カメラ初心者あるある④写真が暗すぎるor明るすぎる

カメラあるある第1弾!カメラ初心者が陥りがちな失敗
(画像=『トランカ』より引用)

写真が暗すぎるor明るすぎるというのも、カメラ初心者が陥りやすい失敗のひとつ。ではなぜ暗すぎたり明るすぎたりしてしまうのか、原因と解決法を見ていきましょう。

写真が暗すぎるor明るすぎる原因

カメラは明暗差に弱いため、撮影場所によって設定を変えなければいけません。例えば、明るいところが適正な設定で撮ると、暗い場所は暗くなりすぎてしまいます。設定が適切でない場合、撮影した写真が暗すぎたり明るすぎたりしてしまうのです。

また、カメラは明暗差のある被写体が苦手。明暗差のある被写体を撮影するときに、「測光」と呼ばれる光の基準の測り方を正しく設定しなければ、暗すぎたり明るすぎたりしてしまいます。良い明るさの写真を撮るためには、測光の設定も変えたほうが良いかもしれません。

露出値と測光を見直そう

解決法としては、露出値を適切に設定することが挙げられます。露出とは、写真を撮るときに取り込まれる光の量のこと。基本的には、自動露出の設定にしておくとその場所に合わせた明るさに調節してくれます。それでも暗すぎる場合や明るすぎる場合には、露出値を少しずつ調節してみましょう。

また、測光で悩む場合は「多分割測光モード」(メーカーによって名称が異なる)に設定するのがおすすめ。多分割測光モードは、逆光などの状態でも適切な露出が得られやすく、効率よく撮影できます。写真が暗すぎたり明るすぎたりする場合は、測光の設定がどうなっているのかも確認してみましょう。

カメラ初心者あるある⑤水平・垂直が取れていない

カメラあるある第1弾!カメラ初心者が陥りがちな失敗
(画像=『トランカ』より引用)

斜めで撮ったほうがおしゃれに写る場合もありますが、写真の基本は水平と垂直。水平・垂直が取れていない写真は、不安定で雑な印象の写真に仕上がってしまいます。ではなぜ水平・垂直が取れないのか、原因と解決法を見ていきましょう。

水平・垂直が取れない原因

水平・垂直が取れていないというのは、特に風景写真を撮るときによくある失敗。自分では水平・垂直を保てていると思っても、シャッターを押した衝撃でずれてしまうこともあります。水平・垂直が取れていない写真は、不安定で雑な印象の写真に仕上がってしまうため、この後紹介するアイテムを使って、水平・垂直を意識できるようになりましょう。

水平・垂直を取る方法は4つ

解決法としては、以下の4つが挙げられます。

  • グリッド線を出す
  • 水準器を使う
  • 三脚を使う
  • 撮影後に修正する

グリッド線とは以下の記事でも詳しく紹介していますが、カメラを使用するときにスマホの画面を分割するガイド線のことです。グリッド線を出すと、垂直・水平が一目瞭然。構図を決めるときにも役立つので、グリッド線は出しておくようにしましょう。

水準器や三脚を使うのもおすすめです。それでも水平や垂直にならなかった場合は、撮影後に修正することもできます。レタッチソフトやアプリなどを使って、水平・垂直になるように修正しましょう。

カメラ初心者あるある⑥ゴミが写りこんでいる

カメラあるある第1弾!カメラ初心者が陥りがちな失敗
(画像=『トランカ』より引用)

最近は、SNSなどに解像度の高い写真を上げている方も多くいらっしゃると思います。解像度が高い写真ほど気を付けたいのが、ゴミの映り込み。写真にゴミが写りこんでしまうと、写真の良さも半減してしまいます。ではなぜゴミが写りこんでしまうのか、原因と解決法を見ていきましょう。

ゴミが写りこんでしまう原因

イメージセンサーやレンズにほこりなどのゴミが付着してしまうことで、写真にゴミが写りこんでしまいます。写真にゴミが写りこんでしまうと、そのゴミがとても目立ってしまうのです。特にカメラ初心者の中には、イメージセンサーをクリーニングすることを知らずに、長い間掃除をしていない方もいらっしゃいます。カメラのクリーニングがしっかりできていないと、写真にゴミが写りこんでしまうのです。

ゴミを取り除いてきれいな写真に

真白な壁や紙、または快晴の空などを撮影して同じ場所にゴミが写るようであれば、レンズやイメージセンサーが汚れている証拠。まずは、レンズとイメージセンサーをクリーニングしましょう。カメラをクリーニングするために、クリーニングキットを1セット持っておくと便利です。スマホカメラの場合も、定期的にレンズを掃除しましょう。

また、ゴミが写りこんでしまった写真をきれいにしたい場合は、レタッチソフトを使ってゴミを消すのがおすすめ。「Lightroom」や「Photoshop」を使って、写真に写りこんでしまったゴミを消しましょう。