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2020/09/01

スマホで簡単に株取引!株アプリの注意点・選び方を解説

(写真=PixieMe /stock.adobe.com)
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最近は、株取引もスマホで簡単にできるようになっています。簡単に取引できるとはいえ、株アプリを利用する際の注意点もあります。アプリ自体もいろいろありますので、自分にあったアプリを選びましょう。今回は、株アプリを利用する際の注意点や選び方を解説します。

スマホで株取引!セキュリティなど注意するところはある?

(写真=naka /stock.adobe.com)


「スマホで株取引ができる」と言われてもセキュリティ面などが気になって、一歩踏み出せないという人も多いでしょう。パソコンを使わずスマホだけで株取引ができるのは便利です。心配なところは事前に解消しておきましょう。スマホでの株取引で注意すべきポイントを3つ紹介します。

通信環境が悪化すると取引がスムーズにいかない場合がある

スマホはどこでも気軽に利用できるからこそ、その分通信環境上のトラブルも起こりやすいといえます。ギガ不足も問題になりがちです。それらが余計なストレスを生み、焦って失敗や取引ミスにつながる可能性もあります。また、取引できたか心配することもあるかもしれません。いつでもどこでもできるからこそ、取引場所や通信環境は十分に自己管理しましょう。

パソコンにはできてもスマホではできないことがある

パソコンツールと比べると、多くのスマホアプリは内容が簡略化されています。初心者にとっては嬉しい反面、慣れてくると機能に物足りなさを感じがちです。この理屈は株取引であっても同じで、多くの株取引アプリでは機能に制限が設けられています。

代表例を挙げると、多くの株アプリでは「単元未満株の取引」ができません。特殊な取引注文も、できたりできなかったりさまざまです。これらの取引がしたい場合は、パソコンと併用しましょう。

個人情報漏洩防止のためにセキュリティソフトなどの導入が必要になる

スマホは個人情報の宝庫です。人によってはパソコンよりも大切な情報が詰まっています。株取引は、あなたの資産情報の一部を使うものです。スマホで株取引をするなら、セキュリティソフトの導入や指紋認証などの対策をしましょう。

また、スマホはパソコンよりも紛失しやすいものです。過去に無くしたことがある方やなんらかのトラブルに遭遇したことがある方は、紛失した場合も考慮してセキュリティ対策をした方がいいでしょう。

スマホで株取引をするメリットとは?

(写真=yumeyume/stock.adobe.com)


スマホで株取引をする一番のメリットは、「いつでもどこでも株取引ができる」点です。通勤途中や昼休みであっても取引可能です。日中の立ち合い時間にパソコンを開く時間がなく、取引できなかった人には、嬉しいですね。

また、スマホの株アプリは、メニューが見やすく操作性に優れているものが多くあります。取引が簡単にできるので、投資初心者ほど心理的な負担感なく取引ができるでしょう。

株取引に使うスマホアプリの選び方

(写真=beeboys /stock.adobe.com)


株取引に使うスマホアプリを選ぶ際は、「気になる銘柄を登録できる数量」と「スピード注文ができるかどうか」を確認、あとは「NISA対応しているもの」を選ぶのがおすすめです。

すでにどこかの証券会社に口座があり、そのうえでスマホアプリでも株取引をする……という場合は、その口座がある証券会社のスマホアプリがおすすめです。多くのネット証券ではパソコンとスマホを共有させることもできますから、より便利に取引できます。

多くのスマホアプリでできる取引は、国内株式の現物・信用取引のみです。それ以外の、たとえば米国株や先物・オプション取引、NISA取引などができるアプリは限られています。投資中級者以上で、それらの取引もしたい場合は、取引できるアプリを選びましょう。

スマホアプリの利用料は基本的にどこも無料です。複数の証券会社で口座も作れますし、アプリを含めて取引する証券会社自体も自由に変えられます。しかし、複数の口座は作るのも管理するのも面倒です。なるべく最初からベターな取引先を選ぶよう心がけましょう。

株取引に使いたい!証券会社アプリ5選

(写真=Oran Tantapakul /stock.adobe.com)


大手証券会社のアプリは、どこも使いやすい仕様です。しかし、チャートの見やすさや投資情報の多さなど、細かい部分で違いがあります。

投資初心者から経験者まで使いやすい証券会社アプリを5つ、その特徴をふまえて紹介します。自分の取引スタイルにあったアプリ探しの参考にしてください。

松井証券 株touch

他との比較 「無期限信用取引」が可能、PC同期ができない
安全性 指紋認証
投資対象 国内株式(現物・信用)、先物・オプション取引、NISA
PC共有 不可
最低金額 銘柄次第
対応機種 iPhone・Android両方


【向いている人】
・一日の約定合計50万円まで手数料0円かつ特殊な信用取引もあるので、相応に投資経験がありつつ少額の取引を好む人

松井証券の株touchは、国内の株式取引だけでなく、先物・オプション取引やNISA口座での取引もできるようになっています。充実した投資情報も得られますから、投資初心者から上級者まで幅広い投資家におすすめできるアプリです。

SBI証券 株アプリ

他との比較 銘柄登録数1万は圧倒的、為替については少し弱め
安全性 顔認証可
投資対象 国内株式(現物・信用)、NISA
PC共有 可能
最低金額 S株(単元未満株)の購入が可能
対応機種 iPhone・Android両方


【向いている人】
・一日の約定合計50万円まで手数料0円、他との見劣りもほぼないので初心者に無難なアプリ

SBI証券の株アプリは、投資対象は国内株式に限られているものの、登録できる銘柄数が1万件という圧倒的な数字を誇っています。SBI証券では、他に「積立、FX、先物・オプション取引、CDF」それぞれの専用アプリもあるので、ぜひ使い分けましょう。

楽天証券 iSPEED

他との比較 とにかく「情報比較」に強い、単元未満株の扱いには弱い
安全性 顔認証可
投資対象 国内株式(現物・信用)、先物・オプション取引、FX、米国株、NISA
PC共有 可能
最低金額 銘柄による
対応機種 iPhone・Android両方


【向いている人】
・一日の約定合計50万円まで手数料0円、情報比較に強いので慎重に情報を精査して取引したい初心者におすすめ

楽天証券のiSPEEDは、幅広い銘柄を取引でき、それぞれに対応した充実の投資環境を用意してくれています。生体認証が採用されているため、安全性も高くなっています。初心者には情報量の多さがネックになるかもしれませんが、簡単発注が補ってくれるでしょう。

マネックス証券 マネックストレーダー株式スマートフォン

他との比較 めっぽう「情報比較」に強め、NISA対応ナシで出入金もできない
安全性 顔認証可
投資対象 国内株式(現物・信用)
PC共有 可能
最低金額 銘柄による(ワン株注文できない)
対応機種 iPhone・Android両方


【向いている人】
・一日の約定合計300万円まで手数料定額2,500円、情報比較や出入金ができないので、多めに取引したい、あえて出入金しにくい取引先を選びたい人向き

マネックス証券のマネックストレーダー株式スマートフォンはNISA対応していないアプリです。しかし、株取引なら普通にできます。米国株やFX、先物取引などに対応したアプリもあるので、したい取引に合わせて利用しましょう。

GMOクリック証券 株roid

他との比較 めっぽう「登録銘柄数」は多め、NISA取引できず出金もできない
安全性 指紋認証
投資対象 国内株式(現物・信用)
PC共有 可能
最低金額 銘柄による
対応機種 Androidのみ(iPhoneはiClick株で取引可)


【向いている人】
・一日の約定合計20万円まで手数料234円、出金ができないので、ついついお金を使ってしまう投資初心者におすすめ

GMOクリック証券の株roidは、取引できるのは国内株式のみで、NISA対応は照会のみとなっています。

スマホアプリで株取引をするやり方

(写真=morita/stock.adobe.com)


スマホアプリを利用した株取引の方法をSBI証券の「株アプリ」を例にご紹介します。
まずは、取引したい個別銘柄のページで「取引」ボタンを押しましょう。
 

(スクリーンショット :著者撮影)


次は以下のような画面が表示されます。この画面で、自分がしたいと思っている取引内容を選びましょう。ひとまず今回は、もっとも基本的な取引である「現物を買う(現物買)」を選びます。

(スクリーンショット :著者撮影)


最後に、詳細な注文内容を入力する画面が現れます。自分の意向にあわせて入力しましょう。

また、初心者の場合は、それぞれの専門用語の意味を知っておく必要があります。今回の画面に表示されている用語は以下のような意味です。

・預り区分:あなたの預かり口座がどちらなのかです。
・注文種別:「通常」以外は少し特殊な注文です。初心者は通常で注文しましょう。
・・OCO:値上がり時の利益確定注文と値下がり時の損切り注文を同時に出せる。
      片方の注文が成立したら、もう一方はキャンセルされる。
・・IFD:売買両方の注文ができ、売り注文は買い注文が成立した時に限って有効になる。
・・IFDOCO:OCO・IFDの合わせ技。買い注文が成立したら2種類の売り注文が有効。
・株数:文字通りの株数。現在は基本的に100株単位。
・価格:その株をいくらで売買したいのかを注文します。初心者は指値が安心かも。
・・成行:価格を指定しない売買注文。とにかく取引を成立させたい時に。
・・指値:価格を指定する売買注文。指定条件にならないと取引されない。
・・逆指値:希望より上がったら買い、下がったら売る。指値とは売買が逆の注文。
・執行条件:簡単にいえば「いつ」取引したいのか。初心者は「なし」で大丈夫。
・・寄指:寄付(午前と午後の初めの取引)での指値注文。成立しなかったら注文失効。
・・引指:引け(午前と午後の最後の取引)での指値注文。成立しなかったら注文失効。
・期間:「いつまで」今回の取引注文を維持するのか。初心者は「当日中」が安心。
・取引パス:あなたの取引時のパスワードを入力します。

すべてを入力したら、右下の「発注」を押せば注文完了となります。

(スクリーンショット :著者撮影)


アプリによっては、さらに取引方法を簡略化しているものもあります。自分にとって見やすい、取引しやすいと思えるものを選びましょう。

自分にあったアプリで株取引をはじめよう

(写真=Paylessimages /stock.adobe.com)


スマホの株取引アプリは、提供している証券会社それぞれに特徴があります。スマートフォン用に最適化されているとはいえ、あなたが使いやすいかどうかは別の話です。ストレスのない株取引のためにも、自分の取引スタイルにあったスマホアプリを選びましょう。

 
文・
所属・CFP🄬 一級FP技能士
山本FPオフィス代表。商品先物会社、税理士事務所、生命保険会社を経て2008年8月に独立。現在は日本初の「婚活FP」として、婚活支援をしながら、婚活中の方や結婚直後の方など、主に比較的若い方のご相談を多数承っています。
HP : http://yamamotofpoffice.com/

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