いきなり妊娠初期に出血をしてしまったら、どうしたら良いのかパニックになってしまう妊婦さんが多いはずです。心も体も変化の大きい時期の妊娠初期に、出血となれば一番に頭をよぎるのは流産の2文字ですよね。原因や対処法など詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にして下さい。

妊娠初期に出血

予期せぬ妊娠初期の出血は、妊婦さんにとってとてもショックが大きいと思います。

そして何よりも流産をしてしまうのではないかと不安な気持ちでいっぱいだと思います。出血と一括りで言っても、出血の色や量にもよって緊急性の高い出血と、様子を見てから産院で診てもらう出血とがあります。

予期せぬ出血をして、この記事を読んでいる妊婦さんへ一番お伝えしたい事があります!
まずは落ち着いて出血の状況をしっかりと確認をして下さい。お腹の赤ちゃんもママの不安な気持ちを受け取ってしまいます。

ご自分の出血の色(生理みたいなピンク色や鮮血、赤黒い)や量(少量か多量か)をしっかり確認する事で、産院にかかる時もどの様な状況なのか落ち着いて伝える事が出来ますし、迅速に適切な診察や対処にも繋がります。

妊娠初期に出血する原因と対処法、どんな状況には注意が必要なのか詳しくご紹介しますのでご参考にして下さい。

妊娠初期の出血の原因と対処法は?注意すべきなのはどんな時?
(画像=『Lovely』より引用)

妊娠初期に出血をしたらどうするべき?

妊娠初期の出血は珍しい事ではないと言われています。

実際多くの妊婦さんが妊娠初期に出血の経験があるんです。
出血の中には心配の要らないものも多くありますから、今の状況が急を要するものか否かを見極めて対処をしましょう。

ポイントは、出血の色が薄いピンク色か生理みたいな鮮血かと、出血量が少量か多量かです。

妊娠初期の出血の原因と対処法は?注意すべきなのはどんな時?
(画像=『Lovely』より引用)

なぜ出血は起きるの?

ではなぜ妊娠初期に出血が多いのでしょうか。

それは、妊娠をすると子宮の粘膜に充血が起こり易いからと言われています。
子宮の粘膜が充血をすると、少しの事で出血がしやすくなるんです。妊娠初期の出血には緊急性のないケースが多い事は覚えておきましょう。

妊娠初期の出血の原因と対処法は?注意すべきなのはどんな時?
(画像=『Lovely』より引用)

どんな時に注意が必要?

一方では、子宮外妊娠や流産などの異常が起きている事のサインの場合もあります。出血の色が薄いピンク色から生理みたいな鮮血になってきた場合や、出血量が少量から増えてきた場合など、出血以外の症状も伴う時には迷う事なく産院へ連絡をしてください。

薄いピンク色なら大丈夫などとネットに書いてあるからと過信はせずに、少量でも出血があった場合は掛かりつけの産院へ相談して、適切な対処をするようにしましょう。

特に生理みたいな鮮血が多く出ている場合は早めの対処をしましょう。

妊娠初期に出血した時の対処法

少量多量に関わらず出血が見られた場合の対処法です。

まずは落ち着いて、一番最初にする事は生理用のナプキンをあてましょう。最初は少量でも後から出血の量が増える場合もあるので、出来るだけ吸収率の高い多い日夜用を使用すると安心できます。

次に、掛かりつけの産院へ連絡を入れましょう。この時も落ち着いて今の状況を伝えるようにしてください。今の状況をメモしてから連絡をすると落ち着いて説明できると思います。

妊娠初期の出血の原因と対処法は?注意すべきなのはどんな時?
(画像=『Lovely』より引用)

妊娠初期に出血をしたら産院へ連絡(1)

産院へ連絡をしたら、主に伝える事をご紹介します。

①いつ頃から出血が始まったか
②今の週数
③出血の量が少量か多量か
④出血の色(茶色やピンク、生理みたいな鮮血など)
⑤お腹にハリのような違和感や痛みがあるか

この5つは必ず産院へ伝える様にしましょう。
産院から聞かれる場合もありますので、メモをして持ち歩くようにすると良いと思います。