
短期間で大きく体重が変化している人は、本人も気づかないうちに心が限界を迎えているのかもしれません。
体重は目に見える「わかりやすいストレス指数」なので、定期的にチェックする習慣をつけましょう。
睡眠に変化があった
人は強いストレスや不安がある中でぐっすり眠ることはできません。
睡眠は取らないのも取り過ぎなのも問題なので「何だか最近寝つきが悪い」「どれだけ寝ても常に眠い」など、どちらの場合であっても注意が必要です。
良質な睡眠はストレス緩和にも効果をもたらす大切なもの。
何だか睡眠の質が低下しているな、と感じたら薬やお酒に頼るだけでなく、寝る前にマッサージをして体をほぐす、落ち着くアロマを焚いてリラックスするなど工夫してみてくださいね。
いろんな物事に興味がなくなった
好きだった趣味に没頭できなくなった、メイクやファッションへの関心が薄れてきたなど、以前は好きだった物事にも関心が薄くなるのはとても危険な状態です。
「仕事で振り回される」という不安因子の力が強すぎて、他のことが考えられなくなってしまっている可能性があります。
単にその日は気分が乗らなかったという可能性もありますが、友人の誘いに応じるのも億劫に感じることが増えた人や、何もしない休日が増えた人は早急な対処が必要です。
まずは気が済むまでのんびり過ごしてみる、景色の綺麗な場所へ行ってリラックスするなど、自分を労わってあげましょう。
仕事のミスが増えた
仕事で振り回されオーバーワーク気味になると、思考力や判断力が鈍り仕事のミスも増えやすくなります。
オーバーワークでミスが増える原因は、ストレスや脳の使い過ぎ、目や体の疲労などさまざまな理由が考えられますが、どの場合であっても「オーバーワークをやめること」が一番の対処法です。
ミスを招きやすい状態で仕事を続けることはさらに大きなミスに繋がりやすく、効率的な仕事方法とはいえません。
仕事で振り回されるのに疲れた!と思ったときは
「ストレスが限界!」「振り回されてばかりの仕事に疲れた!」そう思ったら、まずは自分を労わり蓄積した疲れを癒すのが先決です。
ここからは、仕事で振り回されたあなたに試してほしい、3つのストレス発散法を紹介します。
自分をたっぷり褒めてご褒美を与える
「仕事で振り回されてばかりの私はなんてダメな人間なんだ…」と自分を責めても、気持ちは明るくなりません。
まずは「頼まれた仕事をこなした自分は偉い!」と自分で自分を褒めてあげましょう。
美味しいものを食べたり、欲しかった物を思い切って購入してみたりと、分かりやすくご褒美を与えるのも効果的!
たとえ誰かに振り回されたとしても、あなたが頑張ったことは紛れもない事実です。
その事実に目を向け、自分をきちんと褒めてあげてくださいね。
頼れる人に話を聞いてもらう
信頼できる友人や家族、彼氏などに相談したり、思いっきり飲み明かしたりする方法も、落ち込んだ気持ちを明るくしてくれます。
仕事で振り回され続けるとどんどん自信がなくなり「自分は振り回されても仕方ない人間なんだ」なんて考えがち。
しかし、プライベートであなたを大切にしてくれる人の優しさに触れることで「そんなことない!振り回されるなんてやっぱりダメ!」と正しい判断力が戻ってくるはずです。
趣味に没頭して仕事から離れる
まだ趣味を楽しむ余裕が残っているなら、思いっきり趣味に集中してみてください。
仕事のことを完全に忘れる時間は、ストレスを発散させリラックス効果をもたらします。
あまり気乗りしない時でも、過去に好きだった映画や本を見返すだけで思いのほか楽しめることもありますよ!
ムリに「趣味に集中しなきゃ!」と気負う必要はないので、自分が「楽しい」と思えることをやってみましょう。