本当は嫌なのに、つい仕事場では他人に振り回されてしまう…という人は案外多いですよね。この記事ではそんな「振り回される人」の特徴や、振り回されずに仕事を進めるコツをご紹介します。
仕事で振り回される人の特徴8選
仕事で振り回される人には、いくつか共通する特徴があります。
これから紹介する特徴が自分に当てはまっていないか、まずは確認してみましょう。
真面目で仕事ができる
真面目な人や仕事ができる人は、人から頼みごとをされる機会が多く、しょっちゅう仕事で振り回されます。
周囲からの人望が厚い証拠でもありますが、頼みごとの頻度も頻繁になればさすがに疲れてしまいますよね。
また、真面目で仕事ができる人ほど「仕事がうまく回っていない状況」を嫌うため、自分が我慢することで仕事が回るなら…と振り回されることを受け入れてしまうのも一因です。
控えめで大人しい
控えめな性格の人や強く自己主張しない大人しい人も、仕事で振り回されることが多いです。
控えめで大人しい人は押しに弱い部分があるため、強くお願いされると「NO」と言えずそのまま押し流されてしまいます。
場合によっては、そんな大人しい人の性格を利用して大量に頼みごとをする人もおり、大きなストレスをためてしまう危険性もあるため注意が必要です。
空気が読める
人の感情や周囲の空気に敏感な人も、仕事で振り回されることが多いでしょう。
的確に空気が読める人は未来を先読みする能力にも長けているので「断れば相手はがっかりするだろうな」「断ると空気が悪くなるかも」と想像し、ムリしてでも他人の頼みごとを引き受けてしまうのです。
しかし、結局オーバーワークとなり大変な思いをすることも多く、周囲からは「よく仕事で振り回されている人」という目で見られてしまいます。
人から嫌われるのが怖い
人からどう見られているのかが気になり嫌われることを過剰に恐れる人も、自分の意見を強く言えず仕事で振り回されてしまいます。
自分に自信がないことも多く「何か役に立たなければ、自分は嫌われてしまう」と思っているため、理不尽な要求などもつい受け入れてしまうのです。
常に「嫌われないために」「好かれるように」と思って行動するので、結果的に人からいいように使われ、仕事で振り回されやすくなります。
頼まれると断れない
お願い!と強く頼まれると断れない「お人好しタイプ」の人も、仕事では振り回されやすいです。
いつの間にか周囲には「頼めば何でもしてくれる人」という印象が付き、困ったときはとりあえず呼ぶ…なんてキャラになってしまう可能性も。
人に優しくできるお人好しな性格は決して悪いことではありませんが、お人好しな一面を仕事で発揮すると「振り回される人」になってしまうこともあるので気をつけましょう。
誰かに必要とされたい気持ちが強い
誰かに認めてもらいたい、必要とされたい気持ちが強い人も、仕事ではたくさん振り回されるでしょう。
承認欲求が強い人は誰かから理不尽な頼みごとをされても「頼みごとをされる自分は相手に認められている」と考え受け入れがちです。
しかし、実際は相手から都合よく利用されているだけのケースも多く、後々気づいて深く傷つくことも少なくありません。
人を疑わず何でも信じてしまう
素直な性格で人を容易く信じてしまう人も、仕事では振り回される傾向にあります。
「僕の仕事を君が手伝えば、君のためにもなるから」など事実とは異なる口車にも簡単に乗ってしまうため、人から利用されやすいのです。
素直な性格は長所でもありムリに直す必要はありませんが、付き合う人や信じる人はきちんと見極めるようにしましょう。
とっさの状況判断が苦手
仕事で振り回される人の中には、とっさの判断を迫られると頭が真っ白になる人もいます。
混乱している間に相手が一方的に話を進め、気づけば大量の仕事を押し付けられていた…なんてことも珍しくありません。
状況判断が苦手な人は自分が「パニックになりやすいシチュエーション」をよく自覚し、相手に待ってもらう言葉を事前に用意しておく、独自の状況判断方法を身に着けるなど対処が必要です。