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2020/10/01

40代独身女性に投資信託をオススメする理由。今から資産運用を始めても遅くない!

(写真=PIXTA)
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40代独身女性にとって不安なのは、「この先もずっと一人で生きていくとすると、老後資金は足りるかな?」といったことではないでしょうか。

そんな不安を解消するために、筆者は今すぐにでも投資信託で資産運用を始めることをおすすめします。この記事では、なぜ40代独身女性に投資信託をおすすめするか、どんな投資信託を選べばいいかをお伝えします。投資未経験者でもわかりやすく解説しますので、ポイントをしっかり把握して不安を解消しましょう。

40代独身女性、“資産運用”は必須!

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“資産運用”、40代は始め時

20~30代の頃は、投資に回せる資金がほとんどない方も多いでしょう。しかし40代は収入が増え、比較的お金に余裕ができる年代なので「資産運用の始め時」と言えます。

投資にはリスクがつきものですが、そのリスクを少しでも抑えるためには、できるだけ長期で運用することが大切です。定年まである程度時間的に余裕がある40代は、資産運用を始めるベストタイミングと言えるでしょう。

若い頃はあまり考えなかった「老後」を現実のものとしてしっかり見つめながら、お金の不安を自ら解消していけるのも40代なのです。

何から始めればいい?迷ったら「投資信託」がオススメ

投資といえば、株や不動産、FX、金などが思い浮かぶかもしれません。しかし40代独身女性にオススメしたいのは、ズバリ投資信託です。

投資信託は、投資家から集めた資金を大きな資金とし、運用の専門家が債券や株式などに投資・運用する金融商品です。少額から始められ、運用の手間もかからないため投資初心者でも始めやすいといえます。

「少額から始められて手間もかからないのであれば貯金でもいいのでは?」と思うかもしれませんが、ご存じのとおり現在の銀行の利息はあってないようなものです。メガバンクの普通預金の金利は0.001%なので、100万円を1年間預けたとしても利息は10円にしかならず、それではお金は一向に増えません。

効率的にお金を増やすなら、投資信託のような金融商品に投資する必要があります。もちろん投資にはリスクがつきものですが、リスクをきちんと把握した上で管理できれば、不安は解消されるのではないでしょうか。

詳しくは後述しますが、投資信託には投資初心者でもリスクを抑えられる「長期運用」「積立」「分散」の要素があります。税制優遇のあるNISAやつみたてNISA、iDeCoを活用すれば、さらに資産を効率良く増やすことができます。

40代独身女性に投資信託をオススメする5つの理由 

なぜ、40代の独身女性に投資信託がオススメなのでしょうか。その理由を5つご紹介します。

オススメする理由1:少ない金額から購入できる

株式投資や不動産投資はまとまったお金が必要ですが、投資信託なら100円から始めることができます。しかし100円では増えていくスピードがあまりにも遅いため、現実的ではありません。5,000円や1万円といった無理のない範囲で投資をしていきましょう。

オススメする理由2:リスクを分散できる

投資の基本は資産をいくつかの金融商品に分けて、リスクを分散することです。投資信託は、1つの商品の中で株式や債券などに分散投資をします。
例えばある株の価格が下がって損失が発生しても、他の金融商品の利益によって相殺されるといったことがあるのです。

また、毎月決まった金額の商品を購入するため、安い時にはたくさん買い、高いときには少なく買うことになります。これによって取得価格を平準化できるので、高値掴みをして大きな損失を被るリスクを抑えることができます。

さらに、投資期間が長くなるほど価格変動リスクは小さくなる傾向があります。このように、投資信託にはさまざまなリスクに上手く対処できる工夫が詰まっているのです。

オススメする理由3:投資の知識があまりなくても始めやすい

積立型の投資信託は、一度積立設定をしておけば毎月自動的に指定した商品を購入してくれます。一般的な投資信託も一度購入すれば、後は専門家が運用してくれます。深い投資の知識も必要なく、売り時や買い時を気にしなくてもいいので、忙しい40代独身女性にぴったりです。

オススメする理由4:仕事や生活のペースを落とさずに投資できる

20~30代の頃とは違って、40代ともなれば責任あるポジションについている人も多いでしょう。投資を始めたことで値動きが気になってしまい、仕事に集中できなくなるようでは本末転倒です。投資をするなら、仕事や生活のペースを落とすことなくできるものを選ぶべきです。このことからも、プロに運用を任せられる投資信託は40代の独身女性に適していると言えます。

オススメする理由5:非課税制度のiDeCoやつみたてNISAを利用できる

通常、投資で得た利益には20.315%(復興特別所得税含む)の税金がかかります。iDeCoやNISAは、運用益が非課税になる制度です。これらの制度を利用して投資信託を購入すれば、さらに効率良く資産を増やすことができます。

例えば運用益が10万円だった場合、通常なら20.315%の税金がかかるため、手元に残るのは79,690円です。iDeCoやNISA、つみたてNISAを利用すれば、10万円をそのまま受け取ることができます。これは大きな差ですね。

さらに、iDeCoなら毎月の積立金が全額所得控除の対象なので、所得税や住民税が減るというメリットもあります。

40代独身女性が投資信託を始める時のポイント

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貯金のすべてを投資に回さないこと

投資信託は、元本が保証されている金融商品ではありません。つまり、資産が減ってしまう可能性がゼロではないということです。収入がなくなってしまっても数ヵ月は生活ができるくらいの預貯金を確保した上で、余剰資金で投資をするのが鉄則です。

リスクを見据えて安定的に運用すること

投資にはどのようなリスクがあり、どうすればそれと上手く付き合えるのかを知ることはとても大切です。大きなリターンには大きなリスクが潜んでいます。短期的に売買を繰り返す手法は大きな利益を狙える分リスクも大きいため、長期で安定的な運用を心がけましょう。

どのくらいを投資に回せばいい?40代独身女性のお金事情から投資額を考える

40代独身女性が投資を始める際は、現在の生活を維持しつつ、老後資金がいくら不足しているのかといったことも考えて投資額を決める必要があります。投資額を検討するにあたって、40代独身女性のお金事情を見てみましょう。

2016年の総務省消費実態調査によると、40代女性の平均年収は約395万円、預貯金の平均は936万円でした。

この預貯金額に、世間を騒がせた「老後資金2,000万円不足問題」をそのまま適用すると、1,064万円不足することになります。

仮に40歳の女性が定年(60歳)まで勤めたとすると、20年で1,064万円を補わなければなりません。単純計算で、1,064万円÷20年÷12ヵ月=4万3,000円を毎月貯めていく必要があります。

運用利回り4%の投資信託で積み立てる場合は、毎月2万9,000円を積み立てれば目標の1,064万円に到達します。696万円の元本に対して、運用益は367万円です。いかに投資効果が高いかがわかると思います。

毎月2万9,000円の積み立てが難しい場合や、「最初は怖くてそこまで投資に回せない」という人は、無理のない範囲で始めてもいいでしょう。このタイミングで無駄な出費がないか確認しておくことも大切です。

40代独身女性、投資信託で選ぶなら何がいい?     

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投資信託は2020年7月末現在、約6,000本もあります。この中から選ぶのは至難の業ですよね。

そこで、投資信託を選ぶ際のチェックポイントと、おすすめの銘柄を3つピックアップしてご紹介します。

つみたてNISA対応の投資信託がおすすめ

前述のとおり、つみたてNISAは少額から始められる、長期・分散投資を支援する制度です。年間40万円を20年間積み立てることができ、運用で得た利益は20年間非課税です。せっかく投資を始めるなら、少しでもお得な制度を利用しましょう。

約6,000本のうち、つみたてNISA対応の銘柄は約180本なので、6,000本の中から選ぶよりは選びやすいはずです。

つみたてNISAで投資できる商品は、国が定めた基準を満たす投資信託とETF(上場投資信託)に限定されているため、投資初心者でも安心して始められます。ただし、必ず利益が出るという保証はないので注意してください。

投資初心者はインデックスファンドを選択する

投資信託は、インデックスファンドとアクティブファンドに大別できます。アクティブファンドは、日経平均株価や東証株価指数を上回る運用を目指しているため、値動きが大きいのが特徴です。

一方インデックスファンドは、日経平均株価や東証株価指数(TOPIX)との連動を目指して運用されます。値動きが小さい傾向があり、わかりやすいため投資初心者に適しています。インデックスファンドには、信託報酬(手数料)などの運用コストが安いというメリットがあるので、投資初心者はインデックスファンドを選ぶようにしましょう。

世界の資産に分散投資をしているファンドを選択する

投資信託を選ぶ時は、世界の資産に分散投資をしているものを選ぶようにしましょう。投資の基本の一つ「分散」をここでも適用するのです。
投資信託の中には特定の国だけに投資するファンドもありますが、その国の社会情勢が悪くなると投資信託の価格が下がってしまいます。

世界中のあらゆる資産に分散投資をするためには、1つのファンドの中で株式、不動産、債券などに分散投資がされているものを選ぶと、上記のような値下がりリスクを抑えられます。

投資信託を選ぶ際は、世界中のあらゆる資産に分散投資をしているものを選ぶようにしましょう。

40代独身女性にオススメの投資信託3つ

上記を踏まえて、40代独身女性にオススメの投資信託を3つご紹介します。

1)    eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
株式、債券、不動産(リート)に分散投資をしているファンドです。日本を含む先進国や新興国の8資産に均等に投資できます。信託報酬(手数料)も0.154%と安く、投資初心者向きと言えます。

2)    SBI・全世界株式インデックス・ファンド 【愛称】雪だるま(全世界株式)
こちらはc、日本株を含む全世界の株式に投資しているファンドです。先進国だけでなく、新興国の株式にも投資しています。信託報酬は0.1102%と格安。世界中の株式に投資したい場合は、 SBI・全世界株式インデックス・ファンドをオススメします。

3)楽天・全米株式インデックス・ファンド
アメリカで上場するほぼすべての株式に投資できるファンドです。その数約4,000銘柄。アメリカの株式市場が上向きになれば、かなりのリターンを期待できます。アメリカの中小型株式に投資できるファンドとも言えます。

資産運用は40代から始めても遅くない

40代独身女性が投資を始める場合は、投資信託がオススメです。中でもつみたてNISAに対応している投資信託を選べば、運用益が非課税で、投資の知識があまりなくても運用できるので忙しい女性に適していると言えます。資産運用を始めるのは、40代からでも遅くありません。いつまでにいくら必要になるかを計算して、コツコツ投資を始めましょう。

ことりえ
奈良県在住のフリーライター。長年生命保険の営業に従事した後、ライターとして独立。会計・税務・保険の記事を中心に執筆活動をしています。FP資格保有
奈良県在住のフリーライター。長年生命保険の営業に従事した後、ライターとして独立。会計・税務・保険の記事を中心に執筆活動をしています。FP資格保有
 

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