何をしても楽しくないと感じる時によくある原因③生い立ち
生き方・性格に直結する生い立ちになにか問題があって、何をしても楽しくないと感じてしまうこともあります。家庭(遺伝)は人の性格の形成に大いに関係するものですからね。
これは、生まれながらに背負った根が深い話なので、簡単には解決できないと思う人も多いかも知れませんが、原因をしっかり見極めて、受け取り方を少し変えるだけで、すっきりできることもあるので、諦めないでください!
何をしても楽しくないと感じる原因は家庭環境が良くなったから…
幼い頃から両親が不仲だった…喧嘩しているのをよく見ていた…DVやモラハラなど、両親の日頃の態度や対応から、いつも気を遣ってきたり、家族にも関わらず空気を読んで過ごしてきたりしている場合、心に傷を負ったまま、大人になってしまいます。
家庭環境に原因がある場合、なにが大変って『それが当たり前』として育ってきてしまったので、苦しいという自覚がないまま過ごしている可能性が高いこと。
親の不仲・離婚・毒親などは、決して子供が選んでその環境にいるわけではありません。親の心に問題があるわけですしね…。親元を離れて自立して、家庭以外の世の中を知って治る人もゼロではないのですが、大半の方がその心の闇を背負ったままなので、社会にもまれた時に折れてしまうことは多々あります。そのひとつの症状として、何をしても楽しくないという感情が生まれることもあるのです。
何をしても楽しくないと感じる原因が生い立ちの場合の解決策
生い立ちに原因がある場合は、一番根が深いため、解決には少し時間がかかるケースが多いものです。こういった原因がある場合は、『気分を切り替えるために適度な運動をしましょう!』『アロマを使ってリラックス♪』なんて、ありきたりの方法で対処しても、そう簡単に根本から立ち直れるものではありません。
根本に向き合っていないのですから、一般的な気分の切り替え対策をやっても一向に気分が改善されるはずはないんですよね…。
親の離婚や不仲などを経験して育った方の場合、自分を押し殺して生きる癖がついてしまうことが多く(空気を読み過ぎたり、本音を伝えなかったり)、なによりも自分の本音を素直に出して行くことが必要になってきます。
ただ、親の関係・家族関係などの生い立ちが原因で、何をしても楽しくないと感じていることに気づいていない人も多いのが事実。どんな対策をしても抜け出せないという方は、心療内科なども悪くないものですよ♪
何をしても楽しくないと感じる時によくある原因④恋愛
失恋を機に、心を閉ざしてしまう方もいますよね。本気で結婚をするつもりだった人との思いがけない別れもあるでしょうし、片思いが実らなかった経験など、人それぞれの恋愛がうまくいかなかったケースがありえるもの。それぞれの恋愛感情に重い・軽いはないでしょうが、失恋の仕方によっては傷つき、心を上手に切り替えられなくなることもあるでしょう。傷が大きいほど、何をしても楽しくないと感じてしまっても当然なんですよね…。
良い終わり方なら、何をしても楽しくないとは感じず、明るくフレッシュな気持ちで新しい毎日を過ごす気にもなれるかもしれません。しかし終わり方次第では、自分を否定された気持ちになるような経験もあるでしょうし、信じていた相手に裏切られたり、嘘をつかれていたりしたのであれば、なおさらふさぎ込んでしまうこともあります。失恋に限らず、パートナーとの喧嘩などでも、どん底な気持ちになってしまうことも否めませんしね…。
何をしても楽しくないと感じる原因が恋愛の場合の解決策
恋愛は一人の意思でできるものではありませんし、精神面の話をすれば、一歩間違えると依存のようになってしまうこともあります。まず、恋愛といえど、人は人という自分との境界線を明確にするよう意識してください。
『失恋には新しい恋が一番!』なんて巷ではよく言われますが、恋愛は無理してどうこうするものではありません。自分のためにも時間は必要ですし、見て見ぬふりをして誤魔化すのはNG!根本原因を解決しておかないと、今後の恋愛でも失敗する可能性は大です!
恋愛って自分を知れるタイミングでもあるので、焦って苦しい恋愛を続ける前に、うまくいかなかった原因について考える時間も必要な時。そこで『恋愛していないと不安…』という気持ちが少しでもあるのであれば、恋愛依存傾向があるのかもしれません。
恋愛がきっかけで、何をしても楽しくないと感じてしまう時に考えて欲しいことは、自分自身の心や恋愛傾向についてです。幸せに生きるために、自分に向き合ってみませんか?