聞き上手な人…というとあなたはどんな人を思い浮かべるでしょうか。実はその聞き上手さんになるにはテクニックが必要なのです。本当に聞き上手な人とは相手の本当に話したいことを上手に聞いてあげることが出来る人。聞き上手になるコツとテクニックをご紹介します!

聞き上手になるには?

聞き上手になりたい!聞き上手になるにはどうしたらいい?

聞き上手、と言われる人は、本当に信頼されている証。だからこそ聞き上手な人になりたい!そう思う人も多いのではないでしょうか。

人は昔から集団で生活をしています。それがゆえに「誰かに話しを聞いてほしい、認めて欲しい。」という心理が働く時も往々にしてあるのです。心理学用語でいうと承認欲求という言葉になります。

あの人は本当に聞き上手だ。あの人に話をすると気持ちが楽になるという評価を得ている人ほど、本当に厚い信頼の持ち主。もちろん男性女性問わずモテることは間違いありません。

具体的に、聞き上手になるにはどうしたいいのか。聞き上手になるコツやテクニックタブーも交えてご紹介いたします。

男性と女性では「この人は聞き上手だ」と感じるタイプが異なります。女性にモテる(人気を博する)聞き上手な人と、男性からモテる聞き上手な人とでは重きを置くポイントが違うためコツが必要である等の詳細も含めて、丁寧にご説明します。

男性にも女性にもモテる為の傾聴術をご紹介

話の聞き上手になるには傾聴術を身に着けよう

傾聴術とは呼んで字のごとく人の話に耳を傾けること、なおかつ「聴く」という積極的に相手の言葉をくみ取ろうとする姿勢を表します。

誰でも、自分の話を一生懸命に聞いてくれる人と流し聞きする人とではどちらに話を聞いてほしいのかは明白ですよね。
だた話を聞いてほしい時、相談に乗ってほしい時、慰めて欲しい時、共感して欲しい時など人には様々な「人に話を聞いてほしいタイミング」があります。
そういった心理におちいった時には出来れば信頼が置けて、他の人に話の内容が漏れることなく、気持ちよく話をさせてくれる聞き上手な人に話を聞いてほしいと思うでしょう。

聞き上手な人の特徴として、人が気持ちよく話せるコツを心得ています。そしてその人が聞き手側にどんな対応を求めているのかも含めて,、聞き上手な人は話し手が話しやすいベストな環境を作り出してあげることができるのです。

それは人の話を聞くという経験と、相手の心理をくみ取るテクニックを持っているからこそ成せる業。
相談や話を聞いてほしいと持ちかけてくる人が男性なのか、女性なのかでも大きく変わる対応方法に柔軟に応じることが出来るのです。

そういった聞き上手の人は男性だけに限らず女性にも人間的モテるのです。
異性としてだけではなく同性からも人間としてモテる存在でありたいと願う人もいるでしょう。
相手を思いやる気持ちがあればその時点でもう十分なのですが、より相手と寄り添える傾聴術をご紹介します。

【聞き上手になるコツ①】共感

聞き上手になるには、まずは共感から

聞き上手な人の特徴として、まずは相手の気持ちに共感することが出来ます。
この共感する時のテクニックとしては、まずは相手の気持ちに対して「そうだよね。」と共感するだけではなく相手の感情をも汲み取ることが大切です。
「つらかった」のか「苦しかった」のか「嬉しかった」のか「感動した」のか相手の感情を汲み取りましょう。
相手の感情に合わせて表情を変えたり、共感の後に「こんな感情になったんだね。」といった相手の感情の反復をする事がコツです。

そうして共感と共に自分の感情を汲み取ってもらった側は目に見えて相手に自分の感情を理解して貰えたという安心感と気持ち良さが心の中に広がります。

共感する側として心がけておきたいのは共感するということは理解とは違います。必ずしも理解するということをする必要はありません。あくまでも「共感」をするだけでいいのです。これは心理学的にカウンセリングをする人間も意識していることです。相手がきっとこんな気持ちだったのだろう、こんな思いをしたのだろうと自分の中で推測し相手の感情に寄り添うという事がテクニックなのです。

そういった共感を得た人は、自分の感情に共感してもらえるというだけで仲間意識が生まれて仲間であるという心理が働き、次から次へと自分の感情を聞いてほしくなるのです。

【聞き上手になるコツ②】労いや賞賛は具体的に

聞き上手になるには、抽象的な表現は避ける

聞き上手になるためには、相槌の返し方や賞賛の仕方なども一工夫する必要があります。
聞き上手な人の特徴として、褒めたり労いの言葉をかけるときに抽象的な話し方はしません。

それは、話している相手に「例えばどんなどころが?」という質問が来た時に抽象的な返し方をすると説得力がないだけではなく、相手のことを落胆させかねないからです。

例えば相手が頑張ったことに対して結果が出なかったとき、抽象的な励まし方として「がんばったてたと思うよ」と抽象的な褒め方をしたとします。

しかし相手から「頑張っていたって、たとえばどんなところがそう思ったの?」という返事がきたとき。
この時に抽象的な褒め方しかしていない人は言葉に詰まります。そうすると話をしている側の人間は「適当に言ってただけじゃん!」と励ましたつもりが逆に地雷を踏んでしまいます。

こういった事態にならないように、相手を労ったり賞賛したりするときはできるだけ具体的に褒めるテクニックを身に着けておきましょう。

「私(俺)、こんなに頑張ったよね!」といった表現をしてくる人の特徴としては心理学的に「頑張っていると認められたい。」という承認欲求が働いているので、相手の頑張っていたところや凄いと思ったところをできるだけ具体的に褒めてあげるのがコツです。

「毎日○○してたんでしょ?頑張ってると思うよ。」「貴方が○○をずっと頑張っていたことは誰にでもできる事じゃない。」といった相手を肯定してあげる言葉を伝えるとよいでしょう。

そうすることで相手はただぼんやりと「すごい」「がんばってたよ」と軽く答えているわけではなく本当に自分のことを凄いと認めてくれている、と心が満たされていく事を実感できるのです。