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2018/08/26

お金持ちになれない「プアマインド」の中身とは?

(写真=Paulik/Shutterstock.com)
(写真=Paulik/Shutterstock.com)
(本記事は、ミアン・サミ氏の著書『毎月5000円で自動的にお金が増える方法』かんき出版、2018年7月23日刊の中から一部を抜粋・編集しています)

※以下、書籍より抜粋

自分の中の「プアマインド」を認める

1万円と1時間、どちらが大切ですか?

この質問の意図を深読みされた方は、「どうせ『1時間のほうが大切』が正解で、『時間は何より大切である』とかなんとか解説するんでしょ」と思ったかもしれません。

いえいえ、この質問は良い悪いを問うものではなく、あなたに「自分が奴隷」だと気がついてもらうためのものですから、そもそも正解はありません。

ですから、深読みの必要はありません。

この質問で、「人生の時間は限られている。だから、1万円よりも1時間のほうが貴重である」と回答された、そんなあなたに問いたい。

「では、あなたはその1万円よりも大切な1時間を、いったい、いくらで会社に売り渡していますか?」

つまり、「時給1万円以上もらっていますか?」ということです。

もらっていないなら、言っていることと、やっていることが違っていますよね。

もし、「自分は時給1万円以上だ」というなら、今、その仕事を辞めても、お金はあなたのためにお金を稼いで、「時間」を生んでくれる状態になっていますか?

時間は有限、お金は無限ですから、私も1万円より1時間のほうが大切だと思っています。

だから、自分のかけがえのない時間を浪費しなくてもいいように、自動的にお金が増える仕組みを作って、「お金が時間を稼いでくれる」ようにしているのです。

一戸建てを手に入れたら幸せですか?

断言します。家を買って、ローンを組んだら………即、奴隷です!

それなのに、日本人は「一国一城の主になって一人前という、親の代からの「呪いのテープ」が頭の中で回っている人が多い。

私にも、持ち家を持って安心を手に入れたいという人の気持ちはわかります。

しかし、持ち家は多くの場合、資産ではなく負債です。

30年ものローンを組んで、一生働かないと返せない借金を背負うのは、時間とともに確実に価値が下がる「持ち家」という負債のために、自ら奴隷の道を選択しているとしか思えません。

なぜなら、転売して利益が出る駅前の優良物件を買えるのは、お金持ちだけ。

多くの人は、ローンの完済時には資産価値が下がる物件にしか手が出せないからです。「ローンを返し終われば、自分のものになるから賃貸住宅よりいいのでは?」ですって?
 
もし30年間、奴隷でいたいのなら、どうぞ家を買ってください。

リッチマインドの人は、転売可能な高価値の物件しか購入しません。あるいは、自分が住まずに家賃を取れる物件を購入して、「持ち家に働いてもらう」ようにします。

ただし、それを実現している人はごくわずかです。

年収3000万円にあこがれますか?

天気が悪いのは誰のせい?

ごく普通の会社員なら、年収3000万円どころか、年収1000万円でもあこがれることでしょう。

しかし、リッチマインドの人たちの回答は「ノー」です。

年収3000万円なんて少ない……と、そういうことではありません。そもそも、「年収が多いこと」にあこがれている時点でプアマインドなのです。

私はかつて金融マンだったころ、年収で1億円以上を稼いでいました。

しかし、税金は高いし、生活水準を上げてしまったために出ていくお金は多い。結局、手元に残るお金はほとんどなし。

働いても働いても自由にはなれませんでした。惨めな人生と言っても過言ではありません。

「1億稼いで、何も残らないなんて、俺はアホか!」という思いでした。

何が言いたいかというと、年収にこだわってたくさん稼いでも、生活のレベルが上がると出ていく金額が増えて、お金はどんどん消えていく。

ですから、お金にこだわらず、「資産」を増やすことにこだわるべきなのです。

リッチマインドの人は、収入にはこだわらない。

「手元に残って、収入を生み出してくれる資産」のほうに注目するということです。

いくら収入を追いかけても、永遠にお金持ちにはなれません。

天気が悪いのは誰のせい?

たぶん、あなたは「誰のせいでもない」と回答されたのではないでしょうか?

ごめんなさい。これ、実はひっかけの質問でした。

この質問でお伝えしたかったのは、そもそも、リッチマインドの人は「悪い天気なんて存在しない」という考え方を持っているということなのです。

たとえば、通勤時間に大雪が降ったら最悪の天気って思いますよね。でも、雪合戦がしたい子どもや、雪不足に悩んでいたスキー場の人にとっては最高の天気です。

つまりは、とらえ方次第だということ。

「晴れ」という天気、「雨」という天気、「雪」という天気は存在するけれど、「いい天気」とか「悪い天気」というものは存在しないというわけです。

市場環境も同じ。

マーケットの暴落を「ヤバイ」と思うか「チャンス」と思うかは、とらえ方次第。ちなみに、株の暴落は投資家にとってはまたとないチャンスです。

私も土地が暴落したときに、ほぼ全財産をはたいて不動産を買い漁って成功をつかみました。

要は、「景気が悪いからお金が増えない」と環境のせいにするのはプアマインド。

「この景気でどのように資産を増やそう?」と、自分の考えや行動を中心に考えるのがリッチマインドというわけです。

いくら税金を払いたいですか?

借金が好きですか?

「税金なんて、1円も払いたくないに決まっているだろう!」

そんな、怒り交じりの声が聞こえてきそうです。

でも、現状は……、取られ放題ですよね。

会社員なら、源泉徴収で払いたくもない税金を、全員がきっちり払わされる。答えと行動が矛盾しています。

要は、「税金を取られたくない」と思っているのに、何も手を講じていないことが、「プアマインドを持った奴隷」なのです。

「そんなことを言われても、日本に住んでいるんだから仕方ない」

ですって?
 
その「環境のせいにする」のがプアマインドなのです。

税金を抑えて(脱税ではありませんよ、念のため)、自分の資産を増やす方法はあります。

あとは、自分の中の「お金に対するブレーキ(洗脳)」を解いて、誰でもできる資金運用を実行していただくだけ。

1つだけ肝をお伝えすると、給料から一定額を天引きして、それを未来の自分に渡してあげる仕組みを作ればいいのです。
(画像=Webサイトより ※クリックするとAmazonに飛びます)

ミアン・サミ(みあん・さみ)
1980年生まれ。デューク大学在学中より株、FXなどに投資し資産運用を始める。大学卒業後、日興シティグループ証券(現シティグループ証券)入社。その後、イギリス系のヘッジファンドに移籍。2009年、太陽光パネルメーカーを興すが大失敗。翌年、再起のためドイツ証券入社。その傍ら個人投資に力を入れ、目標資産10億円に到達。2016年に退職後は畑違いの飲食フランチャイズ事業に挑戦し、経営者として成功。

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